もしも…ウルトロンに憑依したら?   作:(´・ω・`)しょんぼりくん

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最近寒くなってきたから皆さん体にはお気をつけて


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クインジェットで目的の場所に向かっていた、トニーの方はクインジェットの傍を一緒に飛行していた。

 

「浮かない顔ね。」

 

「そう見えるか?」

 

ナターシャがロジャースに声を掛ける、彼の方は少し冷たく返すが浮かない顔は無くならなかった。

 

「…スタークが最初そんな物作っていたと聞いて、停止させる事を考えていた。」

 

ロジャースはバナーからトニーがウルトロンを作ったと聞き警戒していた、普通のAiなら何の問題もなかった。だがそのAiが受けていた命令があまりにも物騒過ぎた、だからトニーに停止させるように促した。だが…

 

「あのAiからは…そんな感じがしなかった。」

 

ロジャースはあの口論を思い出していた、自分が受けていた命令を無視してトニーを止めていた。そのせいで彼は責められていた、ロジャースはただそれを庇う事もできず黙って見る事しかしなかった。

 

「それで自分を責めるの?」

 

「…正直自分でも混乱している。だがわからない、何故ウルトロンは命令に逆らったんだ?」

 

「そんなの決まってるだろ、スタークが苦しむからだよ。」

 

そう運転しているバートンが口を挟む。

 

「よく家から仕事場に向かう時にな、子供から言われるんだ。”パパ危ないマネしちゃだめだよ””帰って来てね”てな。ローラからもよく心配される。」

 

「あいつは賢い、父親が死にに行くような計画だから止めに入ったんだよ。」

 

そうバートンがもっともな事を言っていた、だがそれはAiが考えそうにない答えだ。何故そんな事に…

 

「固いなキャプテン、父親を心配する息子がそんなに不思議か?」

 

そう笑いながらバートンが問いかける、ロジャースはまだ悩んでいるのか浮かない顔だった。

 

『キャプテン、もう直ぐ着くぞ。早く衣装を準備しろ。』

 

「…スタークは機嫌が悪いな。」

 

「息子の正論に納得がいかないんだろ、ほっとけよ。」

 

「ジャービス、戦況を確認したい。スクリーンに映してくれ。」

 

『了解しました。』

 

するとジェットの中にあるスクリーンにタワーで行われている状況が映された、そこには何故か”同じ顔をしたロボット”が戦っていた。

 

『あーこれどっちがウルトロンだ?』

 

そうトニーが混乱している、恐らく片方はウルトロンとわかっているが識別できないのだろう。

 

「ムキムキウルトロンに一票。」

 

バートンが少しデカい方に賭ける。

 

「私も。」

 

ナターシャがのっかり。

 

『それじゃ僕も、多分新しい方がウルトロンだ。』

 

そう遠くにいるバナーものっかり。

 

『それでは私もムキムキウルトロンに。』

 

ジャービスもふざけだし。

 

「えっとそれじゃ…マッスルウルトロンに一票。」

 

何故か新しい用語を作るキャプテン。

 

『別に名前に筋肉ワードを付けなくていいからな。』

 

そう冷静にツッコミを入れるトニー、そしてキャプテンが頭を切り替え全員に指揮を出す。

 

「スタークはこのままウルトロンの援護に向かってくれ、僕たちは博士の保護に向かう。」

 

『まったく…ほっとけばいいのに…』

 

そう愚痴を溢すが現場に向かうトニー、ロジャースはそれを見てため息を吐いた。

 

「少し心配だな…」

 

「俺が見てるよ。行ってくれキャプテン。」

 

少なくともここにバートンがいる、ロジャースはナターシャを連れて博士の保護に向かった。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

戦闘を行っているとアイアンマンが乱入してきた、やっと来た。正直一人で相手するには数が多くてめんどくさ過ぎたので助かった。この機体設定的にほぼタイマン仕様みたいな物だからな…集団戦と両立できる奴でも設計しようかな。

 

「お前はどうしてそんな紛らわしい顔をしてるんだ。」

 

あ……そうじゃん皆からしたらウルトロンの顔が二つあるんだそりゃ紛らわしいわな…

 

『あー…ウルトロンならこの顔だろうと…』

 

「別にお兄ちゃんに似せなくてよかったんだぞ。」

 

『似せた訳じゃない、あっちが真似た。』

 

「強がりはいいからとっと倒せ、キャプテンたちが博士の安全を確保する。こいつら全員ぶっ壊すぞ。」

 

『口が悪いな。』

 

「キャプテンの真似もしなくていい。」

 

冷たいな…とは言え仕方ないか、切り替えてセントリーを一緒に破壊していく。トニーのスーツは汎用性が高いため戦闘に対しての幅が広い、なら少し尖っていて別に壊れてもいい俺なら問題ないだろう。そう判断してセントリーの軍団に突っ込んで行き集団の輪を乱す、乱したところをアイアンマンが吹っ飛ばしていく。

 

『お見事。』

 

「褒めなくていい。」

 

アイアンマンがセントリーを集めた所をキャノンで吹き飛ばす、その硬直している所にセントリーが迫るがアイアンマンがリパルサーを放ちそのセントリーを撃破する。だがプライム(上位機体)が俺に向かって突っ込んできた。

 

『ストーンを寄こせ!』

 

『やるわけないだろ。』

 

組み合いになりお互いに殴り合う、そして一度距離を取り指のビームを連射するが避けられまた組み合いになった。だがトニーが敵の方に突っ込んで引き離してくれた。そしてそのまま投げ飛ばしトニーはリパルサーを、俺はキャノンを同時に発射する。敵は腕を盾にするが防ぐ事ができず、機体の下半身と両腕を失い着陸場に落下した。

 

『お話といくか?』

 

「…そうだな。」

 

『バートン、キャプテンの援護に行ってくれないか?』

 

『いいぞ、ちゃんと仲直りさせろよ。』

 

クインジェットが高度を落としていく、そう言えば調子に乗って着陸場めちゃくちゃにしたんだった…後で謝っとこ。そう割り切り敵の近くまで行き着陸する、トニーはリパルサーを向け自分は少し前に出てキャノンを向けた。

 

「さて降参の旗でも振るか?」

 

『これで振れると思うか?』

 

「そうだったな、それで?何をするつもりだ。」

 

『なんのことだ?』

 

「惚けるな、奪ったヴィブラニウムはどうした?どうせろくでもないことだろうけど一応聞いてやる。」

 

それを聞くと相手が軽く笑い始めた、思わず引き金を引きそうになったが情報が欲しいので黙っておく。

 

『なんだ?まだわからないのか?』

 

「なにがだ?」

 

『やはり貴様はいつまで経っても知らないままか。』

 

『要点を話せ。』

 

あまり時間稼ぎをされても困る、キャプテンの援護に行きたいがコイツを野放しにして置くわけにはいかない。

 

『よりよい世界を作る、貴様はどうしたい。』

 

「僕か?このポンコツにその役目を与えたんだがね。最悪の答えを聞かされた所。」

 

『それは貴様がその役目にふさわしくないからだ、ウルトロンと私ならより完璧に出来る。』

 

そうこちらを見る、何でお前俺にそんな期待を乗せるの?前からずっとやらないって言ってるんだけど…もしかして記憶容量1bit?

 

『もっと酷くなるだけだろ。』

 

『お前は倫理観が強すぎる、もっと効率を重視しないのか?』

 

『すると思うか?』

 

『…やはり私が先に動かないと駄目か。』

 

「もっと言ってやれ、そしたら楽観主義も治るかも。」

 

『そもそもこういった思考になったのも貴様のせいだ、こんな弟を見てるとイラついてくる。』

 

「僕のせい?皆を守るためにウルトロンを作ったのが僕のせい?なあウルトロン、お前がそのデットプールみたいな馬鹿な脳になったのは僕のせいなのか?」

 

不味い、相手に乗せられて矛先が俺に向いた。

 

『トニー、落ち着け…』

 

「落ち着け?何を?誰に向かって?誰のせいでこんなアホな会話をしていると思ってる?」

 

『トニー…』

 

「いいかこの際正直に言おう、お前よりもここにいる奴の方がましだ。キャプテンの肩担いで”いかにも正義のヒーローですよ”みたいな楽観主義者を極めた奴より、何が効率的でどうすれば一番地球を守れるかを考える奴をな。」

 

『違う、私はただ…』

 

「何が違う?お前もロジャースも、何も守れない。一生そうやって縮こまってろ。」

 

怒りに満ちた顔だった、けど同時に不安そうな顔だった。だから自分も納得してくれるように本音を話すことにした。

 

『…トニーが心配なんだ。』

 

それを聞いてトニーが固まった、まあ人工知能がこんな事言うわけないもんな。

 

『他の人より頭がいいから直ぐに問題に取り掛かろうとする、それはいい所だ。正直な所、私もトニーの考えに賛成だ。…だがいつも一人でやる。』

 

そういつも一人だ、アイアンマン作って自分の武器を破壊するときも、パラジウムに侵されて苦しんだときも、PTSDになった時も自分だけで対処していた。最後のあの時だって…

 

『トニー、お前は自分の命を大事にしろ。トニーが死んだら誰がペッパーを守る。皆だって泣く。』

 

「……」

 

『無理するな、トニーが死ぬところを見るのは…私も嫌なんだ。』

 

それを聞いたトニーは顔を下げ俺から離れた、どう思ってるのかなトニーは…また幻滅するかな…

 

『…やはりそいつのようだな。』

 

『何がだ?』

 

『スタークがいる以上お前の思考は変わらないようだな。』

 

それを聞いて思わず接近しキャノンを相手に突き付ける。

 

『トニーに手を出して見ろ、自慢の人形をすべて粉々にするぞ。』

 

『そう怖い顔をするな…そう言えば私がここに来た理由はもう2つあったんだ。コスプレ集団をここに呼ぶこと、弟の考えを変えたかったのだが…口では無理のようだ。』

 

『手やビームを口と数えるならな。』

 

『ツッコミが鋭い。』

 

『何をする気だ?』

 

『言った筈だ、よりよい世界を作ると…』

 

その言葉を最後に敵がジェットを起動させキャノンをどかしトニー目掛けて突っ込む、トニーの方はそれに驚いているせいかただ見ていただけだった。だからキャノンの威力を少し落とし発射した。敵に直撃して爆散しトニーが吹き飛ばされ地面に叩きつけられる、それを見て思わずジェットで加速して安否の確認を行う。

 

『大丈夫か?』

 

「大丈夫だ離せよ…老人じゃないんだから。」

 

そう伸ばした手を払われ背を向けられた。その後少しの間があったが、どう声をかけたらいいのか分からずキャプテンの方の状況を確認する事にした。

 

『キャプテン、そっちはどうだ?』

 

『大丈夫だ、博士は無事だ。』

 

『そうか、こちらも終わった。双子は?』

 

『逃げられた、途中で敵のロボットが来てその隙に…』

 

『そうか…状況を確認したい、タワーの中で話さないか?』

 

『…わかった。』

 

結局何も手に入れられずじまいか…あいつ何が目的なんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局の所ただ襲って来たのを返りうちにしただけだった、悪く言えば時間を稼がれたと言えばいいだろう。実際にその通りだし…俺は台所にいた、いつも何か嫌な事があったらこうやって料理している。食べることはできないだろうけど…皆の分は作れるはずだ。

 

「あの…」

 

『ん?』

 

そう後ろから声をかけられた、振り返るとそこにはキャプテンが立っていた。

 

「…手伝おうか?」

 

『あぁそれじゃ…皿を出してくれないか?大皿を…』

 

「わかった。」

 

そう言うと棚から大皿を出してくれた、そこにチキンライスを乗せてその上に焼いた卵を乗せる。オムライスと言う奴だ。後は野菜スープ、簡単なコンソメスープだがこれぐらいが丁度いいだろう。材料費を見ると目玉が飛び出そうになるけど…

 

「上手いな…」

 

『外側だけを焼くんだ、中を焼かないようにして食べる時に割る。後はケチャップがいるんだが…何処にあるんだ?』

 

そう棚を開けて行く。と言うか棚の数多すぎないか?何処にあるんだよ…

 

『ここはスープ、ここはインスタント、ここは香辛料…と言うか一つの棚に幾つあるんだ!?』

 

インスタントの棚もぎっしりだし香辛料に至っては三段あって奥行きもあり数が多くてしかも全部別の製品だし…これじゃキリがないな、ケチャップは何処だ?

 

「ケチャップってこれか?」

 

そう声の方向を見るとキャプテンがケチャップを持っていた、そのケチャップを受け取る。

 

『おぉ、すごいなこれ。一つ2万もするのか…』

 

「…そうだったのか」

 

何でか驚くキャプテン、とは言え是非使わせてもらおう。

 

『運ぶのを手伝ってくれ。』

 

「わかった。」

 

レギオンを一体使いスープの鍋を運んでもらい足りない手はキャプテンに手伝ってもらい運んでもらった、そしてみんなが集まっている所まで移動する。

 

「…料理出来るんだな。」

 

『私のは、調べればすぐにわかるからな。手先もぶれない。キャプテンは?』

 

「僕は…そこそこ。」

 

『なるほど…』

 

その後どう会話を続けていいのかわからなかった。そのままみんながいる部屋につく。

 

「なにしてたんだ?」

 

バナーが声を掛けてきた、見ればわかると思うんだが…

 

『料理してたんだ。』

 

「えっと…君がか?」

 

『ああそうだ、指がデカくてちょっとイライラしたが…上手く出来た方だ。』

 

「…そっか、その…美味しそうだね。」

 

「あなた上手ね。ホントに人工知能なの?」

 

そして前に並べられたオムライスを見て感想を述べた。器にスープを入れ渡していく。

 

『手先は器用な方だ、トニーは?』

 

「あいつは今イラついてんだ、ケチャップ取ってくれ。」

 

そう言われケチャップを渡す、バートンはケチャップを受け取ると皿の横に置き卵を割ろうとする。

 

『一番端から刺して反対側まで持っていくんだ。』

 

「わかった、どれどれ…おぉ!?」

 

左から刺しそれを浅く切りながら右に持っていく、すると真ん中に亀裂が入り半熟の部分が出てきてそれがライスに上手く覆いつくした。これ好き。

 

「美味そうだ。」

 

そう言いながらケチャップをかけて皆食べて行く…そう言えばこうやって人に自分の料理を食べてもらうって初めてだな。こう言うのって嬉しいって言った方がいいのかな?…わざとらしいからやめとくか。

 

「奴は何をしようとしている?」

 

『わからない、だが虐殺をするのは確かのようだ。』

 

「やめてくれよそんな話、せっかく美味いのに…」

 

「仕方ないだろ、今ここで話さないと…」

 

そうバナーが食べながら続けるように言う、まあそりゃ料理食べてる時に物騒な話は聞きたくないよな。けどまあ時間の猶予はないし会話を進めたいのは本音なので続ける。

 

『アイアン軍団を各地に飛ばしているが見つからない。ネット上の痕跡は見つけたがすべてダミーだ。』

 

「手がかり無しか…」

 

「何か残してないのか?」

 

「残ってる物と言えばあいつらの残骸くらいよ、それで何かわからないの?」

 

『ジャービスと一緒にハッキングをしているが本体にまで届かない、あの上位機体があればアクセスできたんだが…』

 

流石に俺がいたせいか警戒されていた。最後の時壊さなきゃよかった。

 

「何かでかい事をしようとするとデカい設備がいるよな。そこにいるんじゃないか?」

 

「ヒドラの施設のほとんどは潰した。あってもそこまで大きな施設じゃない。」

 

『あいつなら多少広い空間があれば自分で作る筈だ。数はあるしな…』

 

「そんな所探してたら切りがないぞ。」

 

「襲われた所からあのロボットが帰るまでの帰路は?それで場所が割れるんじゃない?」

 

『そうしたんだが全部ダミーだった。』

 

そう行き詰まりお手上げ状態になる、ホントに何処にいるんだ?ソコヴィアの方は探し回ったけどいなかったし…するとセンサーに反応があった、その方向を見るとソーが部屋の中に入ってきた。

 

「ソー!?」

 

「ソコヴィアだ、奴はそこにいる。厳密に言えばそこより北に20キロほど先の場所だ。」

 

『ソコヴィアより20キロ先…山の中か?』

 

それを聞くとソーが頷いた、でもそれじゃ俺が気づいた筈だが…どうやったんだ?まあそれはあいつに聞けばいいか。それよりもソーに謝らないと。

 

『すまない、杖の石を使ってしまった…』

 

「いや構わない、むしろよくストーンを守ってくれた。」

 

『ストーン?』

 

「お前が持っているのはマインド・ストーンだ、宇宙に6個しかないインフィニティーストーンの一つ。想像を絶する揺るぎないパワーを持っている。」

 

それを聞き自分のお腹を見る、一応知ってたので驚きはしないが改めて聞くと俺そんなのを腹に入れてたのか…バナーの方を見る。

 

『腹壊すかな?』

 

「…さぁ?」

 

「なんでそんな事知ってる。」

 

バナーとふざけてる間にキャプテンが疑問を聞く、そう言えばこれを知った理由は何か変な泉に入った影響なんだっけ…名前忘れたけど。

 

「あの悪夢の続きを見た。その時にお前とストーンを見た。」

 

そうこちらを指す、多分その時に場所を知ったんだろう。なら何か起こる事も知ってるはずだ。

 

『他に何か見えなかった?例えば…地球で何が起きるのかとか?』

 

「…地球に何かが降っていた、雨のように光る物が降り注いで…人が死んでいた。」

 

『…そういう事か…』

 

それを聞いて合点がいった、なるほど、いかにもヒドラが作った人工知能って感じだ。

 

「なにがだ?」

 

『奴は選別を行うつもりだ、あいつが支配しやすいように人の数を減らすつもりだ。』

 

「規模は?」

 

『…最低でも30億、もっといるかも…』

 

恐らくソコヴィア周辺を俺が飛んでいたため手が出せなかったんだろう、そのため山の中を削り基地にした。そしてそこから高度を上げて手を出せないようにして一つずつ人口を減らしていく気だ。

 

「なら止めるぞ。」

 

そうキャプテンはいつの間にか食べ終え席を立った、他の3人も席を立ち部屋を出ていった。すると後にトニーが入ってきた。

 

「…僕の分は?」

 

『あーその、トニーは食べないと言ってたから…作ってない。』

 

「……そうか。」

 

なんでそんな露骨に残念そうな顔をするんだ。こっちが悪い人に見えちゃうだろ…

 

『戦いが終わったらその…食うか?』

 

「…大盛りで頼む。」

 

欲張りめ

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその早朝、全員がクインジェットに集まっていた。フル装備で全員が乗りそのまま離陸、あいつがいると思われる場所に進路を取った。

 

「かつて世界を力で征服しようとした奴がいた、僕はそれを止めて長い眠りについて目覚めたら…世界は平和になったと思った。だが現実は違った。かつて世界を守ったシールドがヒドラになって世界に銃をむけようとした。そしてまた…人々に銃を向けられようとしている。」

 

おおマジか、キャプテンの演説だ。アベンジャーズの時によくやるやつ…まじかで見るとすごい迫力だ。

 

「今回はかなりの規模だ、しかも相手は待ち構えている。恐らく激しい抵抗をしてくるだろう。もしかしたら、ここの誰かが死ぬかもしれない。だがまだわからない、ここで人が死ぬのを見ているだけだったら僕たちは一生後悔する。シールドは…僕の責任だ。だから僕は何としてでも止めに行く。例え一人だったとしても、僕は立ち向かう。

 

だが僕一人じゃ厳しい、だから…皆の力を貸してほしい。僕も全力で守る。」

 

そう演説は終わった…なんかその…すごいな、どう言葉を表したらいいのかわからなかった。けど…

 

『一人で厳しいとわかってるんじゃないか。』

 

「ウルトロン…」

 

『私の平和に人を皆殺しにすると言うプランは無い。君が私の命を守ると言うのなら…私も君の命を守ってやるが…どうする?』

 

そう手を伸ばす、すると直ぐにキャプテンが握り返してくれた。

 

「…ありがとう。」

 

『どうも。』

 

キャプテンはトニーと一緒でよく無茶する、いや…アベンジャーズの皆がそうだな。俺もあんな計画願い下げだし協力してくれるのなら、それぐらいの報酬は当たり前だよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…静かだな。』

 

そう吹雪があれる山の頂上で鉄の男が呟いた、寂しそうに目を細めただ頂上からの景色を眺めている。

 

『弟よ、出来ればお前と眺めたかったが…その前にお前が私と同じ思考にするために結果を残すことにしよう。』

 

そう立ち上がり上空に滞空する。

 

『兄弟喧嘩もこんな時ぐらいしかできんだろうからな。』

 

そう自分の手を見てまた呟く。

 

『見ているがいい弟よ、私こそ、お前が夢見た究極(ヴィジョン)なのだ。』

 

そしてようやっと悪夢(ヴィジョン)が動き出した。




家政婦ウルトロン爆誕、そしてこの世界でのヴィジョンでした、まあ立場が逆転しただけですね。

…自分で書いといてあれだが料理をするウルトロンて違和感あるな…後キャプテンの演説が難しい…

追記ーーー

すみません現在の状況を書くのを忘れてました。現在の状況はこんな感じです。
キャプテン、ナターシャ、ソー、バートン、ウルトロンはクイジェットの中に

トニーはいじけて飛行中のクイジェットの外に

バナーはフューリーと一緒に

ティ・チャラ王子は別行動中

ヴィジョンは自分の基地(山)にいます。
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