FAIRY TAIL~もう一人の火竜~   作:ドラグニル

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初めての作品なのでアドバイス等下さい!!
それと時系列ではだいたい、780年、エルザがS級魔導師になった所位からです。


X780 妖精の戯れ
始まりの時


 

 

 

 

第1話『始まりの時』

 

 

 

 

 

 

 

ここは、フィオーレ王国マグノリアの近くの森…

 

「やっと見えてきた…あそこにナツが…」

 

そう言いながら木を避けながら歩く青年、赤色の髪にナツより少し長い髪型にナツと同じ服装の上に黒いマントを着た青年がいた。

森を抜けるとそこにはフィオーレ王国マグノリアの一二を争うギルド、妖精の尻尾《フェアリーテイル》があった。

 

「やっとついた~…ってか大体お前の魔法で飛べばよかったじゃねえか、ココア!!」

 

そう言いながらある一匹の茶色の猫に怒鳴りながら青年は猫に話しかける。

 

「何度も言いますが、私の魔法、翼《エーラ》は結構魔力は消費するし疲れるから嫌だと言っているではありませんか。」

 

「…あれ?そうだっけ?だったらいいけどよ…何て言うと思ったか!!またはぐらかされるところだった!!」

 

「っち、でも本当にしんどいんですよ!!この前だって…」

 

二人は妖精の尻尾《フェアリーテイル》の目の前でずっと言い争いをしていたので町の人々は気味悪がっていた。

そこにある緋色の髪型をした少女が青年達に話しかける。

 

「失礼だがあなた達は誰だ?私達のギルドの近くで大声を出しながら話をされては困るのだが?…おっと、人に名前を尋ねる前に先に私が名前を言わねばな。私の名前はエルザ・スカーレット…」

 

エルザと名乗る少女は青年の前で自己紹介をしているがそれを聞かずにまだココアと喋る青年にエルザは怒り一人の青年と一匹の猫にチョップを放つ。

 

「貴様ら…私の事を無視するなー!!」

 

「「ぐへっ!?」」

 

見事に二人の脳天に直撃したあと二人の意識はそこで途絶える。

 

――――

 

ここは何処だ?確か急に頭に激痛が入って…そうだ!!誰かにチョップされたんだ。

……誰だっけ?名前は確かエリザベス・スコット?…何か違うような…まぁいいや、どうせ似たような名前だろうしな。

……てか、それよりも…

 

「やっと起きましたか…」

 

「なぁココア、ここは何処だ?俺の記憶が正しければギルドだよな?」

 

「はい、私もそう思います。」

 

そうだとするならばやっぱりここは妖精の尻尾だよな…

でも実際ここにナツが居るかどうかと言われれば怪しいんだよな。何て言うか…ここはギルドっていうより酒場に近いよな。

 

「おいエルザ!!お前の言ってた子供達が起きたぞ!!」

 

「何?そうか分かった!!」

 

誰かがこっちへ来やがるな…あの緋色の髪の女がこっちに…

 

「すまない…先程の無礼を許してくれ。そして今度こそ自己紹介を…」

 

この声…確か……。

この瞬間少年は思い出す、先程はこの女子にチョップされたことを…

 

「あー!さっきの…名前は確か…エリザベス・スコット!!」

 

「違う!!私の名前はエルザ・スカーレット!!断じてそのような名前ではない!!」

 

周りでは青年が間違えて呼んだ名前が面白く笑いを堪えるものがちらほらと居た。

「すまんすまん。名前言うの忘れてたな。俺の名前はレツ、レツ・ドラグニルだ!!」

 

「レツ・ドラグニル?…ドラグニル?」

 

エルザは青年、レツの言葉の何処かに引っ掛かっていた。

周りのギルドの仲間達も全員が何かに引っ掛かっていた。

ドラグニルという言葉。

そうそれに気が付くのに時間はあまりいらなかった。

最初に気付いたのはギルドのバーの席に座っていた桜色の髪をした少年、ナツ・ドラグニルであった。

「あれ?ドラグニルって俺と同じ名前だ!!」

 

「うん?ナツか?」

 

レツはナツが視界に入るとナツかどうかを聞き出した。

「おう!!俺はナツ・、ナツ・ドラグニルだ!!」

 

「あい!!ついでに、オイラはハッピーだよ!」

 

やっと会えた。ナツに、自分の数少ない家族に。俺の今までの旅は無駄じゃなかった。

 

「やっと会えたな、ナツ!!俺の唯一無二の弟!!」

 

レツはそう言うとナツを抱き締めに行った。それと同時に周りはとてつもなく驚く。

 

『えぇーー!!弟ー!?』

 

ギルドの仲間達はそれぞれが色々と口から声を出す。

 

「あのナツに兄弟が!?」

 

「うそでしょ!?」

 

「オイオイ、マジかよ!!」

 

「なんと!?」

 

「こりゃすげえや」

 

「本当かよ!?」

 

たくさんの意見を言う人々だが突然ある男が口を開いた。

 

「はっ!ナツの兄貴かどうか、調べるなら簡単な方法があるじゃねえか。ナツと一辺勝負すりゃ良いはなしだろ?」

 

そうギルドの仲間達に訪ねたのは黄色の髪にヘッドフォンを付け、柱にもたれかかっている男、ラクサス・ドレアーだった。それに呼応するかのようにナツは…

 

「そうだ!!俺の兄ちゃんなら俺より強ぇ筈だ!!勝負しろ!!」

 

「いいぜ!!俺も同じイグニールから教えてもらった滅竜魔法を弟はどれだけ使いこなせるか見たいしな!!」

 

――――

 

ここはギルドの近くの広場…

 

「なぁどっちが勝つと思う?」

 

「そりゃあナツだろう?」

 

「じゃあ賭けるか?」

 

「オウヨ!!」

 

ナツとレツの戦いに賭けをするものがちらほらと居る。

他にもエルザやラクサスはすでにこの戦いの勝敗の行方をすでに予想し、どちらも似たような結果を想像する。

 

「この勝負はどちらかが参ったと言うか気絶させるかの二択じゃ、では始め!!」

 

そう言うか否かナツはレツ目掛けて攻撃を仕掛ける。

 

「先手必勝!!火竜の鉄拳!!」

 

それをレツはかわさずにそれを片手で受け止める。

 

「な、受け止められた!?」

 

「当たり前だろ?お前程度の片手での攻撃を片手で受け止められないわけないだろう?まだまだこいよナツ!」

 

ナツは続けてレツに攻撃を繰り出す。

「火竜の鉤爪!!火竜の翼撃!!」

 

ナツの怒涛の攻撃を同じ技でレツは相殺し、そのことにエルザやラクサスは驚く。

 

「気付いているかラクサス?」

 

「あぁ。あの野郎わざとナツに攻撃を出させ、そしてそれを寸分狂わず同じ技で…しかも同じ威力で相殺してやがる」

 

エルザやラクサスはレツが少しも本気を出していないことに気付く。ナツ相手に遊んでいるのだ。

 

「くそぉ!!ならこれでも喰らえ!!火竜の…咆哮!!」

 

ナツのブレスは見事にレツに直撃する。その事にナツは安堵し勝ち誇る。

 

「どうだ!!これなら流石のお前でもきいただ…ろ…へ?」

 

ナツのブレスをくらったかに見えたがそこにはナツのブレスを食っているレツがいた。

 

「あむっ!んむぐ…、ぷはぁー!!ナツ…炎の味ちょっとビミョーだな、お前の魔法、確かにイグニールから教えてもらった事は嘘じゃなさそうだ、…だが炎を強くするには修業あるのみ…かな!!」

 

そう言うとナツの視界にレツがいなくなり気が付くと後ろにいた。

 

「ちょっと寝てろナツ」

 

ドスッ!! ナツの首目掛けて手刀打ちをする。それをくらいナツは気絶する。

 

「勝者レツ!!」

 

『うおぉぉ!!スゲェー!!あのナツに無傷で勝ちやがった!!」

 

「賭けは俺の勝ちだな!!」

 

「くそぉー!!」

 

各々が色々と喋る中一人だけが久しぶりの強者に出会い喜んでいた。

 

「(最初はナツの兄と聞いて興味は無かったが、これほど強いのかレツ・ドラグニル!!こいつになら久しぶりに本気を出しても良さそうだ!!)おい、今度は俺と勝負しようぜ!!」

 

そうレツに言うのは最初にこの戦いの場を提案したラクサス本人だった。

 

「いいぜ…、名前は?」

 

「俺か?俺の名前はラクサス、ラクサス・ドレアーだ!!」

 

「へー…まぁ、お前になら本気を出せそうだなラクサス」

 

「そいつは光栄だ!!俺もそう思ってたところだ」

 

まだこの時二人は知らなかった…

そう遠くない未来…レツ・ドラグニルはこのアースランドから姿を消すことを…。

そして、それを切っ掛けにラクサスは変わる。




どうでした?感想など色々下さい!!おねがいします!!
次回はラクサスとレツの戦いです。

それと編集しました!!間違いを言ってくれたかた本当にありがとうございます!!
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