ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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裏切りの物語

カリバーの正体が判明した。

その正体は、仮面ライダーカリバーの正体とされる人物であり、かつて剣士としてソードオブロゴスに所属していた富加宮隼人ではなく、火炎剣烈火の前の所持者である上條大地であった。

その正体が判明した事もあり、父親だと思っていた賢人は冷静ではなかった。

 

「あぁ、もぅ、どうすれば」

「・・・空は、先程から何をしているんだ」

 

そう、俺が先程から、本を並べる作業をしているのに、気になった大秦寺さんは、そのまま見る。

 

「・・・いや、起と結しか見えなくて、どうしたら承転が見えるのかと思って」

「どういう意味なんだ?」

 

俺の会話を聞いていた賢人は、そのまま詰め寄ってくる。

 

「今回の1件で、カリバーの正体が富加宮隼人ではない事は分かった。

だけど、それと同時に、彼が行おうとした15年前の事件を止めたのは、多くの証言を聞いても、上條大地であるのは間違いない。

ならば、なぜ、彼はそれを再度、行おうとしているのか」

「なぜって、それは、なんでしょうか?」

 

それを聞いた倫太郎もまた、首を傾げてしまう。

 

「組織を裏切り、メギドと行動するのは、何か理由があるはず。その先にある目的も、未だに分からない。そもそも、裏切るきっかけとなった出来事は一体何だ?」

「それを言われると、確かに、この1件は、謎が多すぎる」

「だとしても、組織として、人々をメギドという脅威から守り、全知全能の書を復活させない使命を果たさなければなりません」

「だとしたら、あの2人は、それを離反するような人達なのか」

「そんな訳ないだろっ」

 

そう、俺が話していると、怒鳴り声が聞こえた。

 

「尾上さん」

「悪い、だけど、俺が組織に入る前から、俺はあの人達に世話になった。だから、そんな人達ではないと、今でも裏切った事が信じられなくて」

「・・・それは、俺も同じだ」

 

その言葉と共に、2人の言葉を聞いて、俺は頷く。

 

「・・・ならば、まずは仮にだが、裏切るきっかけはどこにあると思う」

「裏切るきっかけ?」

「あぁ、その要素が分かるだけでも、何かあるはずだ」

「まず、メギドからの勧誘と考えるが、あの2人が、それに誘われるとは思えない。賢人は、どうなんだ」

「・・・昔の父さんとの想い出の中では、そんな事に屈しないと思う」

「あぁ、組織で見た時にも、世界を守る事に命を賭けていた。その姿に、嘘はなかった」

「だったら」

 

そう話していた時だった。

 

「もしかしたら、あの時からかもしれません」

「ソフィアさん、何か、あったのか?」

 

そう話していたら、ソフィアさんが、話の中に入ってきた。

 

「実は、前任のカリバーが裏切る前に、世界を救えないと叫んでいました」

「世界を救えないって、一体」

「聞いた事がある。闇黒剣月闇には未来の災いの啓示する力があると」

「それって、つまり、あの人は、その未来を見て、それを変える為に行動したというのか」

 

それを聞くと共に、俺は少し納得した。

 

「これで承は、分かった」

「起は、つまりは全ての始まりである隼人さんの行動」

「承は、その行動のきっかけを作った闇黒剣月闇の能力」

「結は、15年前、父さんが起こした事件」

 

ここまでの間に、先代の闇の剣士である富加宮隼人が、なぜ事件を起こしたまでの手掛かりが分かった。

だけど。

 

「決定的な、メギドと手を組み、事件を起こした転が未だに分からない」

「ソフィア様が言っていた叫んだ後、どうしたんですか?」

「彼は、迷いなく向かいました。

それが、メギドの元なのか、どうかは」

 

未だに謎が多い。

けど、ここで、何か分かる。

もしも、ここで分からなければ、これと似た事件が起きる可能性がある。

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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