もしも…ウルトロンに憑依したら? 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
『うむ…やはりまだできないか…』
「まあ仕方ないよ。」
「何の研究をしてるの?」
そう研究室で頭を捻っているとペッパーが入って来た、コーヒーをトニーに渡した。
『ペッパーか、研究中の物があってね。それに苦戦している所だ。』
「ちなみにどんな物?」
『今さっきしていたのは…フォトンリアクターだ。』
「フォトンリアクター?」
『私が作り出した仮想動力の一つだ、リアクター内で光を極小で固体化させそれをエネルギー元として加速させる。固体化させた光がリアクター内で膨張していきそれで動かし続ける永遠機関だ。理論上これがあれば人の歴史が終わらない限りエネルギー問題に困る事はない。』
「それってかなりすごくない?」
「そりゃすごいさ、計算じゃ出力10%以下でもできるんだから。」
『だが問題がある、そもそもこれを作ろうとすると今ある材質では再現が不可能なんだ。仮想世界だからこそ成り立っているがそれを現実では作れないからこうして困っているんだが…』
仮想世界は現実世界を模倣してデータ上で再現しているため限りなく現実に近い世界となっている、そのためそこで実現ができれば現実世界でも作る事ができる。だが仮想的に再現をしているため地球に無い物を使用して作ることが多い。そのため作る事が難しい物しかない事が多い。
「そもそも何で作ろうとしたの?」
『今ある技術を極限まで追求してどこまでの物が作れるのかを試していたんだ、まあ今の所仮想世界でしかない物しかないがな。』
サノスとそれ以上の存在に対抗するために今のうちに技術レベルを上げておきたい、今の現状ではナノテクを作り出せる程度なのでせめてサノスを倒せるほどまでには上げたい。
「とは言えこのデータを元に再現可能なまでに落とし込めばそれはそれで良し、そもそもフォトンリアクター自体作る必要性があまりないしな。スーツに入れるにしては強いとかの次元じゃないし…」
フォトンリアクター自体はフォトンがどの程度使えるかと言う物を作った結果こうなっただけだ、そのためそもそもスーツに使用するにはエネルギーがデカ過ぎる。トニーの言う通りレベルを下げた物を製造した方が効率がいいだろう。
『そうだが…まあできれば作ってみたいとは思うな。』
「それは僕も同じだよ。」
とは言え技術者なのだから理想は突き詰めたいと言うのが本音だ、トニーもそこは同じのようだ。
「いったん切り上げない?」
『そうだな。』
「さてシェフ、今日のメニューは何かな?」
『イタリア中心、ミネストローネとグラタンはどうかな?』
フォトンリアクター
ウルトロンが提案した三大仮想質量から求められた仮想動力、光を物質化(フォトン)させリアクターで加速しエネルギーを循環させる永久機関、理論上ついでにエネルギー問題が解決できるほどの代物だが、そもそもこれを再現できないため半場諦めかけている。
テレポーテーション
ある地点から別の場所まで瞬時に移動させる仮想技術、|四次元キューブ(スペースストーン)のデータを元にして今現在で一番再現が可能な技術、ガーディアンズが使用するジャンプとは違う物でこちらは体に負荷がかかることはないが、再現可能にまで落とし込む必要がある場合、負荷がかかる可能性がある。
反物質
たった一gで核以上のエネルギー量を叩き出す現実世界でも仮想質量として扱われている物質、実際は再現可能な物ではあるがもし失敗した場合地球が破滅する場合があるため仮想世界だけで取り扱われている。
コズミックウエポン
ウルトロンが研究している仮想質量を用いて使用する武装、人は基本的に地球上で存在するため地球に被害が無いように計算して研究する事が多いが、それを宇宙と言うほぼ無限に近い場所で研究した場合にまで広げた。そうした場合地球で使おうものならどうなるか予想できない物が多いため仮想世界で研究が続けられている。
コズミックウェポンは「地磁気嵐」、「電離圏嵐」、「太陽フレアによる電波障 害」、「太陽風」などの宇宙気象と似たような現象、あるいは別の事が起こる場合があるため仮想世界のみで研究されています。フォトンリアクターで作りだされた武装も存在し基本的に三大仮想質量(フォトン、コズミック、フュージョン)が存在し、フォトンは光、コズミックは宇宙エネルギー、フュージョンは魔法と科学の混合で魔法についてはまだわからないので二つのみの研究になっている。