お父ちゃん健在でアルティメットスペちゃん√ 作:お父ちゃん
ディープインパクト。日本競馬史上最強の英雄、負けたレースは僅か一度だけであり、クラシック戦線を無敗で制覇した無敗の三冠馬の1人である。スタートが余りにもへたっぴなので必然的に最後尾からスタートする追い込みの走りをする事に成るのだが、レースの中盤~後半からはギアが変わったように……いや翼を広げて空を飛び立つように爆発的な衝撃波を引き起こしたような末脚で全てを圧倒的な実力で追い抜いたイレギュラー。自分を負かした相手は姉であるスペシャルウィークただ1人であり、スペシャルウィークもディープインパクトと年代が被っていなければ姉弟そろって無敗でトゥインクルシリーズを終えていただろう。
彼をレースでしか知らない人は彼の事をこう言うだろう。トゥインクシリーズ史上初で参戦した男性のウマ娘、スペシャルウィークの弟、チームファーストのOGで大物演歌歌手の嫁ブラックタイドの実弟、サンデーサイレンスの正当後継者などなどと。
そして知っている人からはこう呼ばれる。永遠のおぼっちゃまくん、フードファイティング三角食べ、長距離レースなのにマイルの世界記録も越えた男、オンオフの差が激しすぎるヤツ、アイルランド王国から祝福されたが国王陛下個人から殺意(?)を向けられた男、フランスがガチで重婚を提案させたヤヴェーヤツなどなど。
※最後の2つ以外は史実でもだいたい合ってる。
で……そんな英雄はトレセン学園に来る前は北海道で過ごしていたのだが。
「こちらイージーゴア。姫様を確認した」
メアリーと偽名を使うファインモーションと友人に成ったディープインパクトは、休みを利用してファインモーションに北海道の地元の町並みを案内していた。
スペちゃんとディープが育ち、サンデー……げふんげふん!お父ちゃんが暮らしていた北海道の町は田舎であり、牧場での酪農や農家さんが多くいる田舎町であり……少し離れた場所に多少は栄えた?町並みが広がっているのだ。
『流石です隊長!!直ぐに確保しましょう!!』
「まて……姫様は同世代の少女…………いや、ありえん……ゴホン!同世代の男子と行動を共にしている」
かつてサンデーサイレンスと対極の位置に存在しており、雑草魂のサンデーサイレンスと違って恵まれた家庭環境とトレーニング環境で強くなったイージーゴアは双眼鏡でファインモーションとディープインパクトを観察する。
イージーゴアとしてはファインモーションに昔から哀れみを持っていた。王族とは国の頂点だが言い方を変えれば
(今の姫様はこれまで見たことがない程に笑顔だ)
名家の出であり、自分から家と国家を捨てたとは言え学校にも通えた友人にも恵まれた(周りはドーピングしてたが)イージーゴアから見ればそれは幸せではない。SP隊長としては直ぐ様ファインモーションを確保して連れ戻すのが良いのだろう。だが、1人の少女ファインモーションの保護者の1人イージーゴアとしては?
「責任は私が持つ。遠方より姫様と少年を監視。良いな?」
『隊長?ですが……王女殿下は少女と行動してますよ?』
「たわけ、あれは少年だ。それもヒト息子ではない」
『隊長!?それはどういうこと!?』
「切るぞ」
イージーゴアはそう告げ、一方的に通話を切った。
イージーゴアはディープインパクトの正体に一目で気付いたのだ。それもその筈、イージーゴアは
(サンデーサイレンス……いや、そんな筈はない。サンデーサイレンスの実子は娘1人。だが、あの少年はサンデーサイレンスと余りにも似すぎている。肉体ではなく……何かが。
まさか、科学者達が言っていた机上の空論としてのウマソウルとウマ因子なのか?)
後にイージーゴアは知ることに成るが、アグネスタキオンが立証したウマソウルとウマ因子の理論でだが、ディープインパクトはサンデーサイレンスとは血の繋がりはないがウマ因子はサンデーサイレンスの因子を最高濃度で継承したという結論が出る。
(そういや、アイルランド王国の貴族の令嬢 ウインドインハーヘアが日本に滞在した時、男児を出産したが夫が気味が悪くなったと告げて孤児院に勝手に預けられたと言っていたな。
ウインドインハーヘアは子供が他に2人居た筈だ。1人は十数年前から日本で独り立ちして暮らしており、末っ子の次女はウインドインハーヘアと共に暮らしている)
(まさか……いや、へんな詮索はよそう)
イージーゴアは日本に来てサンデーサイレンスの生存を知った時、日本で調べられる限りのサンデーサイレンスの事を調べた。13年前の心臓病の際、理事会の陰謀で死んだことにされていたが……サンデーサイレンスは産まれたばかりの娘を連れて北海道に移住。その後、北海道地方トレセンでトレーナーとして活躍し、多くの名選手を地方から送り出した。そしてその間、1人の男児を孤児院から引き取った事も調べている。
「私とお前が何が違うんだ……教えてくれ、サンデーサイレンス……お前は残せて、私は何も残せていないんだ……」
その時、再びイージーゴアのスマホが鳴り響く。何事かと思ったイージーゴアであったが、知らない番号からの着信であった。イタズラ電話だと思ったイージーゴアであったが、出てみると
『久しぶりだなイージーゴア。お前がアメリカを捨てたなんて思いもしなかったぞ』
「サンデーサイレンス…」
通話の相手はアメリカ時代の好敵手サンデーサイレンスだった。
「なぜ、この番号を知っている?」
『日本の公安ポリスと優秀な教え子の伝手でな。1つ面白い事を教えてやる。今、お姫様と行動してるのは血の繋がりはないとは言え、俺様の息子だ』
「やはりな。お前に良く似ている……血の繋がりはないかも知れないが、他人とは思えん」
『えっ!?なに?ディープのヤツ……目の前に居んの!?』
「そうか、ディープと言うのか。お前以外に男性のウマ娘が居るとは驚いたがな」
『なぜ分かった?』
「私を誰だと思ってる?天才のイージーゴア様だぞ?」
『お前は自分での様づけ、恐ろしい程に似合ってないぞ』
「だまれ!!不摂生で3食バーガーキングの貧乏人が!」
『バーガーキングバカにすんなよ!?マックの3倍旨いからな!?』
十数年振りに電話越しで宿敵と話し合うサンデーサイレンスとイージーゴア。なお、電話の後半はお互いの愚痴喧嘩と成るのだった。
次回!チーム対抗戦に出ることに成ったチームスピカ。だが、ダートが居ない!?
お父ちゃん「仕方がない……俺が出よう。今の俺は謎のウマ娘 ハリボテエレジーだ」
シャカール「トレーナー!?なに段ボールかぶってんだ!?」
ハリボテエレジー降臨。因みにメカハリボテはイージーゴアがしてくれます(笑)
進む速度どーすんの?
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最強スペちゃん降臨までなるはや
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英雄降臨までなるはやで
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日常ネタも入れてゆっくりと!
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パカチューブも入れてさしあげろ