「・・・既にマスターロゴスは俺達の事を完全に敵として見ているだろう」
あれから、俺達はこれからの事についてを話していた。
未だに、マスターロゴスの手の上で転がっている以上は、何か対策を考える必要がある。
それと共に、俺はその最中で、ふと疑問に思った。
「そう言えば、蓮はどうしたんだ」
この場でいない一人である蓮。
倫太郎と賢人の二人がここにいるのに、蓮がいない訳が気になる。
すると、賢人は顔を俯く。
「ここに来る前、蓮に全て打ち明けた」
「だけど、来なかったという事は」
その回答に対して、倫太郎が代わりに答えた。
「彼は、僕達が信じてくれなかった事が嫌で、来てくれませんでした。彼からしたら、僕達も裏切り者である事は変わりないから」
事情があったのは理解出来る。
それでも、騙された。
それが、彼は辛かったんだろう。
「謝らないといけないな、本当に」
「例え許して貰えなくても、今は一緒に戦って欲しい。果たして、聞いて貰えるんでしょうか」
「分からない、けど何もしなければ、変わらない。俺達が、こうやって変われたように」
そう、飛羽真はエレメンタルドラゴンを握りながら、確かに言った。
「蓮の捜索と共に、マスターロゴスを止める方法を考えなければならない。
幸い、こちらの戦力は揃っているが」
同時にユーリは厳しい顔をする。
「どうしたんだ?」
「・・・もしも、俺の考えが正しければ、マスターロゴスは、禁書の封印を解くかもしれない」
「それって、プリミティブドラゴンのようなのか」
「例え、プリミティブドラゴンのような禁書が出てきても、使いこなす事は出来ないはず。
それこそ、飛羽真君のように心を通わせないと」
「その必要がない、なぜならば、そいつはマスターロゴスと最終的な目的は一致している可能性がある」
「そいつ?」
その言葉に、俺達は首を傾げる。
「現存する聖剣以外にも、もう一本の聖剣がある。
そして、その禁書は、世界を滅ぼす力を持っている」
「はぁ、そんなのを、解放させるのか、マスターロゴスはっ」
そのあまりの内容に、その場にいた全員は目を見開いた。
だが、ユーリが嘘をつくとは思えない。
何よりも、俺は、それを知っている。
「・・・無銘剣虚無、持ち主の名はバハト」
「・・・まさかとは思っていたが」
それと共に、ユーリは俺を見つめる。
「ユーリ、どういう事なんだ?」
「面影はあったが、まさか」
同時に、俺もまた、頷く。
「・・・それは」
それと共に、警報が鳴る。
それと共に、見れば、それはどこかの場所。
そこにいたのは、蓮とデザスト。
さらには、もう一人の影が。
「バハトが、動き出したのか、とにかく、急がないと」
その言葉と共に、俺もまた、動く。
覚悟を決める時が。
次回作の原作は
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クウガ
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