「・・・」
試練となる戦い。
それは、幾度目になるだろうか。
だが、その戦いは、あっさりと終わったと言うべきだろうか。
ブレイズとエスパーダへと変身したが、その戦いはまるであっさりと終わった。
だが、それは過去の戦いを乗り越えるように。
いや、違うだろう。
「さすがは、俺の弟子だな」「あぁ、成長した」
そう、2人は呟いた。
それは、戦いとなる前から、既に分かっていた様子であった。
水と雷鳴の戦い。
それは、互いに既に知っており、そして越える事には既に達していた。
「僕は、あの時から誓っていた。この水勢剣流水に誓って。そして、僕は家族を、ソード・オブ・ロゴスの為に戦う」
「俺も、父さんの事を知りたくて戦った。あの戦いで、失った物を取り戻すように。そうして、戦っていく内に、父さんの背中を見ながらも、俺は確かに見た」
同時に2人は、その手に持った剣をゆっくりと構える。
それは、まるで、誓いを見せるように。
1人分の空白を見せるように。
「「一人はみんなのために、みんなは一人のために」」
それを見た、2人は満足そうだった。
飛羽真の時は、未だに剣士としての覚悟がまだ足りてなかった。
尾上さんと大秦寺さんは、未だに自分が越える為の目標を超えていないから。
だからこその試練だった。
そして、この2人の試練とは、おそらくは過去の憧れ以上に、今の大切な何かを理解する為の。
そんな試練だっただろう。
それと同時だった。
目の前にいる2人の身体が光輝く。
「俺達が出来るのはこれで最後だ」「だから、頼んだぞ。俺達の剣士の意思を」
それと共に、なんと2人はワンダーライドブックへと姿を変えて、そのまま手元へと来た。
「・・・倫太郎」「えぇ、行きましょう!」
同時に、俺達は、元の世界へと帰ってくる。
そこには、二体の幹部級メギドを相手に、戦う飛羽真達。
否、それを戦っていると言えるのか。
「ぐっ、飛羽真!」
プリミティブドラゴンによって、暴走し、周囲を破壊している。
だからこそ、止める事は出来なかった。
しかし。
「飛羽真君!」「飛羽真!」
同時に、2人はそのまま飛羽真に飛び込む。
2人の剣が、火炎剣烈火と重なる。
それと共に、彼らに変化が起きる。
「・・・聞こえるかい」
それは、おそらくはプリミティブドラゴンに語りかける飛羽真の声だろう。
「ドラゴンだけじゃない。この世界には沢山の仲間達が君の事を待っている」
「そんな仲間達との夜の想い出が、待っている」
その飛羽真に合わせるように倫太郎も、賢人も語る。
「友達は、この自然の中に沢山あるんだ。俺達もな」
そう呟いた瞬間だった。
「何を下らない事を言っているんだぁ!!」「消えろ、剣士共!」
それに対して、メギド達が襲い掛かる。
だが、それに対して、プリミティブドラゴンの骨が、その攻撃を吹き飛ばす。
同時に、3人は、各々のワンダーライドブックを起動させる。
「一緒に戦ってくれ……!」『エレメンタルドラゴン!ゲット!』
飛羽真は、その手に持った新たなワンダーライドブックを、プリミティブドラゴンと同時にセットする。
それは、まるで炎のように燃え上がり、周囲を照らす。
「水勢剣流水に誓う…!大切な人たちは、僕が守る!」『流水抜刀!タテガミ展開!』
倫太郎もまた、その手に、かつての師匠から受け継いだワンダーライドブックを腰に装填する。
同時に周囲は氷によって、覆われる。
ゆっくりと、それと共に構える。
「俺には魔法が使えなかった…でも、今度こそ、皆を救う!!」『とある千の夜に紡がれる罪と魔法の物語!』
そして、賢人もまた、その剣を構える。
剣には、闇が宿る。
だが、その闇は決して禍々しい物ではなく、むしろ、夜の闇のように包み込む優しさがある。
同時に雷鳴剣も、これまでにない変化があった。
「オオオオッ…!!変身!!ハァッ!」バキッ!ボキッ!ボーン!メラ!メラ!バーン!シェイクハンズ!エレメンタルドラゴン!エレメントマシマシ! キズナカタメ!
「変身!!」『全てを率いし、タテガミ!氷獣戦記!ガオーッ!』
「変身!」『月華が闇を照らし出す!千と一つの物語!アラビアーナナイト!SPARKLE NIGHT!』
3人の叫び。
それと共に、3人の剣士が、姿が変わった。
骨だけだったプリミティブドラゴンは、炎を纏った。
それは、それまではたった一匹だった彼の友である炎のドラゴンが寄り添うに。
それによって生まれた新たなセイバーの姿は、まさしく最強の姿だろう。
そして、師の意思を、歴代の剣士の意思を受け継いだ純白のブレイズ。
父の闇を纏い、親子の絆によって生まれたエスパーダ。
友情・師弟・親子。
人間にとっては、どれも大切な力を合わさった三銃士が、まさしく生まれた。
次回作の原作は
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クウガ
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アギト
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龍騎
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響鬼
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カブト
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電王
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キバ
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ドライブ
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ゴースト
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エグゼイド
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