FAIRY TAIL~もう一人の火竜~   作:ドラグニル

12 / 21
総長あらわる!

 

 

 

ナツ達は今妖精の尻尾のギルドの近くまで来ていた…

 

「そういえばハルジオンの港であんたの事を火竜って言ってたけど結局あんたって本当に火竜なの?」

 

「火竜…兄ちゃんの事か?」

 

「兄ちゃん!?じゃあ火竜って本当はナツのお兄さんの事だったんだ…ってそんなんで納得できるかい!!

 

ルーシィはいまだにナツがレツの弟だということに信じられずにナツにたずねる。

 

「ナツさんは師匠…レツさんの弟なのは本当ですよ」

 

「やっぱり本当なんだ…そういえばそのレツさんていう人は今どこにいるの?」

 

「……」

 

ルーシィはフレイヤの言葉に嘘はないと分かったがルーシィがナツ達に尋ねたもうひとつの質問にはナツ達は答えない。

ナツ達が答えないのをみて少し知りたくなったのかルーシィは、

 

「ちょっと無視しないでよ…」

 

「わりいけどそれは秘密だ…」

 

ナツのその真剣な眼差しにルーシィは聞いてはいけないことだと言うことを理解した。

 

「まぁまぁ…二人ともその辺にして着きましたよ私達のギルドに!!」

 

「わぁ…大っきいね」

 

「ようこそ、妖精の尻尾《フェアリーテイル》へ!!」

 

ナツ達はついにギルドへと到着する…

 

 

第12話『総長あらわる!』

 

 

 

 

『ミラちゃーん!!こっちビール3つお願い!!』

 

「はいはーい」

 

ギルドの中では沢山の魔導士達がそこで食事をするものもいれば…

 

「ミラちゃ~ん」

 

「はいはい、何かしら?」

 

「今度俺とデートしてよぉ」

 

「あ!ズリィ抜けがけすんなよ!」

 

「もぉ…」

 

ワカバのようにミラを口説くものもいる。するとミラはワカバの奥さんに変身する。

 

「ワカバ、あなた奥さんいるでしょ?」

 

「どわーーー!!うちの嫁なんかに変身するなよォ!!」

 

『あはははは!!』

 

その姿を見てワカバは驚いてしまい、それを見てギルドの魔導士は笑う。

 

「ただいまーー!!!!」

 

「ただー」

 

「ただいま戻りました!!」

 

「ただいまー」

 

ナツは何故か不機嫌そうにハッピーとフレイヤとココアはいつも通りにただいまを言いながらギルドの中へと入っていく。

 

「またハデにやらかしたなぁハルジオンの港の件……、新聞に載って……」

 

「てめぇ!!火竜の情報嘘じゃねえか!!」

 

一人の男がナツに話している間にナツは容赦なくその男の顔面を蹴り飛ばした。

「うごッ!!」

 

「あら……ナツが帰ってくるとさっそくギルドが壊れそうね」

 

『もうこわれてるよ!!』

 

『誰かナツ止めろー』

 

『ぎゃふ!!』

 

『てめ…ナツ…!!』

 

『痛て…ハッピーが飛んできたぞ!!』

 

「あい」

 

ルーシィはギルドの光景を見てただ嬉しくてついにやけてしまった。

 

「すごい…あたし……本当に妖精の尻尾に来たんだぁ」

 

ルーシィがその場に立っていると二人の足音が聞こえてくるのであった。

 

「ナツが帰ってきたってぇ?」

「てめぇ…この前の決着つけんぞコラ!!」

 

それはグレイとライトであった。

 

「ライトはともかく…グレイ あんた何て格好で歩いてんのよ」

 

「はっ!!しまった!!」

 

グレイのパンツ姿にルーシィは頬を赤らめながら口をあんぐりと開ける。

 

「この変態が…」

 

「てめぇ…今なんつったコラ!!」

 

「聞こえなかったのか?この変態が!!って言ったんだよこの変態が!!」

 

ライトのその言葉をきっかけに二人は殴りあう。

 

「これだから品のない男どもは…イヤだわ」

 

カナはそう言いつつも大樽にはいった酒をがぶ飲みしているのであった。ルーシィはそれを見て驚きを隠せなかった。

するとエルフマンが姿を現したが…

 

「くだらん…昼間っからピーピーギャーギャー、ガキじゃあるまいし…漢なら拳で語れ!!」

 

「結局ケンカなのね…」

 

もうルーシィはこのギルドの状況に慣れてしまいつつあった。

 

「「「邪魔だ!!」」」

 

(しかも玉砕!!)

エルフマンはライトとグレイ、そしていつのまにかケンカに参戦していたナツに殴り飛ばされる。

今度は少し、いや結構チャラっぽい男ロキは騒ぎに気付く。

 

「ん?騒々しいな」

 

「あ!!『彼氏にしたい魔導士』上位ランカーのロキ!!」

 

「まざってくるねー」

 

『がんばってー』

 

(はい消えたー!!)

 

一瞬にしてルーシィはロキも駄目だと分かった。

 

「な…なによコレ…まともな人が一人もいないじゃ… 」

 

「あらぁ?新入りさん?」

 

「!!!!ミラジェーン!!キャー!!本物!!ってかミラジェーンさんこのギルドにマシな人いないんですか?」

 

ルーシィは感情を激しく変えながらもミラに尋ねる。

 

「そうねぇマシな人っていうならフレイヤとか…フレイヤとかフレイヤとか♪」

 

「全部フレイヤじゃないですか!?」

 

「だって実際この中で暴れまわっていないといったらフレイヤとココアぐらいだからねぇ…」

 

ミラの言うことは実際間違っていないがルーシィは少し疑問に思った。

 

「ミラさん、じゃああの人は?」

 

「あ!!フレイヤと後はガルムもいたわ!!」

 

「(綺麗な人だなぁ~顔はちょっとワイルドででも体の方は…)!?……ミラさん?」

 

ルーシィはガルムのある一点を凝視した。

 

「あぁ新入りさんも気づいた?彼女の胸に…」

 

そう…ルーシィが目にはいったのはガルムの計り知れないほどの胸のサイズであった。

「(私も自分の身体には自身があったけど…何?あの胸のサイズは…見ただけでもG…下手したらそれ以上!?)」

 

ルーシィは驚きを隠せなかった…。

 

「……あ!!そうだミラさん!!この騒ぎを止めなくて良いんですか!?」

 

「いつもの事だからぁ、放っておけばいいのよ」

 

「あららら…」

 

「それに…」

ミラが話をしている間にビール瓶がミラの頭に直撃する。

 

「それに…楽しいでしょ?」

 

「(怖いですぅー!!!!)」

 

ミラは笑顔で言うがミラの頭から血は垂れ流れていた。その笑顔は逆にルーシィには逆効果であった。

すると今度はグレイが素っ裸でルーシィの近くまで飛ばされてくるのであった。

 

「きゃー!!」

 

「おふっ!!」

 

「へっへ~ん」

 

「あー!!俺のパンツーー!!!!」

 

「こっちむくなーーー!!!!」

 

グレイは裸でルーシィの方に向きルーシィは手で自分の視界を遮る。

するとグレイはルーシィに気付いたのかルーシィの方を見る。

 

「お嬢さん良かったらパンツを貸して…」

 

「貸すかー!!!!」

 

「やれやれデリカシーのないやつは困るよね…ところで君どこのモデル?」

「なにコレ!?」

ロキはルーシィをお姫様だっこをしながらルーシィを口説こうとする。

 

「あー、うるさい。おちついて酒も呑めないじゃないの…あんたらいい加減にしなさいよ」

 

「アッタマきた!!」

 

「ぬおおおお!!」

 

「困った奴等だ…」

 

「いい加減にしろってんだよ!!」

 

「かかって来い!!!!」

 

「魔法!?」

 

カナ、グレイ、エルフマン、ロキ、ライト、ナツは魔法を使おうとしたところでついにあの巨人がやって来る。

 

「そこまでじゃ…、やめんかバカタレ!!!!」

 

「でかーー!!」

 

巨人が来た瞬間グレイ、ライト、エルフマン、カナ、ロキは動きを止める。

 

「あら、いたんですか総長?」

 

「マスター!?」

 

「だーはっはっは!!みんなしてビビりやがって!!この勝負は俺の勝ピ…」

 

ぐちゃっと音をたてながら巨人はナツを踏む。

 

「む。新入りかね?」

 

「は、はい…」

 

「ふんぬぅぅうぅ…」

 

巨人はどんどん小さくなりそして巨人…もといマスターマカロフはルーシィの膝辺りまで縮む。

 

「えぇーーーっ!!」

 

「よろしくネ」

 

マカロフのあまりの小ささにルーシィは驚く。

 

「とう!!」

 

マカロフは勢いよく飛ぶが2階の木の柵に頭を打ち付ける。

 

「……、ま~たやってくれたのう貴様等。みよ評議会から送られてきたこの文書の量を!!まずはグレイ!!」

 

「あ?」

 

「密輸組織を検挙したまではいいが……その後街を素っ裸でふらつきあげくのはてに干してある下着を盗んで逃走…」

 

「いや、だって裸じゃまずいだろ」

 

「まずは裸になるなよ…」

 

「次はエルフマン…貴様は要人護衛の任務中に要人に暴行…」

 

「男は学歴よなんて言うからつい…」

 

「カナ・アルベローナ、経費と偽って某酒場で呑むこと大樽15個…しかも請求先が評議会…」

 

「バレたか…」

 

「ロキ…評議員レイジ老師の孫娘に手を出す。某タレント事務所からも請求書がきておる」

 

「そして……ナツ、ライト貴様等二人は特に最悪じゃぁ。まずはナツ!!」

 

「デボン盗賊一家壊滅するも民家7軒も壊滅。チューリイ村の歴史ある時計台倒壊。フリージアの教会全焼…ルピナス城一部損害。そしてハルジオンの港半壊… 」

 

「だっはっはっは!!だっせぇナツ!!」

 

「貴様は笑えんぞライト!!」

 

「なぬ!?」

 

「トライデントの盗賊一家と麻薬売買の商人を捕らえたまでは良かった…じゃが!!コービルの街を半壊、ダヴィル教会全焼!!そしてラコステの街の家14軒破壊!!」

 

「全然気付かなかった…」

 

「アルザック、レビィ、ジェット、リーダス、ウォーレン、ビスカ、ガルム…etc…、貴様等ぁワシは評議員に怒られてばかりじゃぞ…」

 

そのマカロフの言葉に皆は黙る。

それはナツ達も例外ではない…、マカロフは口を開く。

 

「じゃが…、評議員などクソくらえじゃ…」

 

そういうとマカロフは評議会から送られてきた文書を燃やしナツに食わせる。

 

「よいか。理を越える力は理の中より生まれる。魔法は奇跡などではない…、我々の内にある“気”の流れと、 自然界に流れる“気”の波長が合わさりはじめて具現化するのじゃ。それは精神力と集中力を使う。いや、己が魂のすべてを注ぎ込むのが魔法なのじゃ。上から覗いてる目ん玉気にしてたら魔法は進めん。評議員のバカ共を怖れるな。自分の信じた道を進めェい!!!!それが妖精の尻尾の魔導士じゃ!!!!」

 

マカロフの言葉と共にギルドの魔導士から歓声がわき起こる。先ほどまでケンカしていたもの達も笑顔で叫び出す。

 




今回は久しぶりの投稿なので少しサボってしまいました…今回分かったことはガルムちゃんがとてつもないものを持っていることですね!!この作品の挿絵など描いて下さったら自分が良いと思ったのをこの作品に投稿しますので是非是非よろしくお願いします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。