お父ちゃん健在でアルティメットスペちゃん√ 作:お父ちゃん
リトルココン「あの……学年変更して良いですか?」
ジャパン「ヨギボーふわふわ」
リンカーン「あーれ?可笑しいな?私、レコードタイムだよね?なんでその4馬身先にいんの!?」
ビターグラッセ「ディープインパクトハンパないって!出遅れた処か、転倒しかけてんじゃん!!」
↑ディープインパクト被害者の皆様。
「プロジェクトラークですか?」
ディープインパクトが入学し、ゴルシの手で拉致されて3日後。最強チームであるリギルにも動きがあった。
チームリギルは未だに最強であり、昨年度の有馬記念では絶対的エースであるシンボリルドルフが新たな三冠馬エアシャカールを破り、有馬記念を連覇した。更にはアメリカからの帰国子女である名悪役ロベルトの孫グラスワンダーも加入し、グラスワンダーの紹介で同じくアメリカ育ちのエルコンドルパサーも加入した。東条Tは考える、グラスワンダーとエルコンドルパサーの素質は世代最強クラスであり……間違いなくシンボリルドルフと同程度やそれすら上回る素質を持っている。更に、シンボリルドルフの紹介でツルマルツヨシという少女も加入だ。ツルマルツヨシの素質もなかなかであり、来年のリギルはエルコンドルパサー、グラスワンダー、ツルマルツヨシという3人体制でクラシック世代のG1完全制覇を狙う。
そんなリギルであるが、前理事長ノーザンテーストの友人で何処から見ても少女と思われる背丈で絶壁の人物 佐岳メイという人物からプロジェクトラークという凱旋門賞に挑戦するプロジェクトの説明を受けていた。
「ああ、そうだよ。あたし様の知識とリギルの素質とデータ論があればだ……夢のその先を一緒に見てみないかい?」
トレセン学園からはまだ凱旋門賞を制覇した選手は出ていない。凱旋門賞を制覇するためのプロジェクトラーク、そのラークに選ばれた最強チームであるリギル。東条Tは少し考えて……
「分かりました。此方からも宜しくお願いします」
「おう!宜しく!!」
凱旋門賞制覇……当然ながらその夢を見てみたい。東条Tは佐岳メイの手をとり、プロジェクトラークに参加することにした。だが、リギルと佐岳メイによる今回のプロジェクトラークの2年間は失敗に終わり、やがて希望と夢は衝撃の英雄に受け継がれる。
「そうそう、サンデーサイレンスの義息が入学したんだってね!ノーザンテーストから聞いたよ」
「ですが、彼に期待しない方が良いです。あの子は男性にしては小柄過ぎるし、余りにも線が細い。競技者としての素質はないかと思います」
ディープインパクトの走りを見て、東条Tと佐岳メイの顎が外れる2時間前の会話であった。
ウマ娘の世界には超絶お金持ちの家柄がある。1つはレースで財を成してそれを投資や株で増やして瞬く間に財閥へと成長したメジロ家、シンボリルドルフを輩出して海外まで影響力を持つシンボリ一族、華麗なる一族。
そして有力なウマ娘は未だ出てきてないしウマ娘は幼子しかいないのだが技術力とコツコツと頑張り超絶お金持ちと成った一族がある。その一族はサトノ一族であり、サトノ一族は多くのゲームを開発したり、今時の生活では欠かせないコンピューターやパソコン、スマホの発展にも力を入れてきた。そんなサトノ一族であるが……ウマ娘とトレーナーの為に最近話題のAI技術を用いてサポートアプリも開発しようとしているのだ。
「ヘイルトゥーリズン……この世界はだんだんと良くなっているよ。第二次世界大戦で君に救われた命だ…サトノ関係なく、ウマ娘の為に使おう。
デビルズバックとロベルトから君が亡くなった事を聞いたよ。死者を冒涜する行為かもしれない……だが、赦してくれとは言わないよ。ただAIという偽者でも君の力を借りたいんだ。アメリカ最強であり権力者と敵から最恐と称され、
※ヘイルトゥーリズン。サンデーサイレンスの祖父であり、彼が居なければ現代の日本競馬は無かった。彼が居なければサンデーサイレンスを始めディープインパクトも、グラスワンダーもタイキシャトルも存在していない。怪我をしてアメリカ三冠に出れなかったが、怪我が直ってからアメリカ三冠のレースの勝者全員に余裕勝ちしてる。めちゃくちゃ賢かったそうだが『コイツはヘイローより危険だ……ヘイローなんてコイツと比べたら可愛いヤツだった』ととある肖像画家に言われたとか。なにやったの?ひいお爺ちゃん。
90歳を越えるサトノ家の老人。100近い年齢だが、彼は最後の発明を行う。彼の視線の先には『ダーレアラビアン』『ゴドルフィンバルブ』『バイアリーターク』そして『ヘイルトゥーリズン』と書かれた棺のような物が安置されており、その棺らしき物は様々な電線で繋がっている。
三女神と始まりの男のAIとしての復活まで○○日。
一方のチームスピカ。
ディープインパクトを拉致して強制入部させたチームスピカ。徐々にメンバーも増えてきて、今年はアグネスタキオンとマンハッタンカフェのクラシック戦線、スペシャルウィークのクラシック戦線へ向けた準備、エアシャカールとゴールドシップそして完全復活を果たしたフジキセキのシニア戦線のG1とやることが沢山だ。因みにモブコンビもG3やG2の重賞をそこそこ勝っており……サンデーサイレンスブートキャンプの効果が出てきている。
※実際の競馬では重賞を1つでも勝てるだけでも上澄み中の上澄みの凄いことです。世の中には1度も勝てず競走馬を引退するサラブレッドも多いので。もう、ゴルシなんて全体から見れば化物中の化物です。
「選抜レースに出ろ……ですか?」
「ああ。まあ、お前はもうチームに入ってるから最初で最後の選抜レースだが、現段階での実力を確かめるのも良いな」
父であるサンデーサイレンスから選抜レースへの出場を打診されたディープインパクト。選抜レースとはチームにまだ所属していないウマ娘が日頃から教官から教わった事を披露し、トレーナー達にアピールしたり、現段階の実力を確かめる為に行うものである。一応、チームに所属しているウマ娘も出れるが……基本的にはトレーナーさん達へのアピールなのでチームに所属しているウマ娘は出ない。
「確かにディープちゃんの実力を知ること(相手が)は大事だと思うよ!」
姉であるスペシャルウィークもそう告げ、更には三冠馬であるエアシャカールもノートパソコンを開きながら……
「最近話題のAIを用いて、上り坂や下り坂がどう変化するのかも見てやるよ。それに結果が良ければスピカの公式サイトとパカチューブに載せるぞ?良い宣伝効果になるしな!」
「シャカール先輩まで!?」
更にシャカールはパソコンでディープの走りを解析、結果が良ければパカチューブやスピカの公式サイトに載っけて宣伝効果も高い。それにパソコンで走りが解析できるなら、どのように走ってるのかも見やすく判断してくれる。
「良いね……是非ともそうしよう!!」
「運動前の珈琲をいれてくるね。珈琲とミルクは?」
更にタキオンとカフェまでノリノリだ。
ディープは最後の望みでフジキセキを見るが、フジキセキはニヤリと笑みを浮かべて無言のサムズアップ。残念な事にディープの周りに味方は誰も居らず、ディープインパクトは選抜レースに強制出走であった。
選抜レース。集まったのは4人の将来有望な猛者達であった。
「さて、頑張るよ」
エントリーNo.1!!アイルランドからの留学生(史実的には持ちこみ馬)コンゴウリキシオー!!
「私の時代ね!!」
モブウマ娘の人!!
そしてダントツの一番人気!!首席入学のリトルココンである!!そんなリトルココンの強さを間近で見ようと、大勢のトレーナーや有力チームに所属するウマ娘達が見に来ていた。
最後の1人は勿論、チームスピカのピカピカの1年生!ディープインパクト!!だがディープインパクトはさっきから一言も喋ってない。緊張しているのだろうか?
「ふっ!勝つのは私だから、せいぜい不様な走りはしないことね?」
リトルココンは先程から一言も喋ってないディープインパクトにそう話しかける。挑発のように聞こえるが、リトルココンとしてはディープインパクトを奮い立たせる為の言葉でもあった。だが……
「ずいぶんと余裕だな。戦いの前だぞ?」
その言葉を聞いたディープインパクトは普段と明らかに声のトーンが異なり、口調も異なっている。そしてリトルココンの方を見ると、その目付きは普段の可愛らしいアイドルのような目付きと異なり「あの……誰かヤっちゃいました?」なヤル気MAXな鋭い目付きと成っていた。
※史実のディープインパクトもレース前とレース中は普段の甘えん坊な性格からは想像できないほど、押さえ付けられた闘争本能が高まります。日本ダービーでは闘争本能が高まりすぎてパドックでは威嚇行為を行ったほど。
(なに……この重圧!?本当に弱々しい……ディープインパクトと同じなの!?)
リトルココンはそのディープインパクトの変貌ぶりから恐怖を感じるが、直ぐに気持ちを切り替えてゲートインした。それに続きコンゴウリキシオー、モブウマ娘、ディープインパクトがゲートインした。そして、いざ……選抜レースが始まったのだが……
『ディープインパクト出遅れたぁぁあ!!』
ディープインパクト出遅れる!!
※皐月賞では転倒寸前、日本ダービーでも出遅れ、天皇賞(春)でも出遅れ、でも圧勝する。
レースは逃げのコンゴウリキシオーが先頭を走り、続いて先行のモブ、差しのリトルココンは三番手、ディープインパクトは最後尾からのスタート。
レースは中盤に差し掛かり、リトルココンはスピードを上げていき、モブウマ娘を抜き去る。そしてコンゴウリキシオーをロックオンした。流石は首席入学のエリート……だが入学した時代が悪すぎた!!
最終コーナーを曲がり、コンゴウリキシオーを抜いて最終直線に突入するリトルココン。だが、その瞬間!!
(なに!?このプレッシャー!?)
後ろからとんでもないプレッシャーの塊が近付いてきたのだ。そのプレッシャーはぐんぐんと加速していき、勢いを増していく。ウマ娘や自動車が近付いてくるという物ではない……そう例えるなら戦闘機が近付いてくる程の重圧がリトルココンの背後から近付いてくる。
『なっなんだ!?全く注目されてなかったディープインパクトが突っ込んできた!?まて……まてまてまてまて!?このラップタイムはトゥインクシリーズでの短距離400ラップを上回ってるぞぉぉお!?なんだよ……なんなんだよ!?』
実況の教師が怯えるように叫ぶ。その瞬間、リトルココンはプレッシャーの正体がディープインパクトだと理解した。
『マジでどうなってるんだよ!?なんで
その瞬間、衝撃波と共にリトルココンをディープインパクトが抜き去った。だがリトルココンを抜き去ってもディープインパクトの速度の上昇は停まらない。しかも恐ろしい事にリトルココンは見てしまったのだ。
(息切れしてない!?汗を1つもかいてない!?)
そう、ディープインパクトは一切の汗をかいておらずそれどころか息切れさえもしていない。
※史実のディープインパクトは他の馬より心肺能力が高く、エンジンが違うと言われてました。それに他の馬より身体の関節と筋肉の柔軟性が柔らかく、犬のように後ろ足で身体をかけたとか。
そしてディープインパクトはリトルココンに対して3馬身の差を着けて圧勝。
「えっ?どうなってるの!?データが通用しない……」
「嘘だろ……あんな選手が居て良いのか?」
東条Tと佐岳メイ、驚きで顎を外す。
そしてエアシャカールはディープインパクトの選抜レースの映像を公式サイトとパカチューブに挙げたのだが……
「えっ?ディープなの?」
アイルランドの城で王族として過ごしていたファインモーション。彼女はイージーゴアが見つけてきたディープインパクトの選抜レースを見てしまう。
「流石は血の繋がりは無いとはいえ、サンデーサイレンスの息子だ。身体は小さくても、誰からも相手にされなくても……未来に羽ばたく翼を持っている。
親とトレーナー、スポンサーの手で成長ホルモンと怪しげな薬を打たれまくった私と違って、サンデーサイレンスのように本当の強さで運命を切り開くだろう。本当にそっくりだ……」
イージーゴアはかつてのサンデーサイレンスを思い出しながらそう告げた。
「決めた!!私、日本のトレセン学園に入るよ!!お父様から反対されてもね!!」
「姫様!?しかし……」
「ゴア!!手続き宜しく!!国家権力フル活用だよ!?」
「姫様!?」
ファイン殿下、日本に即出発!!
次回!!ファイン殿下、イージーゴア隊長再び日本にやって来る。
ノーザンテースト「なんかあったらトレセン学園処か、日本とアイルランドの国交終わるから宜しく」
サンデー「ノォォォオオオ!!」
南坂「日本終わったぁぁぁあ!!」
シャカール「ツッコミ追い付かねぇぇぇえ!!」
頑張れシャカール!!ツッコミ適性のあるスカーレットとマックイーンが来るまであと1年さ!!
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