シンフォギア×ファイズ ー狼は奏者とともに戦うー   作:A.S マフルガ

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どうも作者です。
シンフォギアとファイズがコラボすると聞いて書こうと思いました。シンフォギアは一応全シリーズ見ましたが忘れている部分もあるかもしれません。


それでは記念すべき第一話をどうぞ。


疾走する本能
1.金髪少女と赤い光


 

その日は月が出ていた。

 

「はぁはぁ…」

 

少女はオルフェノクと呼ばれる怪人から逃げていたが向かった先にもいた。

 

「もう逃げ場はないよ」

「……」

 

「ぐっ!?」

 

少女を襲おうとしていたオルフェノクが打たれ青い炎と共に『φ』の記号を浮かばせて体が灰になって崩れた。

オルフェノクが倒れた隙に少女は逃げた。

その上空には全身に赤い光を放っている戦士が銃を構えていた。

 

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???SIDE

 

俺の名前は狼護巧、そして前世の名前は…

いや、前世の名前なんてどうでもいいことだろ。

 

俺は前世で一度死んだ。親友だと思っていた人の裏切りによってな。

 

その裏切りは俺の最近の態度に問題があったと冷静に考えればわかったことだ。

だが、俺というのはなんとも不器用な生き物で大切な関係は簡単に崩れていった。

 

だが、そんな俺とは今日でさよならすると決めた。

 

「ここが…」

 

そこはどこにでもあるようなマンションだった。

俺は事前に聞かされている番号を押すとマンションの扉が開いた。

 

「……(;゚д゚)ゴクリ…」

 

緊張する。

そう思いながら歩いていると部屋の前までやってきた。

 

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NO-SIDE

 

一人の少女がベットの上で眠っていた。

チャイムが鳴った。

 

「だ、誰…?」

 

少女は恐る恐る扉に向かい不用心に少し開くと知らない男がいた。

 

「俺h」

 

少女は扉を閉めた。

 

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少女SIDE

 

誰?誰?誰?知らないよ!

宅急の人じゃないし、着ていたのはどう見ても私服だったし!?

 

「俺は狼護巧だ」

「訳あってお前の父親にボディーガードを頼まれた」

 

な、なにを言っているかさっぱりわからない!!

て、お父さん?

 

「あぁ、俺はーーー」

 

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巧SIDE

 

「俺はスマートブレインの関係者だ」

 

俺は扉越しに彼女にそう伝えた。

それを聞いた彼女は恐る恐る扉を開いた。

 

「それ本当なの…?」

「……」

 

そうだと首を頷かせることで答えた。

 

「少し待っていて」

 

俺は彼女に部屋に案内された。

 

部屋はなんというか何かが飾られていた跡があったがこれは絶対に見ないふりをしないといけないやつだと思って口に出すことはなかった。

 

彼女の名前は小鳥遊麻那。スマートブレインの社長だったあの人の子供でたった一人の家族だった。

かつて通っていた中学校でいじめられたことがあり、不登校になって部屋に引きこもっているとか。

それで今もなお人間不信であるとか。

 

そんな彼女が俺を部屋に招き入れたのは父親のことを聞いたからだ。

それほど彼女にとって父親の存在は大きかった。

 

「どうしてお父さんがあなたをわたしのボディーガードにしたの?」

 

「俺だったからだろうな…」

「あなただから?」

 

あの人とはスマートブレインの中で知り合った。

きっとあの人にとって俺は娘のボディーガードを頼めるほどの仲だったんだろう。

 

だから…

 

「お父さんは元気にしているの?」

「どうして一緒に居ないの?もしかして仕事で忙しかったり?」

「それは…」

 

真実を打ち明けなければ。

だが、その真実を聞いたとき麻那は絶対に悲しむ。

 

「聞いてくれるか?」

「うん…」

 

言わないといけない。

あの人とそういう約束をしたからだ。

 

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麻那SIDE

 

「あの人は」

 

 

「俺の目の前で死んだ…」

「え」

 

お父さんが死んだ?

 

「俺はあの人が灰になって消えていくのをこの目で見た」

「俺はあの人に頼まれたんだ。お前のことを…」

 

「嘘……」

 

死んだならどうしてそういう連絡の1つもないの?

 

「今は信じられなくたっていい。だが、俺はお前のことを何があっても守ると決めた」

「……」

 

彼は、巧はわたしのことを守ると言った。その顔は嘘一つない物だった。

今は信じられなくてもいい、何があっても守るか…

 

「本当に…」

「本当に守ってくれるんだよね…わたしのことを…」

「あぁ」

 

またそんな顔を見せる。

この人を、また人間を信じてみようと思った。

 

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「俺は心に誓ってお前を…」
「え、なにか言った?」
「いや、なにも言ってないが…?」

その日を境に二人の関係が始まった。
これは今は一匹狼の狼護巧と籠の中の鳥の小鳥遊麻那。二人の孤独な者の出会いの物語。
そして―ーー
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