もしも…ウルトロンに憑依したら? 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
―――ニューヨーク戦闘現場跡ーーー
ここはアベンジャーズ戦闘現場跡、今でもその爪痕は多少残っておりそれに対処している人たちがいる。そんな中一人の男性が建物から落下、そのまま落ちていくが地面に激突する前に鳥のような人間が捕まえた。
「気を付けろって言っただろこの馬鹿め!!」
「す、すみません。」
「たく。」
そう愚痴を溢しながら元の場所に戻しそのまま巡回に戻る、彼の名はヴァルチャー、ウルトロンの会社の契約社員だ。そして巡回に戻った途端、ヘルメット越しに通信が開かれる。
「ショッカーか?どうした?」
『どうした?じゃないだろ、そろそろボスが視察に来るぞ。』
「…忘れてた。」
それを聞きすぐさま集合場所に向かう、そこには何名か人もおりその前に出るようにヴァルチャーが着地した。そしてその後直ぐにウルトロンが来た。
『調子はどうだ?』
「順調だ、あんたが話を通してくれたおかげで何の問題なく進んでる。」
(さっき事故起こしそうだったのに…)
そう現場を回っていく、横には動きにくそうなヴァルチャーとショッカーが付いて来た。
「取り敢えず車を増やして運送量を増やした。後もうちょいでノルマは達成できる。」
『それは気にしなくていい、それより作業員はどうだ?』
「俺を含めて全員元気さ!」
『あまり無理はしなくていいからな、何なら途中で休憩時間を増やしてもいい。どの道この量では時間はかかるのだからな。』
正直ここまで月日がかかってまだ終わってないからな…残骸はほぼ処理ができたが戦闘で破壊された所の修復は今始まったばかりだ。残骸だってまだ処理が完璧と言うわけでもない、ようやっと折り返しと言った所だろう。
『あと皆には労働基準法に従って10日ほど休んでもらう。帰任費用はこっちで持つから準備しておけ。』
「俺たちは別に…」
『家族との時間は大切にしろ、どうせ長い長期労働だ。あまり無理をし過ぎると体が壊れるぞ。私が管理している以上社員の体調管理も私の仕事だからな。』
こういった場合無理して早く終わらせようとするよりも長期的に軽いノルマを設けてやらせた方が早い、どのみちソコヴィアでの仕事も残っているのだから早くしようにもできないからな。
「やっぱあんた最高だ!」
すると満面の笑みで肩を叩かれた、びっくりしたぁ。
「最初来られた時は終わったと思ったが話に乗ってよかったよ。下の奴らにも伝えておく。」
『よろしい、休暇については後でまとめてスケジュールを送ってくれ。』
「了解だボス。」
そう言うとヴァルチャーは飛びショッカーも立ち去った、そしてもう一つの現場、設備管理室に向かった。
『メイソン、調子はどうだ?』
「師匠!」
『…まあいいか』
まだその呼び名続けてるのか、別にいいけどさ。
「新型のヴァルチャーの方は問題なく稼働しております、ショッカーの方も特に問題らしいことは起こっておりません。そのほか運用機械については人員増加により補充が必要になりました。」
『そうか、その件についてはトニーに話をした後に補充しよう。ヴァルチャーとショッカーの方はデータ採取は欠かさないでくれ。』
「了解しました、それと新型機材の件ですが…よろしいですか?」
『…また変な奴じゃないだろうな。ヴァルチャーやショッカーだけでも言い訳が苦しかったんだが…』
「問題ありません、一般企業でも使用が可能なほどの物ですから大丈夫です!」
『…取り敢えず見せてみろ。』
どうしよう…不安しかないのだが…
余談ではあるが俺が彼らに接触したのはただ友好的な関係を築きたかったからだ。ヴァルチャーの場合はあまり乗る気ではなかったのもあり最初こそは警戒されたが半年も経てば仲良くなれた。この他にも裏社会の人間を味方に付けた。そのせいか今まで縮こまっていた連中が少し目立った行動をし始めたのだ。
『予想は出来ていたがな。』
そうビルの屋上で座りながら夜の街の背景を見下ろす。ヴァルチャーの仕事場付近でも見かけたし注意しておかないとな。セントリーを配置できる数も抑えないといけない。やり過ぎるとバレた時が大変だからな。
「今日はどいつだ?」
『ヴァルチャーの元競争相手だな、また銀行が狙われそうだ。』
「家電道具でも作ってくれれば助かるんだがな。」
『そういうのが似合う奴らじゃないな。』
顔からしてすごいからな…まあ俺も人のことは言えないんだが。
『…よかったのか?私一人でもよかったんだが。』
「いいんだよ、家事手伝いしてもらってるわけだし。それにお前一人で動かすなってフューリーがうるさいんだ。」
『嫌われたかな。』
「いつもの癖だよ、そのうちなれる。」
まあ警戒心と言うのを具現化したような人だからな、俺を直す時もちょっと不満そうだったし…仕方ないか。
『それじゃ…行くか。』
「おう。」
そう言い終えるとともにバートンと共に駆けだした。
ソコヴィア事変後のウルトロン
地球で起こっている面倒事を片付けるためトニーとペッパーにお願いして企業を作ってもらった。内容は警備会社やダメージコントロールに運送するためのテクノロジー回収作業員および研究の増員などかなり手広くやっている。ちなみに契約社員や正社員の数とウルトロンのボディの数は、ほぼ同じぐらいである。
ヴァルチャー一味
ウルトロンの説得により契約社員として働いている。こちら側に来る前に何人か降りたがそれでもヴァルチャーたちにとってはありがたい話だった。最初こそはかなり警戒されていたが次第に仲良くなりいつの間にか正社員希望者が続出した。ソコヴィアの方でヴァルチャーに指揮を取ってもらっておりそこで出た一部をバナーに送り研究してもらっている。後全員がトニーの事が嫌いなので絶対に合わせる訳には行かないのだが企業としてはトニーの下請けが視察に来る時があるのでたまに喧嘩が勃発する。
入った理由はウルトロンに勝てる訳がないから、ほぼ脅しに近い状態での交渉でした。
バートン
フューリーの依頼でウルトロンの監視役を引き受けた、とは言えあまり意味がないがやることもあまりないのでウルトロンの相手をしている。
注意 ここからかなり詳細に書いた設定文章が続きます、かなりの長文ですので流し目に見るかそのまま飛ばしてもらっても大丈夫です。
ウルトロンのボディ
ウルトロンmark87
ウルトロンのボディを最適化させ続け強化した姿、mark1とは比較にもならず今現在の最強ボディ。mark1は、ほぼ急ごしらえであったがどんな場所でも対応できる汎用性の高さとコストは高いもののかなりの高スペックを誇っていた。そしてコストを軽減しても性能が下がらない事がわかったのでそのままmark2を製造、それを発展とバリエーションを増やし製造を続けた。
今回のは汎用性と対応力があるバリエーションの元になる基本機体、基本的な武装は変わっておらず性能が底上げされており超高度でも行動が可能、ミサイル兵器などは一切搭載していないためmark1より軽量化されており新技術の複合装甲を使用して装甲強度を向上させている。トニーの小型リアクターの案を入れて各部に小型プラズマリアクターを搭載しておりmark1の高出力による燃費の悪さが解決しており新たに爆発を起こすプラズマミサイルと重力波と掛け合わせたプラズマフィールドを搭載している。まだ試験段階の物だが十分な効果を発揮している。
バリエーションの製造予定は7機を予定している、それぞれがデータ採取運用と新型武器と特化機体の試験運用のための物でこれはトニーたちと並行して行っている。
ウルトロンmark86・アドミニストレータ
運営管理に特化した機能を備えたバリエーション機、そのため武装数が減らされているが普通に軍隊が相手でも楽に制圧できる。自身が運営する会社の管理を行うために通信機能・計算処理・各種法的な知識などmark41から初めていた事を継承させ続けた機体。
現在会社は本社が一社、子会社37社存在しそのそれらをすべてネットで管理を行っている。人が運営を違反行為していないかを監視し尚且つ社員の相談に乗るなどを行い運営を回していく。監視の場合はロボを通して行うかウルトロンの経営演算処理に何かしらのずれがあった場合の確認のみで行う。後者の場合は今の所はずれはないので行っていない。
ちなみによく飲み会に誘われたりしたのでアルコール分解機能をmark68で追加したりカラオケ機能を追加したり写真機能があったりとmark74までかなり不格好な体だったが今では元の姿に戻っておりそこに眼鏡を掛けている以外はあまり変わっていない。ちなみに社員からウルトロンの顔が怖いと言う事で変えてくれと言われたがその後に眼鏡をかけた。違う、そうじゃない。
ウルトロン・セントリーmark27
ウルトロンmark69の量産型、基本性能の向上と量産化のコストダウンに成功しておりトニーおよびウルトロンが扱う施設の警備に使用されている。ちなみに小数でも軍隊をほぼ制圧可能なのを警備会社として使用しているためか一時的にニューヨークとソコヴィアの犯罪率が10%以下になった。これを見てトニーは他にも警備会社を作ろうとしたがペッパーとウルトロンに却下されて不貞腐れた。
ちなみに機体製造をかなりハイスピード(本人に自覚が無かったが。)で行っていたためトニーの資産が一時的に半分以下になりトニーたちから怒られた。それを解消するため先ほど挙げた企業創立を提案したのは内緒。(元々やるつもりだったが一か月後にやるとは思わなかった。)
ヴァルチャーver.3
ヴィランであったヴァルチャーのスーツをウルトロンが回収した姿。背中には大きな金属の羽がありスーツの方はMCUを意識しているのか全身スーツではなく普通の見た目をしているジャケットとズボンに重要箇所を装甲を付けて保護している。
ヴァルチャーのスーツはほぼウイングが本体の所があったため服や安全装置についてはかなり適当だった。現地調達と資金問題のためろくな素材が手に入らず、チタウリの技術を使用してようやっとまともに動かせるレベルの代物。だが滑空能力と独自性の羽の構造、そしてデザインの良さ(ここ大事)があったためウルトロンが回収してver.2を試作、その後完成形としてver.3が製造された。
腹や脚の一部には速度に影響が無いように軽装甲を使用しており脚には変形機構の爪が装着している。服も特殊繊維の物を使用しており背中にはライフルをマウントさせウイングにも軽機関銃が装備されている。ウイングは特殊配合をした金属でできており非常に頑丈で軟性があるため滑空能力が向上させておりスラスターもあるためかなりの速度を出すこともできる、その場で滞空するための内臓プロペラ、刃先や爪にはレアメタルが使用されておりチタンでも切断が可能、爪の方も最大五tトラックなら運ぶことができる。
頭には保護と機能増加目的のヘルメットをを着用しており通信・ソナー・分析など各種機能を備えている。ファルコンよりは機動性はないもののファルコン以上の速度を出す事もでき戦闘力や制圧力もそれ以上である。しかし各種機能をヘルメットかウイングに付けるしかないのでウイングの方はヴァルチャー本人より4倍以上の大きさがある、そのため専用の着用スペースがないと着られないと言うのが問題もあり尚且つリアクターを搭載するスペースが無かったためほぼチタウリの燃料で動いているため燃料補給を考慮して、十時間強しか稼働できないという制限がついている。
ちなみに最初は全身スーツを考えていたが本人がスーツを着るのが面倒くさいと言う理由で一般の服装を元にした物となった。(そのためウイングの機能をスーツに一部移す予定だったがそれが出来なかったのでウイングが巨大化した。)
ショッカーVer.4
ショッカーをウルトロンが改良した姿、ショッカー自体腕に専用武椀を装備するだけと言うかなり雑なものを安全性を考慮して専用スーツの上にショッカー専用装備を着用した状態。
ショッカーの衝撃波発生装置を両椀に付けそれから守るために特殊軽装甲を装備、それ以外の機能は無いが初心者でも扱いやすい物となっている。これも自動着用装備は搭載していないため専用スペースで装備する必要がある。それのせいか着るのが面倒と言う理由でver.2〜3の時はよく腕だけを持っていかれ怪我をして帰ってくる事が多かったので外せないようにした。
これらの装備は会社の運用機材としてトニーにゴリ押ししてもらっているので外野からはとやかくは言われない。ヴァルチャーの方も軽機関銃やライフルは取り外されている。
バートンスーツVer.5
バートンのスーツをウルトロンが改修した物、スーツの方は特殊繊維を使用した物であり丈夫で軽い、全身スーツではなく所々露出している部分は特殊カバーを付けて関節の阻害にならないようにしてある。弓については超強化アラミド繊維に特殊レアメタルを焼結させた弦に特殊配合の弓で出来上がっている。連結、分解も可能でカリスティックにもトンファーや長棒にもなりバートンの戦闘スタイルに合わせて調整してある。
バートンの戦闘で一番の問題である弓矢はウルトロンオリジナルの特殊加工・機構・構造をした物、矢筒には長さが僅か1.5㎝ほどの棒が敷き詰められており戦闘の際は棒から羽が出現、矢筒から抜くとそれが延長し90㎝以上の刃先の付いた矢に変形する。中は中空のため普通の矢より多少軽く丈夫なので扱う分には問題ない、さらに棒の先端にはオプションを装備させる部分があり矢筒にはそれをつけるためのシステムが存在し弓を操作して装備させる。爆弾、ワイヤー、分裂など様々であり矢筒の方も丈夫さより軽く持ち運べるように改良しているのでバートンからは逆に重くしてくれと言われた。
スーツの方にはウェポンラックがありオプション装備としてナイフと銃がある。それもウルトロンお手製の物で問題だった矢のことや戦闘継続力を手に入れたのでバートンは大喜びだった。
ちなみにこの時点でウルトロンめっちゃ強くなってます、24時間研究を続けてられるので時間が経つ事にどこまでも進化していきます。経過年数は半年ぐらいでその間に好き勝手作りました。金の力は偉大である。
少しの間はショートストーリーが続きます、次の章はそれが終わった後に投稿する事になります。