おいでよ、犯罪者デュエリストたちの蠱毒の村!!(外界隔絶)   作:SOD

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キャラクター紹介

羽蛾麻由里(25)

インセクター羽蛾の子孫。

先祖がそうだったように、子孫も小悪党。
何代か前の羽蛾が村に投獄されて以来、なんやかんやで種を残し続けたのが現在。


元々はもう少し良い地位に居たのだが、決闘に負けたことでシンクロモンスター諸共奪われ、底辺まで落とされた。

底辺がクソ雑魚過ぎるために雑魚のトップに立つのは簡単だった。(主力がモリンフェンとかのレベル) 




 


おいでよ、この素晴らしい性癖(よる)へ(事後再戦)

 

 フォレストドミノ村。それは、表社会で生きていけない者たちを箒で掃いて塵取りで纏めておいて犯罪者同士で潰し合い、あるいは強調し合うなどで命を繋ぐ闇のデュエリストの蠱毒の壺である。

 

 強弱はピン切り。民度は疎ら。そして、正気などは勿論期待出来たものではない。食うか喰われるか。

 

 己の明日を決めるのは、デッキと自らの実力だ。

 

 

 そんな場所に連れてこられた少年。浮浪叉夜遊は今…………。

 

 

 

 「なあ名蜘蛛。羽蛾の姉さんの嬌声(こえ)が聞こえなくなってどのくらい経ったっけ?」

 

 「さあなぁ……オレは羽蛾に女としての興味はねえから分からん。」

 

 門番の二人、井守(ロン)名蜘蛛(なぐも)矢尊(シソン)は、自分たちのボスが連れ込まれて好き放題されている中でも門の番人を離れていなかった。

 別に仕事熱心なわけでも無いが、親が強いデュエリストでも何でもない小悪党だった彼らにとって、たまにやってくる外からの来訪者にカツアゲして新しいカードを手に入れる機会は貴重だった。女のボスのあられもない姿を見たくもないことをワキに置いておいても、ここを離れる理由は無かったのだ。

 

 「井守、お前は興味あるのか?

 あの三白眼に小物みてえな顔の、しかも貧乳チビのアラサーだぞ?

 オレは男とどう違うのか分からん。

 

 何してんのか知らねえけど……よくあんなの相手に2日間も萎えずにいられるもんだぜ……」

 

 「めちゃくちゃボロカス言うな……仮にもオレたちのリーダーだった相手に」

 

 「()……な。今はもうあの白い男がアタマだ。

 

 

 オレさ、どうにかして門番やりながらカード稼いで、ゆくゆくは羽蛾を倒してカードを奪って、のし上がって、『トップスライン』まで上り詰めていくのを夢見てた。

 

 けど……もう無理だ。あの男は強過ぎる……羽蛾が敷いてきた最強のインセクト陣をあっさり突破して勝ちやがった。それもハイランダーの強固な封印を施されたデッキでだ!」

 

 「ああ……分かるよ。

 

 これから先、フローシャ様は間違いなく更に強くなるだろう。

 

 オレたち底辺がチマチマカード集めてる間に、あの人はトップスに登り詰めてる。

 正直、格が違う…………」

 

 「ああ。だからせめて、アイツに着いて行っておこぼれを頂戴しながらでも上に行くしかねえ。

 自力が無理なら、他力本願だ……!」

 

 「おう。

 三下なりのやり方で、上を目指そうぜ……!」

 

 

 

 井守と名蜘蛛が自分たちの未来の方針を固め終わった頃、サビ付いた鉄製の階段を降りてくる音が聞こえた。

 

 カタン……カタン……。金属と金属が小気味良く接触していく。

 

 降りてくるのは誰なのか。

 

 

 「方針が決まったようで何よりだね」

 

 

 

 品定めするような瞳と貼り付けたような笑顔の白い青年。浮浪叉(ふろうしゃ)夜遊(ヨアソビ)だった。

 

 二人の話を聞いていたらしい夜遊は、愉快そうに二人に話しかけてくる。

 

 

 「欲望と人間性が素直なのもイイね。報酬が決めやすい」

 

 

 「報酬……一昨日も言ってたけど、何をくれるつもりなんだ? フローシャ様よぉ」

 

 「ちょ、おい! せめて本人の前でくらい言葉遣い直せよ!?」

 

 

 名蜘蛛は仮にもボスと定めたはずの夜遊に、それまでの態度を崩さずに話を続けた。

 

 「構わないよ。

 

 抑圧は無意味なデバフを生む。それは僕にとっても価値の無い結果だ。

 

 仕事さえしてくれれば、その他は好きにすると良いよ」

 

 ニッコリと笑いながらそう口にする夜遊。

 

 「ふん……そりゃあ話が早くて助かるぜ。

 んで、仕事と報酬は何だ?」

 

 「仕事は僕の役に立つこと。報酬は働きに応じたカードをあげようか。

 

 ひとまず、君たちの門番の仕事は今この時までで終了だ。

 これからは僕の配下として付き従ってもらうよ」

 

 「ええ!? 門番……要らないんすか?」

 

 「うん。要らないね。

 

 何が必要なのか分からないもの」

 

 

 「わからないって……門番をしてるのは、新しく来た奴から外のカードを巻き上げるためでーー!」

 

 「でもそれ、勝てるのは弱いカードの相手だけでしょ?

 君たちより強い相手には歯が立たない。それがリアルだ。

 そんなことより村の中で狩りをした方が良いさ。

 

 

 ちょうどヨロヨロと降りてきている彼女が良い例」

 

 「え?」

 

 

 「………………っ……!」

 

 

 弱りきった足取りと華奢な手で手すりを頼りに、身を庇うように一歩ずつ階段を降りてくる女が一人。

 夜遊に負けて、ついさっきまで好き放題に遊ばれていた羽蛾麻由里だ。

 

 「………………痛っ……!?」

 

 鈍い痛みが走ったのか、自身の股を抑えながら歩みを止める麻由里。恥辱に耐えながら、歯を食いしばる。

 その様子を見て、愉しそうに笑う夜遊。

 

 「ああ、良いね。容赦なく花を散らされた女が破瓜と屈辱の痛みを堪えて歩く姿は実に背徳的で扇情的だ。奪われた処女膜が痛む(幻視痛)なんて最高だよ。

 

 これが純真無垢な少女なら心持ち痛むが、何せ相手は人の命を啜り、弱いものを虐げて私腹を肥やしてきた女だ。

 良心(フェミニズム)なんて入り込む余地が無い。入り込むのは僕だけ……」

 

 「く……くそっ……! よくも……よくもアッシをこんな目に……!!」 

 

 「そして何より、安易にメス落ちしない。玩具としてこれ以上は無い。

 

 ああ、どうかいつまでも僕に敵対心と反抗心を燃やして愉しませておくれ……」

 

 「お前の楽しみなんて知らないでゲス!! さっさとくだはっちまえ!!」

 

 「フフフ。それは誘っているのかな?

 ああ、また…………興奮しちゃうね♡」

 

 「ヒイイッ!? も、もういい加減にして欲しいでヤンスよ!!

 

 2日!! 2日間でゲス!!

 

 乙女だった女に2日もブッ通しで掻き回してくるなんて正気じゃないでゲス!!」

 

 「そんなに期待されちゃうと、ドンドン湧き上がっちゃうよ」

 

 「近寄るな変態!!! バカあああああああーーー!!!!」

 

 「ああ……最高の求愛の歌声だ」

 

 

 

 「……………………オレたち、本当にこの人に着いていくのか……?」

 

 「……………………行かなきゃオレたち野垂れ死にだぞ?」

 

 「生き恥をさらすか、屍を晒すのか……か。

 究極の二択になっちゃったな……名蜘蛛」

 

 「けっ! オレは例えケツの穴を晒すことなっても、最後は上に登ってやるまでだ!!」

 

 「晒したら掘られるかもよ?」

 

 「…………………………嫌なこと言うなよ……決心が鈍るだろうが」

 

 「ゴメン」

 

 

 

 

 「フフフ。それじゃあ続きは村の中に入ってから愉しもうか。

 

 ところで、村で白いワンピースは売っているかな? スカートを捲って首下まで全て見えるところにグッと来るんだ♡

 

 下着はあってもなくても良いものだ。

 

 是非とも村人たちに布教したいな……」

 

 「それをアッシにさせるつもりじゃないでしょうねぇ!? 嫌でゲスよ絶対にぃ!!」

 

 「あ、ありますよ……糸が手に入りやすいし、染色しなくていい分、簡単に」

 

 「そうかい! それは素晴らしい!!

 

 さあ、新たな性癖(よる)をみんなに広めに行こう!!」

 

 「白ワンピなんてヒラヒラしたもの着れないでヤンスよ!! 絶対に嫌だああああー!!!!」

 

 

 

 

 こうして、フォレストドミノ村に投獄された白い悪魔。そして不幸にも目を付けられた羽蛾の子孫♀。あとオマケ二人は、長らく閉ざしていた門を開放し、中へ足を踏み入れたのだった。

 

 

 

 





「メス落ちしない、処女のゲス女……95点」
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