おいでよ、犯罪者デュエリストたちの蠱毒の村!!(外界隔絶)   作:SOD

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浮浪叉夜遊、キマイラ出演記念。兼、続きが読みたいと言う声にお応えして一つ更新。


ぶっちゃけもう、この作品は未完にして残りはキマイラで匂わせておけば良いかなとか思っていたんです。何が起きたか何となく察せる情報をお出しして、最終的に何が起きたかとかサラッと書いて完! こう……劇場版ディケイド的な。

 んが、読みたいと言われちゃ仕方がない!

 フハハハハ!! 更新だー!


おいでよ、総てを喪失する限りない絶望(よる)に。

 

 

 「あ、ああ…………」

 

 

 砂の魔女 ATK3700

 

 

 デュエルが行われている。

 戦っているのは浮浪叉夜遊と、ついさっきまで名蜘蛛を相手にイキがっていた……さて、何と言う名前だったか。まあ、良い。どうせもう二度と呼ぶことの無い(なまえ)だ。

 

 融合を使い砂の魔女を融合召喚し、一族の結束を2枚張ってターンエンド。たったそれだけのことで勝利を確信し高笑いしていたソレは今。

 

 「『ホーリーナイツ・アステル』により、手札から特殊召喚した『聖夜に煌めく竜』の効果発動。

 砂の魔女には、砂に還って貰おうか」

 

 

 聖夜に煌めく竜

 

 

 『アアアアアーー!!!?』

 

 聖夜の光に焼かれた魔女が、悲痛な叫びと共に砂と化し風に攫われた。

 

 

 「なん、で……サテライトのクズなんかが、そんな強力なカードをををををを!?!?」

 

 

 「ああ、そう言うのはもう良いよ……飽きたから」

 

 

 歯をガチガチと鳴らして恐怖に股間を濡らしている相手を視界にも入れない夜遊は、自身の股間と繋がっている麻由里の背中に手札を表向きに置いて、ついでに菊文のシワを拡げたりスポットを探したりして遊んでいた。

 

 「止めろぉ……乙女のカラダをオモチャに、するなぁ…………ああっ♡」

 

 「当たりだね。また一つ探り当てた……フフフ。

 

 

 

 …………ところで、キミには何の用も無いんだけど。いわゆるノーマルに居る組織の使い走りなんだろう?

 

 どのくらい痛みを与えたら、キミの仲間は報復に出るんだい?」

 

 「な、何を言って……!?」

 

 「ああ、もちろんキミが大切にされているなんて発想はないさ。

 ただ、チンピラと言うのは守るものがろくに無いがゆえにプライドだけは死守したがるだろう?

 

 つまり、構成員をどれだけ甚振れば組織の名前にキズが付いたことになるのかを聞きたいのさ」

 

 

 「は、ハハハ! そんなことを聞いてどうする?

 

 オレはなぁ、このフォレストドミノの王であるレッド様の直轄部隊を率いるリーダー蛭谷さんの部下なんだぜ?

 

 お前の切り札の『聖夜に煌めく竜』の破壊効果なんて屁でもない最強のシンクロモンスターを操る、実質のNo.2なんだよ。お前如き、狙われた一瞬でオワリだよオワリぃ!!」

 

 

 イキって喚き散らかすのを無視して、麻由里のカラダを仰向けに変える。地に投げ出されたカラダとチカラ無い目から地面に潤いを与える涙を見た夜遊の欲は、中に侵入したまま再び血を巡らせる。

 

 

 「フフ……なかなかいい眺めだよ。麻由里」

 

 「…………ころしてぇ……あう…………ッッ♡」

 

 

 「ーー聞いてんのかコラァ!!

 

 ビビってんならとっととサレンダーしてそのデッキを寄越せや!! 見逃されてえんだろ、アァ!?」

 

 

 「『聖夜に煌めく竜』でダイレクトアタック」

 

 

 聖夜に煌めく竜 ATK2500

 

 

 シームレスに攻撃を開始した聖夜に煌めく竜の神聖なる炎の息吹が、無慈悲に対戦相手を焼き貫く。

 

 

 「ギ……!? ギヤアアアアアーーー!!!?!?」

 

 

 LP1500

 

 

 「ターンエンドだ」

 

 

 敵に見向きもせず、手札には『聖なるバリアーミラーフォース』があるのがハッキリと見えている。

 だが、夜遊はセットもせずターンエンドを宣言して麻由里の肢体を脇から持ち上げ突き上げるだけ。

 

 「あ……うッ……お"!?♡♡♡」

 

 「ふ、フフフ!! バカめ!! 色にボケてせっかくのミラーフォースを伏せずに終わるなんてバカなやつだぜ!!」 

 

 因みに手札は一枚。岩窟魔人オーガ・ロックだけ。虚勢にしても虚しいだけ。

 

 だがソコに更なる追い打ちが掛かった。

 

 「要らないな。キミの次のドローは『おとり人形』だからね」

 

 

 「けっ、何をつまんねーこといって…………え?」

 

 冷や汗に塗れながらカードを引く。

 

 

 『おとり人形』

 

 

 「は? おい、なんでだよ……」

 

 

 「世界はキミが僕に抵抗することも、希望を持つことも赦してはくれないらしいね。

 

 …………ほら、麻由里。またクるだろう?」

 

 「いひっ……!? イ、アアアアアアアアアアーーーー!!!!♡♡♡♡」

 

 「世界? 何を言ってんだよお前……!?」

 

 

 

 「生命には皆、誕生の瞬間に全うすべき役割が刻まれる。

 

 オマエに刻まれた使命は、ただのやられ役と言うことさ。

 

 

 

 ああ、麻由里も僕にヤラれる役だけど。そろそろ理解(わかっ)て来たかな?」 

 

 「ウ、ウゥ……ぜ、ぜったぁにぃ♡ みとめなひぃ…………♡♡」

 

 「フフフ。ほらまたそうやって僕を誘うんだから……フフフフフ」

 

 「ああああああああ…………………」

 

 

 「なんなんだよこの気持ち悪いやつらは……!?」

 

 ((それには同意だな……))

 

 端で見ていた名蜘蛛達が同意した。

 

 

 「さあ、そろそろ次の(ターン)を始めてよ。キミの組織がプライドをキズ付けられたと感じるまでキズだらけになってもらわないとイケない。時間は有限だよ」

 

 

 (駄目だ、勝てるわけがない……攻撃力2500のモンスターが居て、オレの手札には守備力1200のオーガ・ロックだけ。

 

 逃げようにも、聖夜に煌めく竜の炎のリアルダメージが大き過ぎて走れる余裕もねえ……こうなったら……!!)

 

 

 「ま、まいった!! 降参だ!! もう許してくれ!! いや、許して下さい!!

 

 許してくれたらオレ、アンタの部下になるよ! そこに転がってる2人を簡単にノシた実力もある。力になれるからさ……!!」

 

 

 「な!? 何言ってやがんだテメェ!!」

 

 「調子の良いこと言ってんじゃねえよ!!」

 

 名蜘蛛達が焦りの声を上げた。

 敗北したのも、切り札を召喚してなお勝てなかったのも事実だ。

 

 そもそも、自分たちが浮浪叉夜遊の部下になったのだって。選ばれたわけでも無ければ、何か実力を見込まれたからでもない。

 

 ただ、たまたまソコに居たのを拾っただけだ。信用も信頼も関係ない。言うことを聞くならパシりに使い、背くなら……きっとそのくらいの認識だろうと、2人は思っている。

  

 

 「うるせえよ雑魚共が!! テメェらが負けたのも実力で下なのも事実なんだよ!

 

 な、なあ! アンタだって少しでも強い部下が居たほうが良いに決まってーー!!」

 

 

 だから、夜遊はコイツを受け入れてしまうのだと…………。

 

 

 

 

 「要らないな」

 

 

 「「「え…………!?」」」

 

 

 思っていたのに、その予想はあっさりと否定された。

 

 

 「ど、どうして……!? オレは強いぜ!? それに、成り上がりたいんだろ? だから蛭谷サンを狙ってんだろ!?

 

 オレならほら、アジトまでだって案内出来るぜ!?」

 (コイツの持ってるレアカードなら、アジトまで誘い込んで蛭谷サンに直接相手してもらってもお釣りが来る。

 このまま殺される前に、絶対に入り込まなきゃならねえんだ!!

 

 なりふり構わずにエサばら撒いてやる!!)

 

 

 「それにーー!!」

 

 

 「思い違いをしているよ」

 

 

 「え……?」

 

 

 「僕の手下に相応しいのは、矮小だろうが無謀だろうが愚直に僕のクビを狙う牙を持つ愉しいモノだ。牙の折れたケダモノは、要らない」

 

 「な……!?」

 

 「「へ…………!?」」

 

 

 

 「麻由里にしろ、シソンにしろ。僕は僕を虎視眈々と狙う退屈しない者を部下にする。

 出来る出来ないは置いておいて、心意気は大切さ」

 

 

 「な、なんだよソレ……!? 意味分かんねえよ!! オマエ狂ってんじゃねえのかぁ!?」

 

 

 「良いことじゃないか。狂っている間は退屈しない。

 

 笑えないような日常に、笑みも浮かばない決闘。視界に入れようとも思わない、折れた敵。

 

 総て総て、僕には猛毒。暇潰しになるなら、狂気の夜に溺れる方が幸せだ」

 

 

 「……………………なんだよそれ」

 

 

 「………………エンド宣言はまだかい?」

 

 

 「………………………………ターンエンド……」

 

 

 「ドロー。

 

 さあ、終わりを始めよう。キミの人生の安息と尊厳は今、此処に『終わり』を迎え『始まり』となる」

 

 

 

 

 

 「ーーっっ!!!

 

 ま、待てっ!! 待てって!! オレはこの村の王、レッド様の大幹部の蛭谷サンの部下なんだぞ!? 蛭谷さんはその聖夜龍じゃ絶対に倒せない最強のシンクロモンスターを持っているんだ!

 勝ちたいんならオレを部下に入れた方が良くて、オマエの為になって、だからオレを部下にーー!!!!」

 

 

 「おいでよ、総てを喪失する限りない絶望(よる)に。

 

 聖夜に煌めく竜で攻撃」

 

 

 

 聖夜に煌めく竜 ATK2500

 

 

 「止めろって言ってんだろおおおーー!!!! オレはレッド様の大幹部の蛭谷サンの部下の」

 

 

 

 ジュッーー!! と肉の焼ける音がして、悲鳴も掻き消す聖炎がデュエルの終わりを定めーー

 

 

 LP0

 

 

 「ギ……ギギギ…………!! ぶ……か…………ぶ、か…………」

 

 

 

 焦げたカラダが地に倒れ伏し、うわ言のようにぶか、ぶかと繰り返すだけの壊れたオモチャが始まった………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やれやれ。伝えたいことは要点を纏めて短めに話して欲しいよね。退屈を嫌う僕にはただただ苦痛だよ……。

 

 

 さて、そろそろ中に出すよ。麻由里…………」

 

 

 

 「ぜったい……ころじでえええええああああああ………………!!!!!♡♡♡」

 

 

 

 

 「フフフ。本当に…………キミは面白いよね。本当に。良い暇潰しだよ。

 僕の麻由里(オモチャ)…………」






※夜遊も麻由里も、前回からずっとマッパのままだし、デュエル中に麻由里が逃げられないように夜遊のケツから伸びた拘束具が装着されています。

男は度胸。ナンでもヤッてみるのさ。


あ、そうそう。高評価お願いしまーす。

まだ続きが気になっている人

  • いる
  • いない
  • ここでだけ夜遊がいれば良い
  • キマイラの完全版夜遊がみたい
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