ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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1人の世界、皆の世界

 互いの剣による鍔迫り合い。

 

 周囲は雪山の最中でも、俺とイザクによる剣から発する火花は決して消える事はなかった。互いに一歩も引かない。互角の勝負だった。

 

 だが、このままでは勝てない。そう思った俺は、無限に力を込める。

 

 俺の背後から、無数のキーブレードが現れ、それが一斉にイザクへと襲い掛かる。「ほぅ、まさかそのように操れるのですか、でしたら!」

 

 俺がキーブレードを召喚するのに合わせて、イザクもまた周囲にガルドボルグを召喚する。

 

 そのまま、カラドボルグをキーブレードに打ち付けてくる。

 

 キーブレードを一つだけでは、カラドボルグよりも小さなキーブレードでは対抗する事は出来なかった。

 

「ははぁ、所詮、このっ」

 

 イザクは、そう仮面の下でも分かる下劣な笑みを浮かべる。

 

 しかし、それもすぐに変わる。

 

「ソラ!」「飛羽真!」

 

 それと共に、ストリウスと戦っていた飛羽真の声が聞こえる。

 

 同時に刃王剣十聖刃の力によって召喚された聖剣。

 

 それらが、キーブレードと共にカラドボルグに対抗する。

 

「なっ」

 

 キーブレードだけでは対抗出来なかったカラドボルグを、他の聖剣と共に押し返す。

 

 そして、その隙を狙って、イザクの体に一撃を入れる。

 

 鎧に覆われていない腹を切り裂く。

 

 イザクは、一瞬だけ苦痛に身をよじらせる。

 

 しかし、次の瞬間には傷口が塞がり、元通りになる。

 

「無駄だっ、この程度では!!」

 

 それが、全知全能の書の力の一部だろう。

 

 それでも。

 

「負けるつもりはない!」

 

 それと同時だった。

 

 俺はそのまま無限を真っ直ぐと構える。

 

 それと共に、周囲を舞っていたキーブレードは俺の元に集っていく。

 

 そのまま無限を中心に新たな剣を形成していく。

 

「っ」

 

 それと共に、先程よりも巨大な剣になり、構える。イザクはそれを見ても、余裕のある態度を見せる。

 

「はっ、どうやら私の力の方が上だと理解したようですね。ですが、それは無意味です! 私は無敵!! 何人たりとも私を傷つける事などできないのです!」

 

「違うな」

 

 俺は、それを真っ向から否定する。

 

「例え、お前が無敵だろうと関係ない。この世界と繋がり、仲間達と繋がる無限の力は、お前の想像を超えられるんだ!」

 

「ふん……戯言を!!」

 

 そう言うと同時に、イザクは、その腰にあるワンダーライドブックを操作する。

 

「あなたの世界など、私の世界で壊してあげましょう!」OMNIBUS LOADING! SOLOMON ZONE! 

 

 鳴り響く音声と共に、カラドボルグを高く掲げて、上空にある「巨大なる終末の書」にエネルギーを流し込み、本の力を開放する。

 

 それと共に隕石が、巨大なカラドボルグが、俺達に襲い掛かる。

 

 しかし。

 

「壊させないさ! 俺達の世界を!」イマジネーション! フルマックス! 

 

 鳴り響く音声。それと共に世界が揺れる。

 

 同時に、周囲には形が違う様々なキーブレードが現れる。

 

 俺はそのままキーブレードと共に真っ直ぐとイザクに向かって行く。

 

 隕石が、カラドボルグが。

 

 それら全てはキーブレードによって打ち砕かれる。

 

 イザクもまた構えていたが、無限による一閃。それで全てが終わる。

 

「ぐあっ……」

 

 血飛沫を上げながら、地面に倒れ伏す。

 

 戦いは決着がついた。

 

 俺は、そのまま変身を解除すると共に、イザクを見つめる。

 

「諦めろ、世界は「黙れぇ!」っ」

 

「私は負けないっ、この力同様、不滅だ! 私の神話はここから始まる……」

 

 そう俺の言葉を遮るように、イザクは叫ぶ。

 

 まだ、終わらないのか、そう思った時だった。

 

「それは無理ですねぇ?」

 

 そう言いつつ、イザクの横にストリウスが現れる

 

 

 

「あなたの物語はここで終わりです」

 

 

 

「何を言ってる……神の御前だぞ! ひれ伏せぇーっ!」

 

 

 

 しかし、次の瞬間、イザクの身体は消えていた。

 

 それがストリウスの仕業だと分かる。

 

 ここまでの、全ての裏を操っていたイザク。

 

 その最後はあまりにも呆気なさすぎた。

 

「ストリウスっ、お前っ」

 

「あなたのおかげで楽に手に入りました。

 

 そして、その力も実に興味深い」

 

 それと共に俺と飛羽真を見つめる。

 

「全知の聖剣と世界を繋げる扉の本。

 

 それらも全て私が手に入れましょう」

 

「待てっ」

 

 そう、言うが、既にストリウスの姿は消えていた。

 

 ソード・オブ・ロゴスでの戦いは終わったはずだ。

 

 しかし、未だに戦いは終わりが見えない。

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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