ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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創造の本

「ここに」

 

目撃情報があり、すぐに向かった。

すると、そこでは既に戦闘が行われていた。

蓮が変身している剣斬と、なぜかメギドであるデザストの2人が共闘しながら、その相手と戦っている。

 

「あいつは」

「バハトが変身しているファルシオンだ、まさか」

 

同時にファルシオンは、その圧倒的な力で、剣斬とデザストの2人を吹き飛ばした。

 

「蓮っ」

 

それを心配し、すぐに賢人は駆け寄る。

その気配を感じた蓮はすぐに賢人を見ると。

 

「来るなぁ、嘘つきがぁ!」

「っ」

 

蓮の言葉に、賢人は少なくともショックを受けていた。

 

「お前の強さを信じていたのに、裏切ったお前なんて、信じられるか」

「蓮、聞いてくれ、あの時は」

「知るか、俺は、俺の強さでお前達を倒すっ、その時までっ」

 

そのまま蓮は、すぐにその場を立ち去った。

 

「本当に、お前達は酷い奴らだな」

「デザスト、お前は何を吹き込んだ」

「何も吹き込んじゃいねぇよ、俺はただ単に気に入っているだけだ、それだけだよ」

 

そう言ったデザストは、俺達に興味はないように、そのまま去って行った。

 

「メギドは一体何を」

「・・・」

 

そう、尾上さんは呟く最中、デザストの気配に対して、俺は多少疑問があった。

以前会った時とは変わりない。

だが、そこから悪意は感じなかった。

もしかしたらという思いはあった。

だけど、今は。

 

「ほぅ、剣士がこんなに沢山か」

「バハト、お前はっ」

「ユーリ、まさかお前もいたとはなぁ、俺の目的は変わらんのを知っているだろ」

 

それと共に、俺達をゆっくりと見る。

この時代の剣士達の顔を見るように。

だが、俺の顔を見た瞬間。

 

「はっ」

 

俺の気配を感じると共にこちらを見る。

ゆっくりと、その目は俺を見つめている。

ファルシオンとしての姿は自然と解除されると共に。

 

「それは」

 

視線は俺の顔に、そして腰に巻かれているディズニーイマジーネションベルトへと向ける。

それと共に、その顔に手を当てると共に。

 

「アアァッァァァァァァ」

 

絶叫する。

それは、まるでこの世を全て呪うかのような叫び。

それに対して、俺は、何も言わない。

いや、言えないんだ。

 

「一体何が」

 

バハトの叫びに対して、飛羽真は戸惑いを隠せなかった。

それは、他の面々も同じであり、その中で俺とユーリだけが理解をしている。

 

「はぁはぁはぁ、本当に、世界は残酷だよなぁ、力を求める限り、それを阻止しようとする。

抑止力なのかなぁ」

「・・・これ以上は、もぅ止めてくれ」

「はははぁ、それは出来ないよ、あの日から既に俺はこの道を外れるつもりない。それにどうせ全ては無に帰す。

ならば、意味はないんだ」エターナルフェニックス

 

俺の言葉を聞きながら、その手にあるワンダーライドブックを起動させ、腰にあるドライバーに装填する。

既に戦いを避ける事は出来ない。

 

「だから、せめて俺が送るよ、今度は安らかに」

「・・・俺はまだやるべき事がある。何よりも、この世界はまだ生まれていない物が沢山あるから」ミッキーマウス

 

俺もまた、すぐにディズニーイマジーネションベルトに鍵を装填し、ゆっくりと構える。

互いに、既に目の前にいる相手しか見ていない。

同時ゆっくりと息を吸い、そのまま

 

「「変身!!」」

 

それと共に、互いに走り出す。

その手に獲物を構え、真っ直ぐとぶつかる。

キーブレードと無銘剣虚無は火花を散らしながら、互いに相手の顔を睨み付ける。

 

「ユーリ、空は、バハトの事を知っているようだけど、一体」

「俺も確信を持てた訳じゃない、むしろその可能性はないと思っていた。だが、空もまた自身の直感で分かったんだろう」

「分かったって、何が」

 

後ろで、ユーリもまた俺達の事情を話している。

 

「バハトの持つのは滅びの本は世界を破壊する。だけどそれと対になる新たな世界を創造する創造の本がある」

「そんな本、聞いた事ないぞ」

「それは、別の名の方が有名だからな。無数の物語を秘め、今も物語を作り続けている。そして、その本の所有者は今も、昔も変わらない」

「それって、まさか」

 

そのまま、俺は後ろに飛びながら、その手にあるキーブレードを構える。

 

「滅びを回避する為に、純粋無垢な魂が選ばれた。滅びに最も近くにいた彼を」

 

同時に悲しそうに、俺の方に声をかける。

 

「本当に、そっくりだな。、母さんの顔と、そうだよなぁ」

「俺は、それを知らない」

「そうだよなぁ。なんたって、お前はあの時死んだはずだったからな、ソラぁ」

「父さん」

 

そう、俺は、これまで顔も知る事なく、ただその存在だけを聞かされた。

俺の父、バハトの言葉に胸が苦しくなった。

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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