ワンダーワールドを開く者   作:ボルメテウスさん

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メギドの可能性

その戦いの、過程を見ることは出来ない。

互いに、仮面ライダーの中でも単純な速さでも上位に位置する剣斬同士の戦いだ。

しかし。

 

「この勝負、このままじゃ、蓮は負ける」

「だろうな」

 

この試練を乗り越える為の強さ。

それを、単純な肉体の強さでしか判断していない今の蓮では、試練を乗り越える為の心の強さが足りていない。

見れば、蓮の方の剣斬は動きが鈍っているのが見えている。

 

「ちっ」

「助けられなくて、苛立っているのか」

 

その様子を見ていた俺はデザストに問いかける。

 

「さぁな、俺には関係ないから、どうでも良いがな」

「そうか、けど、今の蓮を助けられるのは、本当にお前だけかもしれないぜ、デザスト」

「何を言っている、てめぇ」

 

俺の言葉に対して、デザストは俺に向けて言う。

 

「剣士である俺達では、この戦いには介入出来ない。けど、本の怪物であるお前ならば、それが出来る」

 

そう、俺の一言を聞くと、デザストは。

 

「まぁ、良いだろう、俺も暇だったからなぁ!」

 

デザストは、そのまま自分の身体に手をいれる。

人間ではない、本の怪物としてか、中身はまるでなかった。

しかし、そこから出てきた一冊のアルターライドブック。

 

「俺も混ぜやがれ!」

「なっ」

 

デザストは、そのまま正確に投げる。

投げた場所には、蓮が変身している剣斬がおり、風双剣翠風に収まっている猿飛忍者伝にぶつかる。

次の瞬間、猿飛忍者伝とデザストのアルターライドブックが光始める。

 

「これは」

「良いねぇ、こういうのは」

 

徐々に、デザストの身体は消えていく。

しかし、それは本体であるアルターライドブックが移動した事が影響で、デザストの身体は瞬く間に崩れ去った。

そして、猿飛忍者伝に大きな変化が起きる。

 

『骸骨忍者伝』

「っ」

 

それと共に、剣斬に大きく変化する。

先程までの緑色の剣斬から、大きく変わる。

基本的な緑色のボディ。

それは、元々身軽な剣斬の上に、鎧が重なる。

 

「これはっ」骸の咆哮!忍の残香!黒嵐渦巻く百鬼夜行!骸骨忍者伝!

 

それは、黒と赤。

二つを基本に、デザストを思わせる鎧。

 

「なっ、貴様!」

 

それに対して、蓮の師匠は彼に問いかける。

 

「デザストっ何のつもりだ!」「別に、ただこいつと戦うにはこうするしかなかっただけだよ」

 

そう、2人は互いに睨み合っている。

 

「長い歴史でも、この可能性はおそらくはこれまでなかったんだろうな」

 

メギドを利用した奴らはいた。

だけど、メギドは、本当の意味で繋がっている剣士は、蓮が初めてかもしれない。

造られた存在だと、デザスト自身から聞いた。

ならば。

 

「新たな可能性かもしれないな」

 

それを、俺は見守る。

次回作の原作は

  • クウガ
  • アギト
  • 龍騎
  • 響鬼
  • カブト
  • 電王
  • キバ
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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