ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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師を越えて

「ふんっ」

 

 その叫びとと共にバスター同士の、その手にある土豪剣激土が激突する。

 

 威力は凄まじく、地面を大きく亀裂が出来る程であり、互いの剣が激突する度に周囲の地形が変わる程だった。

 

 純粋な力同士の衝突で、互いに吹き飛ばされる。

 

 だがしかし、お互いが地面に着地すると直ぐに駆け出し、再びバスターをぶつけあう。

 

 今度は先程の一撃よりも更に強い衝撃が周囲を襲う。

 

「さすがはバスターの力だな」

 

 ソード・オブ・ロゴスの中でも、純粋な力ならば右に出ない程のバスター。

 

 そのバスターが二人同時にいる。

 

 それによって行われている戦いを見ているだけで、ゾクッとするものがあった。

 

 そして、そんな二人のバスターの戦いを見ながらも、俺達はただ見守る事しか出来なかった。

 

 これが、試練であると。

 

「それと同時にこっちはこっちで凄まじいな」

 

 バスターと同時に行われているスラッシュの戦い。

 

 それは、まさしく音の戦いであった。

 

 剣と銃、どちらにもなれる音銃剣錫音同士の戦い。

 

 時には剣と剣、時には銃と銃、そして時には剣と銃。

 

 互いに二つの姿を切り替えながら戦っている。

 

 そして、それを行っているのがこの二人だからこそ出来る事だろう。

 

 お互いに違う武器を持ちながらも、それでいて同じ武器を持つ者のように戦う事が出来る。

 

 それはまるで、一心同体と言ってもいいような動き。

 

「なんだか、こうして見ると、改めて凄いと思う」

 

 そう、飛羽真の言葉に対して、俺も頷くしかなかった。

 

 ソード・オブ・ロゴスにおいて、長い間戦ってきたベテランの二人の剣士。

 

 その剣士が、まさしく自分の限界を超えようとする姿。

 

 それは、男として、戦士として、一人の人間としても、胸を打つものがある光景だ。

 

 そんな二人の剣士の戦いを見ていた時。

 

「尾上君、君は十分に強くなった。けどその後、どうするのか決まったのかい」

 

「あぁ、俺は最強の子育て王になるつもりだ。そして、その先にも行くつもりだ」

 

「ほぅ」

 

 同時に、バスターの戦いが終わりを迎えようとしていた。

 

「あなたと戦って、その目標に気づけた。俺はあなたのように誰かを導きたい。だからこそ、この戦いを乗り越えたら、俺は教師になる」『玄武神話! ドゴーン! 激土乱読撃! ドゴーン!』

 

 それに合わせて二人のバスターの土豪剣激土に周囲の岩石を集めて土豪剣激土の刀身を巨大化させる。

 

 そして、それをそのまま相手に叩きつけるように振り下ろす。

 

 対するバスターも同じように土豪剣激土を振り上げていた。

 

 そして、そこから繰り出される一撃がぶつかる。

 

 巨大な衝撃と共に爆発が巻き起こる。

 

 その威力によって吹き飛ばされた二人は、地面に倒れこむ。

 

 そして、スラッシュもまた同じだった。

 

「鍛冶としての目的は、どうやら見つけたようだな」

 

「えぇ、それを、ここで見せます」

 

「ならば」

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル! イェーイ! 錫音音読撃! イェーイ!』

 

 同時に、片方のスラッシュが音の弾丸を連射する。

 

 その一撃に対して、スラッシュは、大秦寺はゆっくりと構える。

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル! イェーイ! 錫音音読撃! イェーイ!』

 

「ふんっ」

 

 大秦寺は、こちらに放たれる音の弾丸を、その剣を受け流しながら、剣に無数のお菓子のエネルギー体を纏い、強烈な斬撃を繰り出す。

 

「っ」

 

 それによって、スラッシュは大秦寺の一撃に斬り裂かれる。

 

 そうして、決着はついた。

 

「強くなったね」「あぁ」

 

 その姿を、二人の師匠は笑みを浮かべていた。

 

「だからこそ、次世代へと」「私達の思いと共に受け継いで欲しい」

 

 同時に二人の聖剣は、これまでより強い光を放っていた。

 

 それが、確かに受け継ぎ、覚醒した証だと。

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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