お父ちゃん健在でアルティメットスペちゃん√   作:お父ちゃん

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そのまんまのです


仰天の弥生賞!!驚きのサイレンススズカ(史実よ)

アグネスタキオンはウマソウルとウマ因子に対する理論をほぼ立証寸前まで漕ぎ着けていた。サンデーサイレンスに「夜更かし辞めとけ」と言われる事は多々あるが、紅茶とMONSTER ENERGYを用いて夜更かしなんて日常茶飯事……まあ、アグネスタキオン(ウマ娘)はショートスリーパーなので3時間眠れれば問題はない。

 

「成るほどな……こんな事が有るのか?道理で私たちは初めて会う他人のウマ娘でも不思議と他人とは思えない筈だ」

 

ウマ娘が持つウマソウル、ウマ因子の謎と神秘に一歩近付けた為なのかアグネスタキオンは嬉しそうだ。明後日は皐月賞のトライアルである弥生賞(キタちゃんのクラシックではディープインパクト記念となる)にマンハッタンカフェと共に参戦する。本来ならアグネスタキオンは皐月賞を終ってから怪我をして無期限休止となり……その後は研究職に没頭する事と成るのだが、此処ではそんな事はない。

サンデーサイレンスというスピカの保護者は勿論のこと、沖野Tというモルモットのお陰か怪我をすることはない。その為なのかスピードのアグネスタキオンか?持久力のマンハッタンカフェなのか?と世間ではどちらが世代最強と世代最速を証明するのか大きな話題と成っているのだ。

 

「私達の外見がウマソウルが多少影響するようだ。そしてウマソウルの為なのか、ウマソウルと関係有るウマソウルの持ち主に対して家族に近い感情を抱いてしまうのだな?

ああ、実に興味深いよ!!更に本来ならウマソウルは女性でしか宿さない……これは染色体が関係するようだが、生物界では三毛猫のように雄でありながらメスと同じ染色体を持って産まれることもある!!

つまりだ……サンデートレーナーとディープインパクトは雄の三毛猫と同じ理論+ウマソウルの本来の魂が肉体に影響を与えすぎた為に、ウマソウルに引っ張られた性別として産まれて来たのか!!」

 

仮説、そして新たに自分が立証できた理論をハイテンションでノートパソコンに纏めるアグネスタキオン。

因みにアグネスタキオンはスピカのメンバー+サンデーサイレンス、イージーゴア、沖野TのDNAを採取している。勿論、やましい理由ではない。メンバーに頼み、病院みたいに内頬の細胞を貰ったり、缶コーヒーのゴミなどから地道に集めた結果だ。サンプルが集まってきた為か、研究速度も上がっている。

 

「私を含め、フジキセキ、カフェ、スペ、ディープ、シャカールはサンデートレーナーの因子を受け継いでいる。ふむ……ウマ因子は実の血の繋りは関係無いのだな。

だが、ディープのこれはなんだ?サンデートレーナーの因子を我々とは比べ物にならない濃度で継承してるぞ?それにウマソウルの引っ張られ過ぎた為なのか?」

 

と……研究を続けるアグネスタキオン博士(弥生賞は明後日)であったが、ファインモーションの因子を見た瞬間……固まる。

 

「嘘だろ?」

 

アグネスタキオンは見てしまったのだ。ファインモーションの因子の異変に。

 

「なんだ……これは?人為的な雑種動物の一部に現れるターミナル遺伝子……終末因子と同じ?」

 

それを見た瞬間、アグネスタキオンは顕微鏡から目を離した。この事実をファインモーションに伝えるべきか?だがいずれはファインモーションも知らなければならない。いや、普通に結婚して幸せな生活を送るならば必然的に知るだろう。

 

「ファインモーションは……自分のウマ因子を継承できない。更にウマ因子が天性的に変異しており、ウマ因子を保有する男性で無ければ子供が出来ないだと?」

 

本来……ウマ娘は人間の男性と人間の女性orウマ娘が結ばれて産まれる。まあ、スペちゃんって例外があるが、基本的には普通に産まれる。人間同士の間に突然としてウマ娘が産まれる場合もある、アグネスタキオンやエアシャカールがそれだった。そしてシンボリ一族やメジロ家のように女系にウマ娘が産まれる場合もある。

なのだが、ファインモーションはウマ因子が生まれつき変異しており、一種の遺伝子疾患と成っていた。そのお陰か自分のウマ因子を他人に継承できず、相手の男がウマ因子を持ってなければ受胎出来ないという事に成っていたのだ。

※実際のファインモーションも遺伝子疾患で子供が出来ません。

 

この事をアイルランド王国が知ればどうなる?いや、アグネスタキオンしかまともにウマソウルとウマ因子の研究はしておらず、知らずに有力貴族とファインモーションは結婚するだろう。そうだとすれば、子供が出来ずアイルランド王国は必然的に長女であるピルサドスキーが継ぐことになり……ファインモーション側は途絶える事となる。

 

「てか?ディープってイギリス人なの!?ウマソウルの為なのか、アメリカ系日本人に見えたぞ!?」

 

そして明後日……遂に弥生賞がやって来た。

 

 

 

「カフェ、勝つのは私さ!」

「そう……菊花賞では私が勝つから」

 

既に皐月賞への優先出走権利を得ているアグネスタキオンとマンハッタンカフェは気が楽だった。

だが、他のメンバーはそうではない。最強チームリギル所属とはいえ、デビュー戦以来はなかなか結果を残せていないサイレンススズカと言い、他のチームのメンバーは皐月賞に出るためにも此処で良いところを見せておきたいのだ!!

 

だったのだが、ゲートインした直後。

 

「えっ?」

「へ?」

 

何を思ったのか、サイレンススズカはゲートの下から身体を潜らせて外に出てきたのだ。

 

『弥生賞は出走が遅れます』

 

アナウンスが流れるが、サイレンススズカは外に出てしまい周囲を見回す。そして観客席で此方を見る東条Tとエアグルーヴを見掛けて、観客席の方に向かっていった。

 

「あのやろー!!私より面白い事をしやがって!!」

 

なお、その光景を見て焼き蕎麦を売っていたゴルシは叫ぶのだった。そして弥生賞は1着アグネスタキオン、2着マンハッタンカフェであった。




次回!大人達の語り合い。トレーナー達、居酒屋に行く!?勿論、護衛対象のディープとスペそしてファイン殿下も居るけど。だが、トラブル発生で!?

南坂T「相手が悪かったですね」チャキ

サンデーお父ちゃん「なに、人の娘狙ってんじゃおら!」

イージーゴア「悪いな、姫様にあだなす事を後悔しろ」

黒沼T「誓って殺しはやってません。あと、温めよろしくぅ!!」←敵の顔面を電子レンジに入れながら

沖野T「なんでみんなトレーナーしてるの!?えっ!?」

仮にお父ちゃんが再婚するなら……相手は!?ifで番外編書くかも

  • 原作養母のティナお母ちゃん
  • ライバルだったイージーゴア隊長
  • 三十路独身王、樫本理子
  • 同世代で産まれたifマックイーン
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