お父ちゃん健在でアルティメットスペちゃん√   作:お父ちゃん

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ギャグ回です


ハリボテエレジー……爆誕!!

ディープインパクトがファインモーション姫様殿下のエスコートをしている頃。

 

「チーム対抗戦!?」

「おう。スピカもメンバーが増えてきてな……チーム対抗戦に出ろって事だ」

 

ある日のこと、チームスピカはミーティングを行っていた。チームスピカもメンバーが沢山増えてきた。最初はゴルシとモブコンビ(フォシューズとストレートバレット)だけであった。しかもモブコンビがスピカを退部する寸前だったが、お父ちゃんが突如としてスピカに現れ(厳密には戻ってきた)お陰で現役復活したトキノミノル、そしてお父ちゃんの愛娘であるスペシャルウィークが加入して流れが一気に変わったのだ。

アグネスタキオンをお父ちゃんがスカウトし、マンハッタンカフェがスピカに逆スカウトで加入、そして素質が無いとして別チームを辞めさせられたエアシャカールをお父ちゃんとアグネスタキオンがスカウト(なんでもタキオン曰く、エアシャカールはお父ちゃんのウマ因子を多少継承してるとか)した。そしてまだ復活は出来てないが……お父ちゃんのリハビリ指導で再び走ることが出来るまで回復したフジキセキも加入した。

 

チームメンバーが増えると言うことは、トレセン学園が定期的に行うチーム対抗戦に参戦する権利を得たという事だ。チーム対抗戦とはかつて行われた競技大会アオハル杯の後身として出来た代物であり、短距離、マイル、中距離、長距離、ダートの種目別にメンバーを各種目最大3人まで選出して競い合う物だ。

 

「ところでお前ら……俺達の専門種目や希望種目はこんな感じだ」

 

だが、考えてほしい。現在、チームスピカの専門種目はゴールドシップ(中距離、長距離)、トキノミノル(全部)、モブコンビ(マイル、中距離)、フジキセキ(マイル後に増えるが、今はまだ出れない)、アグネスタキオン(中距離)、マンハッタンカフェ(長距離)、エアシャカール(中距離、長距離)、そしてスペちゃん(中距離、長距離)である。

 

「残念な事にダートが居ない。短距離はトキノミノルに走ってもらうとしてだ」

 

そう、チームスピカにはダートが居ない。だが、お父ちゃんは既に対策を考えている。別にトレーナーが走っても問題は無いのだろう?

 

「特別な助っ人を用意している。安心しな?その助っ人を倒すためにはアメリカの殿堂入りイージーゴアを呼んでこないと倒せないぜ?」

「どんなヤツだよ?」

 

ゴルシの言葉に対してお父ちゃんは笑みを浮かべて答えた。

 

「ハリボテエレジーさ……」

 

チーム対抗戦当日。その日、お父ちゃんは「うんこが詰まりそうだから遅れる」というめちゃくちゃ怪しそうでどうでもよさそうな言い訳で遅刻することをチームスピカの全体LINEで報告した。

 

「お父ちゃん……大丈夫かな?」

 

スペちゃんはお腹が痛くて、うんこが詰まると言い訳したお父ちゃんのメッセージを真に受けてしまい心配しそうに告げる。そんな時だった。

 

「お待たせ。サンデーさんから話しは聞いたよ!」(裏声)

 

明らかにお父ちゃんが無理をして裏声を出して演技をしていると思われる声が響く。何事かと思い、スペちゃん達……チームスピカのメンバーが声の方を見ると。

 

「やあ!俺……げふんげふん!!私はハリボテエレジー!ハリボテランドからやって来た、段ボールのウマ娘だよ?」(裏声)

 

段ボールで出来た馬の被り物(ウマ娘の世界には馬は存在しないため、厳密には親近感の枠UMAの被り物)を被り、同じく段ボールで出来た勝負服を身に纏った変質者がそこに居たのだ。

その段ボールの不審者はハリボテエレジーと名乗り、段ボールの勝負服の下からは屈強な鍛え抜かれた肉体が見えており、胸の部分にはおびただしい手術痕の傷痕が見えている。

 

「なにやってんだおっさーーーん!」

 

だが、ツッコミ担当のエアシャカールはハリボテエレジーに対してキレッキレなツッコミを入れるのだった。

 

「えっ?やだな~僕はハリボテエレジーだよ?サンデーTじゃないよ?」(裏声)

「さっきと一人称変わりすぎだろ!!さっき私だったよな!?」

「勘の良いガキは嫌いだよ」(どす声)

「ハガレンネタまで入れてきやがった!?悪巫山戯過ぎだろおっさん!!」

 

するともう正体が丸見えなハリボテエレジーは姿を隠すつもりで居るのかハジケるつもりなのか不明だが、後ろを振り向いた。そこにはウマの尻尾が生えており、フリフリと動いている。

 

「ほら尻尾生えてるよ?私は女の子だよ?」(裏声)

「そんな小柄だけどムキムキな女の子がいるかぁぁあ!」

「それをばんえいウマ娘の前で同じことを言えるのか?」

 

そう言ってハリボテエレジーはスマホを取り出して、1枚の写真をエアシャカールに見せる。そこには身長2メートルoverのばんえいウマ娘(16歳)に軽々と担がれるお父ちゃん、スペちゃん、ディープが映っている。

※輓馬は黒王号と言える程に巨体でmuscleボディーです。ですが気性難な子は殆どおらず優しくてマッチョな子が多いのが特徴。因みにサンデー一族の大半は気性難な性質を抱えており、あのディープインパクトさえレース時は抑えられていた闘争本能が剥き出しになる。

 

「見ろよ、この優しい巨人な女の子達を」

「種目が違うだろ!人間で言えば砲丸投げとマラソンぐらい違うからな!?」

 

正体がバレないと思ってるのだろう、いやそれともハリボテエレジーと名乗っているから正体がバレないと思っているのだろう。お父ちゃんは物凄くハジケテイル。

 

『これよりチームスピカVSチームベテルギウスのチーム対抗戦を始めます。第一種目はダートです、出場選手は準備してください』

「おっと!時間だな」

 

ルンルンステップでハリボテエレジーは出走ゲートに向かっていった。

 

そしてレースが始まったのだが……

 

「フハハハハ!!今の現役っこは弛んでるな!」

 

『ハリボテエレジー先頭!?なっなんなんだ!?このハリボテは!?』

 

ハリボテエレジーは逃げの走法で先頭を独走。更に磨かれたコーナリングスキルで、内ラチギリギリを華麗に曲がる。スピードを一切落とさないコーナリングスキルの為なのか、多くのウマ娘達が惚れ惚れする視線でハリボテエレジーを見る。ふざけた外見だが、その実力は本物であった。

しかし、この段ボールの勝負服はハリボテエレジー……げふんげふん!お父ちゃんのお手製であり、段ボールとガムテープで作られている。強度も強いとは言えず、ハリボテエレジーが本気で動けば動くほど、段ボールの勝負服は悲鳴をあげていく。

 

ビリリィィ!

 

段ボールが破れる音、ガムテープが剥がれる音が響く!!コーナーを曲がりきり、ラスト直線に突入したハリボテエレジー。だが、その頃には段ボールの勝負服はビリビリに破れてしまい、ハリボテエレジーの衣類は被っている段ボールの被り物と褌だけと成ってしまったのだ。

 

「段ボールが破けて裸になっとる!!男で良かったなおっさん!!」

 

エアシャカールのツッコミが響き、褌1丁となったハリボテエレジーは十馬身差をつけて1着でゴールした。

 

「次回はもっと丈夫に作るか」

 

レース後、ハリボテエレジーは破れた勝負服を拾ってそう呟いた。ハリボテエレジーはチームスピカにダートが必要な時に再び現れるだろう!




次回!エアシャカール、勝負服を貰うってよ

???「生きてたんなら、連絡寄越せや!!サンデーサイレンス!」
キングヘイロー「お母様!?」
お父ちゃん「ひでぶ!!」

だが、そのデザイナーにお父ちゃんは泣きながら殴られたのだった。

エアシャカール「てかよ、オレのクラシック間に合うの!?」
お父ちゃん「半分運だな……弥生賞終わってるし」

クラシックに出れるのは僅か18名!!エアシャカールは出れるのか!?(出れます)

進む速度どーすんの?

  • 最強スペちゃん降臨までなるはや
  • 英雄降臨までなるはやで
  • 日常ネタも入れてゆっくりと!
  • パカチューブも入れてさしあげろ
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