ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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未だに、その背中を

「ここが、試練の場所か」

 

そうしながら、俺達は尾上さんと大秦寺さんが行う試練の場所へと入る。

周囲の光景は、前回の飛羽真の試験と似た雰囲気をしていた。

 

「飛羽真の時は、上條さんが相手だったが、まさか今回も」

 

そう考えていた時であった。

俺達の目の前に二人の人間が現れる。

その手には二人の持つ聖剣を各々を持っている事も分かる。

だが、その二人の姿を見ると、尾上さん達は驚きを隠せなかった。

 

「マジかよ」「まさか」

「知り合いなのか?」

 

それに対して、二人は頷く。

 

「亀セン、俺にこの剣を託してくれた師匠だ」「俺に、鍛冶を教えてくれたお爺様だ」

「という事は、二人の師匠という事」

「あぁ、そうなるな」

 

同時に二人は笑みを浮かべていた。

 

「久し振りと言って良いのかな」

「お久しぶりです。まさか、こうしてまた会えるとは嬉しく思います」

 

そのまま、亀センと呼ばれた人物に対して、尾上さんは頭を下げる。

それだけでも、彼らの間に確かな信頼関係がある事は分かる。

それは、無言でありながら、見合っている大秦寺さんも

 

「まさか、こうして、お前と戦う機会があるとはな」

「覚悟は出来ているんだな」

 

それと同時に、二人の姿は瞬く間に変わる。

それはまさしく、バスターとスラッシュである。

 

「戦えるんですか」

 

その戦いは、二人にとっては辛い戦いになるのではないか。

俺達は、心配になり、質問する。

 

「なに、覚悟は出来ているさ。それに、嬉しく思っているからな」

「嬉しいですか?」

「あぁ、出会った頃、既に剣士として限界を迎えていた。そんな師匠の全盛期と言える姿と正面と戦えるんだ」

「俺も、あの頃から鍛冶氏として、剣士としてお爺様を越えられるか、正直に言うと武者震いをしている」

 

同時に二人もまた、各々の聖剣を構える。

 

「「変身!」」

 

それによって、二人もまた、各々が変身を完了する。

 

「ソラ、合図を頼めるか」

「・・・分かりました」

 

それと共に、俺もまた向かう。

この戦いと、前回の飛羽真との戦い。

戦う相手も異なるが、この試練はおそらくは、自分自身の中にある何かを乗り越える為。

先程の会話から察するに、二人は、生前の彼らを本当の意味で越えたのか、まだ疑問に思っている。

だからこそ、ここで行うのは、彼らを乗り越えたのか。

それを確かめる為かもしれない。

互いに、その手に持つ聖剣と共に、流れる空気が冷たい。

 

「いざ、尋常に」

 

俺の言葉、一つ一つで、その場が歪むような緊張感が支配される。

そして。

 

「勝負、始め!」

 

始まりの合図と同時に、まさしく大地を揺るがすような戦いが始まる。

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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