戦姫絶唱シンフォギアライダー~歌姫達と新たな夢の守り人~ 作:ルオン
懐かしい夢を見た。
それは、俺が目覚めた時の夢だ。
目を覚ますと、俺はカプセルの中にいた。
カプセルの前には、黒タイツの奴等と白いスーツを着た奴等が数人いた。
俺はカプセルから出され、台に乗せられて拘束された。
そして白衣を着た黒タイツの奴等が、俺の脳に手を加えようとしたその時、扉が爆発した。
その扉から、1人の男が入ってくる。男は俺の拘束を解き、一緒に奴等のアジトから出ていった。
俺と男──
保護された俺は、乾 巧から真実を聞かされた。
俺が何者か、何の為に生まれたのかを聞かされた俺は、名前をつけられた。
俺を助けた乾 巧は友人である男、
直後、乾 巧の体から細かい灰が出てきて、青白い炎が出始めた。
完全復活を果たせなかった乾 巧の寿命は、僅かのものだったらしい。乾 巧───いや、兄貴は俺の肩を掴んで言った。
「俺の代わりに、世界を………人の夢を守ってくれ………頼んだぞ?」
そう言い、兄貴は灰となって消えた。
俺は泊 進ノ介───父さんの養子になり、他のライダー達に鍛えてもらい、仮面ライダーとなった。
鍛えあげられた俺は、あちこちの黒タイツの奴等――ショッカーと、白いスーツの奴等――財団Xの支部を潰して回り、やがて異世界へと旅立った。
異世界を周り、俺はその世界の住人達と共に世界を救ってきた。
そこで俺の視界は光に包まれる。
目を開くと、俺の視界には赤い炎が映っていた。
そこで俺は何があったのか思い出し、体を起き上がらせる。
すると目の前には、体から黒い液体を流す怪物がいた。
「ファイズの意志を継ぐ者が現れたと聞き、殺しに来たんだが、まさかここまで強いとはな」
「あぁ………思い出した。帰ってきたら、おたくらが攻めてきたんだっけな?んじゃあれは、走馬灯か?」
俺はそう言いながら立ちあがり、自分の状態を確認する。仮面は壊れ、頭から血が流れていた。
「いつもなら回復してんだけどな………俺もそろそろ兄貴のとこに行く時期かね~?不死鳥の俺が死ぬ………可笑しな話だな」
「不死鳥?」
「なんだ?知らねぇのか?俺の正体をよ?」
そう言って、俺は背中から青白く燃える翼を出し、地面に突き刺していた黒い刀身の剣と、変わった形をしている斧を抜き取る。。
「見せてやるよ………不死鳥の……夢の守り人の力をな」
「無駄だぜ?幾らファイズの力でも、俺を倒すことはできないぜ?」
「いんやできる。奥の手ならな」
〈Exceedcharge Exceedcharge Exceedcharge Exceedcharge Exceedcharge Exceedcharge〉
〈Overcharge〉
俺はベルトにつけているケータイのEnterキーを6回押す。それにより、俺の体は赤く発光し、翼が青白い炎から紫色の炎へと変わる。
「な、なんだそれ!?」
「な~にただの…………命の炎だ!!」
俺は上空に飛びあがり、炎を全身に纏う。その炎で俺はある存在の姿を形成した。
「ふ、不死鳥············フェニックス!?」
「父さん······母さん······英志·······皆·······どうか元気で…···············うぉおおおおおおお!!」
不死鳥――フェニックスの形に炎を形成した俺は、怪物に向かって突っ込む。。
「く、来るな!!来るなぁあああああああ!?」
「往生せいやぁああああああ!!」
─ドガァアアアアアアアン─
俺は怪物にぶち当たり、大爆発を起こした。
爆発した俺は静かに目を閉じ、今までの事を思い出す。
後悔はない。俺を受け入れ良くしてくれた人達を守れたんだ。心残りがあるとしたら、異世界で会ったダチ達ともう会えない事くらいか。
(どうか皆·······幸せになれよな?)
そう願いながら、俺は体の感覚が無くなっていく感じた。
やがて俺は意識を手放した
筈だった
「馬鹿野郎!!まだ此方に来んのは早えよ!!」
(えっ?)
聞き覚えのある声に怒鳴られ、俺は意識を取り戻す。
同時に、体が暖かい何かに包まれるような感じなり、体全体の感覚が戻ってくる。
目を開くと、俺───
「………どうなってんの?」
この日を境に、俺の運命は大きく動き出したのであった。
新しいファイズが出るのと、シンフォギアXDでファイズがコラボすると聞き作り直した、ファイズとシンフォギアのクロス作品になります!
次回は転移した零鳥が戦います。
次回も是非読んでください!