ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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不死鳥の父

父さんは、その手に持った虚無をこちらに向けて、振り下ろす。

それは、例え息子である俺だろうと関係ないように、その一撃を籠めて。

 

「父さん、世界を滅ぼしたって、何も変わらないんだよ」

「変わらないか。確かに変わらないかもしれない。だが、滅ぼせば、せめて争いは全て無くなる」

 

そうして、虚無を俺の方へと振り下ろしながら、叫ぶ。

 

「このままじゃ、すぐに助けないと」

「駄目だ、バハトとまともに戦えるのは、おそらくはソラだけだ」

「どうして!」

 

俺の後ろで飛羽真を始めとした面々がすぐに助けに入ろうとした。

だが、それを止めたのは、ユーリだった。

 

「無銘剣虚無の力は、他の聖剣の力を無効化する。

それは、聖剣の力によって発動しているワンダーライドブックの力もまた同じだ。

だからこそ、俺達を含めて、聖剣を使って変身する剣士にとって、バハトは最大の天敵なんだ」

「でも、ソラ君は戦えていますよ、それだったら」

「ソラのあの剣も、ワンダーライドブックから造られた物だ。ワンダーライドブックの力のみで変身しているソラのディズニーだけが、バハトを止められる」

「本当に、あの聖剣を止める為の力なのか」

 

俺と父さんの戦いは激化する最中だった。

 

「くくっ、ははははぁぁぁ!!」

 

同時にバハトは、その身体を炎の鳥となって、こちらに向かって、突っ込む。

その勢いは凄まじく、軽く避けても、火傷しそうな程の威力だ。

 

「だったら」

 

俺はすぐに2本の鍵をディズニーイマジーネションベルトに装填する。

 

『エルザ!モアナ!Give me strength!Wisdom!』

 

鳴り響く音声と共に、俺の持っていたキーブレードの形は変わる。

その形は銃となっており、足に水を溢れ出し、そのまま凍らせながら、走る。

同時に、こちらに父さんが襲い掛かる。

俺はその銃口を真っ直ぐと向けながら、引き金を引く。

 

「ふんっ」「よっと」

 

炎による斬撃に対抗して、氷の弾丸で対抗していく。

 

「あの姿は一体」

「ブレイブは剣技と身体能力。いわば剣士による力を特化している。

そして、あれを見る限りでも、ワンダーライドブックの能力を特化しているようだ」

 

そうしている間にも、俺はそのままディズニーイマジーネションベルトにキーを回した。

 

『ウィズダム!フルマックス!』

『必殺黙読!抜刀…!不死鳥無双斬り!』

 

同時に無言だった。

俺はその手に持った銃を巨大な大砲へと変え、父さんは不死鳥を模した強力な斬撃を放つ。

互いの一撃は、そのまま爆発が起き、そのまま俺達は、そのまま互いに距離を保つ。

 

「なるほどな、さすがは息子と言った所だな」

「父さん」

 

それと共に、父さんは、宙を見つめた。

そこに何があるのか。

 

「ルナ」

「なんで」

 

それに対して、飛羽真も賢人も見覚えがある様子だった。

 

「良い物を見られた、また今度とするか」

 

それと共に、父さんは、その姿を消えた。

 

「・・・俺に、止められるのか」

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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