お父ちゃん健在でアルティメットスペちゃん√ 作:お父ちゃん
「なんてこった……これは最悪の場合、URAの解体も考えなければ……いや、日本が終わるかも知れない」
ノーザンテースト。秋川やよいの母であり、元々は超絶優秀なトレーナーであり、かつての三冠馬のシンザン、セントライトを世に送り出した人物である。ミスターCBの母であるトーショウボーイとそのライバルであるテンポイントにも指導経験があり、先日までは欧州にトゥインクルシリーズを広めるために活躍していた。
欧州等の海外ではオークスやダービー等の年齢制限があるレース以外はトゥインクルシリーズとドリームシリーズが合わさった物であり、年齢制限がない。ざっくり言うと凱旋門賞に30代のウマ娘と10代のウマ娘が一緒に走ると言うことだ。当然、トゥインクルシリーズでは無いのでレースが終ってからのライブも当然ながらない。そんな海外にトゥインクルシリーズの仕組みを広めるためにノーザンテーストは活躍していた……そうしていた、過去形だ。何故なら、色々あってそれどころではなく緊急帰国で理事長職に戻らなければ成らないのだ!!
「頼むから理事会よ……大人しくしてくれよ?日本が滅ぶぞ……」
最悪の事態を想定し、頭の上に乗っけた猫ちゃんに気を使いながら歩くノーザンテースト。何故なら、先程……アイルランド王国からとんでもない報告が来たのだ。
『第二王女 ファインモーション王女殿下が国家権力をフル活用し、SP隊長イージーゴアと共に日本中央トレセン学園に留学する』
という物騒な連絡が来たのだ。そう、アイルランドからマジ物の王族が護衛を一人だけ連れて留学にやって来るのだ。当然ながら他の護衛も後程やって来るそうだが、ファインモーション王女殿下は国家権力をフル活用でやって来るので停めることは不可能!!しかも留学理由が……
『友達が居るの!だから行くんだ!!』
とのこと。ノーザンテーストはその友人が誰なのか考えた、最初は海外にも影響力を持つシンボリ一族かと思ったが答えはノー、メジロ家か?答えはノー、ファインモーション殿下曰く
そしてURAの理事会はノーザンテーストが海外に行く前から、男性ウマ娘に対して嫌悪感を抱いている。サンデーサイレンスというアメリカを追い出されるように現れたイレギュラーの快進撃は勿論のこと、男性ウマ娘という未知の存在に対してが原因だろう。理事会がディープインパクトに手を出せば……いや、ディープインパクトを貶める為に理事会がファインモーションに手を出せば……日本は終わる!!サンデーサイレンスを死んだことにした前科がある理事会なら本当にやりかねん!!ファインモーションに手を出さなくても、ディープインパクトに危害を加えたら終ってしまう場合もあるのだ。これはノーザンテーストが帰国する前のこと……
『ノーザン。日本に帰るの?なら孫に宜しくお伝え出来るかしら?』
ノーザンテーストはウマ娘の競技である競馬が発祥の国、大国イギリスに滞在していた。ファインモーション王女殿下留学を受けて、急ピッチで日本に帰国準備をしていた時にイギリスの最高権力者で大のウマ娘好きな頂点 女王陛下が電撃訪問してきたのだ。
※エリザベス女王陛下は大の競馬好きとして有名。御自身で馬を選んだり、馬主として保有したり、更にはディープインパクトが居た牧場に親書を届けるなどしていた。もしかしたらディープインパクトとエリザベス女王は御忍びで会っていたかもしれない。だってエリザベス女王の持ち馬の孫だから、女王陛下にとっては曾孫のような子だったのだろう。
『孫ですか?』
だが、女王陛下の孫は日本には留学していない。ノーザンテーストは王室を離脱したブラックタイドかと思ったのだが……
『ええ。とはいっても、あの子は私の事を知らないと思うわ。でも確信する、あの子は世界の頂に立つ』
『失礼ですが、御孫様のお名前を教えて頂けますか?』
『ディープインパクトよ』
その瞬間……ノーザンテーストの胃は死んだ。
「なんて核弾頭拾ってんのよぉぉおお!!サンデー!!」
今年で42、美魔女であるノーザンテーストは羽田空港のロビーでおもいっきり叫んだ。
『あっ!この事は理事会には内緒でね?私からあの子に直接伝えようと思うのよ。序でに王位継承順位とあの子に譲る予定の城と、私にもしもの事が起きた時に遺産の存続と……』
イギリス王室からはディープインパクト王子殿下(本人は知らない)、アイルランド王室からはファインモーション王女殿下。
何かが起きれば外交問題に直行だ。それに日本は虐めが起きることもあり、もし……ファインモーション王女殿下がトレセン学園で虐められたらそれこそ大問題!!いや、トレセン学園のトレーナーの指導力はバラつきがあり……もしファインモーション王女殿下が下手なトレーナーのチームに加入して虐待に近い指導を受けたら?日本国終了だ。日本国は輸入大国であり、食品の大半を輸入で頼っている。そんな中でアイルランドとイギリスから国交を断たれてしまえば大損害は免れないし、王族に危害を加えたとして他国から非難も受けてしまう……その結果、日本国は国際社会で孤立してしまう。
「私よ。サンデー、大至急……理事長室に来なさい。南坂巡査も連れてきなさい」
ノーザンテーストはそう電話でサンデーサイレンスに告げると、待機していたヘリに乗り込んで全速力でトレセン学園に凱旋した。
30分後。
「どーしたんだよ、ノーザン。いつ日本に帰ってきた?」
トレセン学園理事長室。電話を受けたサンデーサイレンスはカノープスのトレーナーであり、公安警察でもある南坂Tを連れてきた。
「アイルランド王国のファインモーション王女はご存知ね?彼女がトレセン学園に留学……いえ、国家権力を用いて転入するわ」
「ははは……そっか………………へ?嘘でしょ?ここ、言うならばアスリート養成所だぞ?ちょっとの怪我は付き物だぞ?」
「護衛は現時点では1人だけよ。それにね……」
ノーザンテーストは大きく息を吸い込み……怒涛の爆弾発言を繰り返す。
「ファインモーション王女が転入を決めた理由は、サンデー……いえサンデーサイレンス……お前の息子が原因だよ!!」
「はい!?ディープが!?」
「待ってください!どうしてサンデーさんの御子息の名前が?」
「ファインモーション王女の数少ない友人がディープインパクトだからだ。それに……問題はディープインパクトもだ」
ノーザンテーストはそう告げると、頭を抱えた。
「この事は他言を禁ずる。イギリス王室が公表するまで絶対に他言するな」
「「なんでイギリス?」」
そう前置きを置いて、ノーザンテーストはもう1つの爆弾発言を言うのだった。
「ディープインパクトの正体は……彼の実父が家族に何も言わずに孤児院に捨てたが、女王陛下の孫であり王位継承権を保有する王子だったんだよ!!
私だって困惑してるわ!!お前が孤児院から引き取ったあの子がイギリスのロイヤルファミリーだなんて思うわけないだろ!!」
「「ふぇ!?」」
「チームスピカチーフトレーナーサンデーサイレンスに告げる!ファインモーションをチームスピカに加入させろ!子供達を守り抜け!!理事会の横暴からな!!
チームカノープストレーナー南坂に告げる!護衛の依頼の更新だ!護衛対象としてディープインパクトとファインモーションを追加する!!彼等の危険を物理的に排除せよ!!」
頑張れサンデーサイレンス!!負けるなサンデーサイレンス!!胃に穴が空いているが、気にするな!!
「「日本終わったぁぁあ!!」」
頑張れサンデーサイレンス!頑張れ南坂T!日本の未来は2人に託された!!
なお、ちょっと未来で樫本理子が理事長代理に成ってしまい……徹底管理プログラムを強制執行させてスピカ&カノープスVS理子ちゃん達に成った際に「日本終らせる気か!?考えて!?お願いだから考えて!!」「これ以上、負担を増やさないで下さいよ!」と影でサンデーサイレンスと南坂Tがぶちギレるが気にしてはいけない。
「お邪魔しま~す!ここが東京でのディープのお家なんだ!」
「邪魔するぞ、サンデーサイレンス」
そしてファインモーションとイージーゴアはサンデーサイレンスの社宅で暮らすことに成った。勿論、護衛対象は一緒の方が良いのでスペちゃんとディープも一緒である。
「国賓が対象ならフル装備で問題ありませんね」
なお、隣の社宅では南坂Tが越してきた。南坂Tはセミオートショットガン、セミオートマチックスナイパーライフル、サブマシンガン、サプレッサー着きハンドガン、バリスティックナイフという完全フル装備を配備。なあ、非殺傷用として硬質ゴムスタンの殺さない銃弾も用意してある。
因みに此処での南坂Tの強さはジョン・ウィックです。
物理の強さ(笑) ヘイルトゥーリズン(生前)>ヘイルトゥーリズン(AI)>バイアリーターク(AI、元軍馬)、南坂T>>イージーゴア隊長>サンデーお父ちゃん>筋肉の化身黒沼T>>>>一般男性沖野T
次回は弥生賞(笑)スズカさんの奇行(史実)が出てくる!?
アグネスタキオン「へ?」
マンハッタンカフェ「嘘でしょ」
スズカさん「よいしょ」←下からゲートを出る
仮にお父ちゃんが再婚するなら……相手は!?ifで番外編書くかも
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原作養母のティナお母ちゃん
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ライバルだったイージーゴア隊長
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三十路独身王、樫本理子
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同世代で産まれたifマックイーン