「卍解、
「――――卍解、
虎徹志道の卍解の発動に伴い周囲が暗黒で覆われると同時に、藍染惣右介もまた自らの斬魄刀を卍解する。展開されるのは一面の水場。足元一帯が水浸しとなり、その鏡面には月が映っている。もっとも空中に月は浮かんでおらず、それは水面にだけ映る幻の類だろう。
そしてまるで月の代わりか、水面に映るそれと違い「黄金に輝く」藍染の斬魄刀を見て、志道はいっそ哀れむような目を彼へと向けた。
「……なるほど、君がその卍解を使いたくない理由がよくわかった」
「本気で哀れまないでくれないか……ッ!? 酷く落ち込むのだが」
大慌てで、それはそれは大慌てで眼鏡の位置を調整する藍染である。
志道の一言によほど動揺したのか、眼鏡の角度のせいか視線が見えず、レンズが真っ白に見えなくもない。漫画などでデフォルメされている動揺っぷりに近いイメージだ。
そんな、おおよそ藍染の普段の姿を知っている人間からすれば信じられないような光景の引き金となった志道は、特に気負った様子もなく「来なよ」と斬魄刀を向けていた。
背部で待機している複腕の刃と、手に持つ斬魄刀のそれ。見た目については「本来の」彼の始解から何一つ変化していないが、そんな彼へと輝く斬魄刀で斬りかかる藍染。
振り上げた斬魄刀を振り下ろす彼に、そのまま刀で受ける志道。
その刀同士が接触した瞬間、藍染の霊圧は一瞬で爆発的に膨れ上がる。
そのまま霊圧差によって強制的に彼の斬魄刀が叩き折られそうになるが、あわやというところで複腕四本のうち上二本が黄金の剣と目玉のような刃紋の剣との間に割って入り無理やり受け流すようにし、下二本が後方へと延びて地面に刺さり、志道を強制的に後退させる。
次の瞬間、霊圧が一瞬で普段のものに戻った藍染が、指先を志道へと向けて。
「破道の九十一『
「完全に火輪斬術由来なんだよね、それ……」
藍染の指先から「金色の炎」が放たれたと同時に、やはり瞬間的に彼の霊圧が数百倍へと膨れ上がる。その炎が形成した咢により一瞬で志道の全身が呑まれるが、本来なら「焼き尽くされているべき」彼の周囲では、複腕が高速で回転しながら霊圧の炎を蹴散らし、安全圏を確保していた。
その目にもとまらぬ速さによる防御ですら、完全には守り切れなかったらしい。所々衣服に焦げを残し、志道は眼鏡の位置を調整した。
「…………始解を君は『完全催眠』と呼んだから、それにならうなら『完全暗示』ってところかな? ただし対象は
ただ、それだけの自己暗示によるパワーアップも、当然だけど無から有を生み出している訳じゃない。……自己暗示の結果に伴い、君自身も大きく消耗していく、と言う感じかな。足りない霊圧は、この水面が展開された範囲から収集して使う。
ちょっと滅却師めいてる力だけど……何と言うか、
「肥大化した自らの理想と、それに伴う現実との乖離こそがこの卍解の原形だと、自覚はしているよ。……独りよがりと言ってくれても構わない」
お互い刃を鞘に納める志道と藍染。今のわずかな攻防のみで、肩で息をしている藍染を思えばさもありなんといったところか。
もっとも、志道は苦笑いをして彼の言葉を否定する。
「いや、それはどっちかと言えば、斬魄刀から君へのメッセージってことじゃないかな」
「メッセージ?」
「一人で巨大な力を振るうことは出来ても、全てが終わって倒れた君を庇う誰かがいなければ、その力に意味なんてないって具合に」
「…………」
「僕がいる場合はともかく、表面上だけでも隊士は良く面倒を見ておくんだよ? 惣右介。君は『意識さえしておけば』そうそうミスはしないんだから。表面上だろうと守り守られる関係は大事だ。
特にお勧めは、あの二人かな? 平子隊長『真の』秘蔵っ子、宮能
「君が薦める以上は、それなりに良い理由はあるのだろうがね。…………いや、だからこそ私は、自分の目で見極めた誰かを、その後ろに据えるとするよ」
「へぇ……。うん、悪くはないんじゃないかな」
お互いの会話はにこやかなもの。志道は志道でやや裾が焦げた死覇装をはらい、眼鏡の位置を調整する藍染に微笑む。
「――――でもって話を戻すと、これもまだ『本当の卍解』ではないと」
「……我が斬魄刀ながら、つくづく難儀な刀だよ彼女は」
志道の苦笑いに、藍染は深くため息をついた。
※ ※ ※
「しかし、疑問だ。あれほどの力を持ちながら、何故君はかの鬼厳城剣八の副隊長などに甘んじたのだろうか。
確かに護廷十三隊歴代隊長格の卍解では『弱い』能力だろうが、それでも卍解覚醒後の彼の霊圧に、君が劣るとは思えない。加えて君の卍解の能力を元に考えれば、決して負けることだけはないだろうに」
「あー、僕の考える強さの定義、っていうところに関係するかな」
人知れずお互いの卍解をぶつけ合った後、藍染と志道は二番区画で昼食をとっていた。
既に志道は「本日の書類作業は終了している」ため、多少隊舎を抜け出しても問題はないらしい。……自らの斬魄刀の能力でもって、あらかじめ「今日討伐される虚」に関する情報と十一番隊に関係するものをピックアップし、それらを現世のタイプライターを十二番隊が改造した装置でもって多数作成、後は各々の面子が名前を書けば問題がないという段階まで終了している。
相変わらず異様にシステム化されたその業務内容に舌を巻いた藍染だが(もちろん表面上には出さない)、とはいえお陰で平常時から彼との面談時間をとっても不審がられないという利点もあった。
さらに余談だが、本日はいわゆる中華のお店である。貴族街の一角にしれっと存在しているこの店は完全予約制であり、個室であり、上手い具合に藍染が防音措置をするのにもってこいの場所だ。
とはいえ少し前に運ばれてきた麻婆豆腐を見て、何故か複雑そうな表情の藍染である。それは特に気にせず小皿に取り分けて、志道は手渡した。こちらは苦笑いである。
「確かに豆腐は好きだが、これは…………」
「刺激物は苦手かい」
「そう言う訳ではないが。……いや、何事も挑戦こそ人生か。いただこう」
ともあれ食事をしながら、両者は会話を深めていく。藍染が霊術院の方で特別講師として呼ばれるようになった話や、ようやく入隊して来た一角たち十一番隊の新人の話題など。
麻婆豆腐の湯気で眼鏡が曇ったため、二人そろって眼鏡を机に置いている。
「学院か、懐かしいな……。始解をかけるタイミングが増えたようで何よりだね」
「だがこれも中々、難しいと言うことに最近気づくようになった。……要に言わせれば、僕の声の響かせ方に違和感があるせいで、人によっては『詐称した能力』に対して違和感を抱かれかねないと」
「要……、あー、東仙君か。なるほど『見えないからこそ視える』視点っていうのは、僕たちからすると盲点だね。上手い具合に噛み合ってるようで」
「おや、知っているのかい? 君に彼のことを話したことは無かったと思うが」
「痣城
「…………彼は現在、禁固19500年で最下層監獄に投獄されていたと記憶しているが。第一、要のことなど知りようがないはずだが」
「地獄の、
僕の無間裂詠で呼び出してるあの暗黒は、ずばり
何で知ってるかは、隊長の卍解に関係してる。あんまり資料はないだろうけど、頑張って調べると良いよ、惣右介」
「過去最高に難易度が高いのだが、志道……」
あと仮に君が失敗して投獄されても、たまに話に行くくらいはできるってことさ、と。何でもないように笑いかける青年に、藍染は「相変わらず予想の斜め上をいく」と苦笑いを浮かべた。
「要も現在、卍解修得のために動いているからね」
「空きが出た隊長枠に収めようとしている訳だ。…………んー、時々で良いから差し入れとかして、様子見てあげた方が良さそうだね。気を抜くとすぐ過労で倒れそうだ。
彼、結構凝り性みたいだし。瀞霊廷通信の編集長を引き継いだ後、相当凝り始めるよ」
「あまり自分の身体を労わらないのは、それはそれで問題だね……。気は配るようにしよう。
それから、いずれ君にも直に紹介することにしようか」
「とりあえず十二番隊にかけあって、僕のタイプライターの同型のもっと量産してもらうよ。多分、そっちの方が手書きで準備するより早いからね」
ちなみに後日、東仙要が隊長就任後にこの改造タイプライターによる作業効率化で相当感謝されることになるが、現時点では流石にそのあたりまでは予測できていない志道である。
「ただ、彼は大事にするといいよ。僕とは別な意味で、友達、みたいなものだと思うから」
「……しいて言えば、ギンとも違う部下なのだが」
「あの子か。あっちは…………、まあ惣右介の趣味もあるから、僕はあんまり口出ししないけどさ。
どうにも、君も東仙君も頭でっかちになりがちだからね。己の信念や勇気を通す事だけが人生じゃない、と、生活のために死神になった人間は思うんだ」
「今更、生き方や理念の否定と言う訳ではないだろうが、意図が読めないな」
「んー、どういったらいいかな。『貫き通した先で死んだとしても』『今生きてる相手は今目の前にいる相手だけ』、みたいなことが言いたいんだ。
最終的な選択は君たち当事者同士のやりとりになるだろうけど、そういう意味では君も覚悟しとくんだよ、意外と寂しがりやな惣右介クン」
「何故私は今、最後に愚弄されたのか…………」
困惑している藍染だが、そのことについて細かく志道は言わない。
あくまでそれは、友人としての節度で言える範囲だという判断だ。
お節介も、個人の感想も、文句も、それぞれお互いにお互いのギリギリのラインを攻めながら、それでいて気を抜き合える関係というのを、ある意味でお互いに調整しあっているのだから。
たとえそれが、東仙要が「自らの選択に対する」希死願望に基づいた何かしらの選択を迫られるのであるとしても――――――――。
「ところで『君の代理をしていた』あの……、えっと、名前、何だったっけ?」
「君にすらその扱いを受けると彼が可哀想だよ…………」
「いやだって、惣右介が『削ぎ落した』んじゃないか、彼の個性を。髪も、顔も、声真似凄い得意だし、斬魄刀の能力が能力だから、あえて君の影武者に使ってたと思うんだけど。
最近見かけないけど、どうしたんだい? ――――――嗚呼、なるほど」
自ら問いかけながらも、藍染のわずかな表情の揺らぎから真実をすべてつかみ取った志道である。
「瀞霊廷の外、か」
「嗚呼。平子
微笑みながら、自らの蛮行をあっさりと認める藍染。
己の影武者をしていた死神を、自らの計画に差し支えそうになるからと殺害を仄めかしたのだが。
もっとも志道は「あーあ」と言わんばかりの微妙な表情だ。
「どうしたのだい、志道」
「いや? まあ…………、それはそれで楽しめることになりそうだから、僕からは何も言わないでおこうか」
「む?」
「『時空を超えて』出て来た弥勒丸とかもそうだけど、中々どうして業は深そうだ」
意味深なことを言うが、細かく言及をしないせいため藍染の思考は、むしろ「そのまま殺すのは何か問題があるのだろうか」と邪推する。
もっとも、どうせ殺害か実験サンプルとしての末路しか存在しないので、選択肢はさほど多い訳ではないのだが。
ともあれ昼食もそこそこに、藍染のみ先んじて料理屋を出る。午後の就業に向かう彼だが、志道はその場で手を振って、少しだけうつらうつらと目を閉じ――――――――。
「――――――――やあ。『呼ばれた』から来たけど、どうしたんだい?
『あら、フフフ。仕事よりも私を優先してくれるのは、好感が高いわよ? 志道』
突如として一面、真っ暗な武家屋敷へと光景が変わった場所に立つ志道へ、彼女はにこりと上品に微笑んだ。
年のころは志道よりも2つ3つは下。それこそ彼の妻と同い年くらいの少女めいているが、その佇まいは明らかに異なる。この極端に黒い「志道の精神世界」において、白い墨を垂らしたかのように白い純白の和服。所々に朱色で花、鳥、風模様、月が描かれている。顔立ちも妙に美しく、少女らしさは薄いが、髪型は「始解と変わらず」。
そんな彼女を見て、志道は肩をすくめた。
「まあ、面倒くさがりな君から声をかけてくるのなんて結構、珍しいからね。
自称
『あらあら、確かに人格構造も、肉体も、何もかもが大きく変化はするけれど、別に私と彼女は別人って訳でもないのよ?
一つの肉体を二つの人格が共有していると言うより、私の方が「本来の」裂読って存在に近いというだけで。根っこのところが繋がっていることに変わりはないから、お互いの記憶も人格も地続きだもの』
くすくすと微笑む彼女から視線を逸らす志道。やや頬が赤いのを、彼女は見逃さない。
見逃さないが特に言及することもなく、そのまま彼の背後に回り、肩を掴んで背中を押した。
共に縁側、真っ黒な庭先を見ながら、真っ白な月を見上げる。
『鏡花水月の卍解と初めてぶつかったけれども、あれは無理ね。彼が東仙要の心の内を真に晴らして、その鬱屈と、かつ爽やかで清涼な志を折る事にでも同意できなければ、あっちの彼女も素直にならないもの』
「まあ、そうやって変に自意識過剰な所も惣右介だからね。――――本当は一人でも、自分の視野と野望と志を知ってくれる友人を欲してるって言うのに、それを正面切って認められず孤独に身を置くことに慣れ過ぎてるっていうのはさ」
僕だって距離感を間違えると、多分遠ざけにかかるだろうし。
そんな志道の言葉を、無間裂詠は否定しなかった。
『だからといって、同じ位に立とうとすれば敵認定……というより障害認定だもの。かなりややこしい精神構造をしているわ』
「まあ、そこが良い所だと思うけれどね。言い方を変えれば『子供らしい潔癖さ』を持ったまま大人になったってことだし。その精神性に見合うだけの努力を欠かさないから、そう言う所は僕とは違う感じで、そこが面白くもある」
『そうね。でも…………、同じ位に立つ障害たる誰かにも、それを求めているのではなくって?』
彼女の指摘に、志道は薄く微笑んだまま遠くを見る。
「…………それは、多分『自力で解決』するんじゃないかな。何かしら、意図せずに。
大体、僕が錫音ちゃんに『貰われる』展開自体が惣右介の失敗と言うか何というか想定外と言うか……。そういうミスは今後も多くしてそうだし、案外『霊王様の意志』も関係してくるかもね、この先は」
『婿入りは…………、私も彼女には牽制いっぱいしたのだけれど、まさかそれを上回って邁進してくるとは思って無かったもの。あの泥棒猫め』
「いや何の話だい」
共に遠くを見ながらため息一つ。そして、無間裂詠は志道へと問いかける。
『――――――――私の力を使えば、貴方はあらゆる者になれる。何にだってなれる。今からだって遅くない、無限の可能性を実現させうるのが私という斬魄刀よ』
「まあ、その話だとは思ったけれどね。
……始解の時はあらゆる情報を収集して未来予知みたいなことをするけど、卍解した時は『霊圧を生贄に捧げて』『未来を確定させる』。それが君だ」
志道の卍解「
例えば以前、更木剣八との戦闘において。彼に強烈な一太刀を浴びせることすら、志道の実力では困難だったのだが。無間裂詠の能力を使ったことで、見事に彼は更木剣八を袈裟斬りにした。
袈裟斬りにする、という事実を確定させるため、自身の霊圧の大半を「代償として」支払うことで。
もっともそのせいで、更木剣八からの反撃を防御することが出来ずなすすべなく入院と相成ったのだが、そこはご愛敬。
『ええ。だから、貴方はその気になれば何にだってなれる。「そういう」使い方が出来るのを知ってて、何故かやらない』
故にこそ、無間裂読のこの能力を応用するのならば。
例えば、自らの霊力を底上げすることを確定させるなら――――霊力を一時的に支払うことにはなるが、数日で回復した霊圧は徐々に徐々に上限を突破し、これを繰り返す限り無限に近く上昇しうる。
同様に、剣技も、肉体も、何もかもが自らの意図をもとに、霊力の支払いさえできれば上限を突破させて鍛え続けることが出来る。
だというのに、彼はそういったことに手を染めない。
『藍染惣右介と知り合って長いけれど、心変わりはしないのかしら?』
「…………むしろ、より心変わりはしない。断固として、しない方に固まってしまった感じがする」
『あらあら』
困ったように微笑む彼女に、志道は立ち上がり、月を指さし。
「自ら輝いて上から見下ろすよりは、ここで家族に手を差し伸べるのが性には合ってるよ。
出来る限り普通にできるなら普通が一番なんだ。それが、何より一番難しい」
『………………私相手にそれを言うのだから、中々凄い根性よね』
一応、私って貴方の心を写し取って生まれた存在よ? と。
少しだけ不機嫌そうに流し目を送る彼女へ、ごめんと志道は謝りながら、現実で目を覚まし立ち上がり、店を発った。
Q.ヨン様の卍解!?
A.以下本作でのデータ。原作だとどうなってんでしょうかね、鏡花水月ってば……。
名称:
能力:始解は完全(他者)催眠だったものが、卍解だと完全(自己)暗示へ。超ヤバい(語彙)レベルの自己暗示を自らにかけ続けることで、瞬間瞬間で莫大な霊力を自らにもたらすことが出来る。要するに「心〇一方影技・憑鬼〇術」的なサムシング。元の霊圧が高ければ高い程引き上げられる霊力も莫大となるが、暗示の開始から常に霊圧を莫大に消費し続けるため、スタミナが長く続かない。どれほど鍛えても消費はパーセントで行われるため、超短期決戦型の卍解。
コンセプト:仮にヨン様が卍解修得しているにしても、原作だと使っていないので、①デメリットが大きすぎるかつ②ヨン様的美学に反している あたりを満たす能力として想定。
「わずかに夢幻がごとき形で得た力も、瞬く間に消え失せ後には何も残らないのならば、それは只の白昼夢となんら変わりはしない。自らが弱さを克己して得た力とすら言えない、なんとも不細工な力だ」
Q.
A.始解と卍解とで姿形が変わる的なアレ。始解の時は座敷童だが卍解は神様的なイメージ。
実はどっちも志道のことを性的に狙っていたので、婿入りはトンビに油揚げをかっさらわれた形。
Q.何で卍解同士での戦闘なのに捕捉されてないの?
A.本文通り、無間裂詠発動と同時に展開される闇=無間そのものなので、とりこまれた瞬間に外部へと霊圧が漏れなくなるため。
Q.影武者って誰?
A.読者も行方を知らない平子の後ろを歩いていた例のハゲです…
すみません、次回か次々回でいったん更新ストップになるかもしれません。ネタのストックが……。