天災「篠ノ之束」が発明した「インフィニット・ストラトス」によって引き起こされた「白騎士事件」によって要人保護プログラムという表向きの名目で拘束された篠ノ之束の実妹「篠ノ之箒」はもうすでに限界を迎えていたのであった。
生きる気力も無くなってしまった篠ノ之箒は半ば監禁されている政府が用意した部屋にいた時だった、
「いない‼」
「そんなはずがあるか!!」
「探せ!」
部屋の周りには屈強な警備を任された屈強なスーツ姿の女性達は部屋の中にいるはずの篠ノ之箒がどこにも見当たらないことに驚いたようで部屋が入っている建物を探し始めたのであった。
この時もうすでに篠ノ之箒がこの世界からいなくなったことに気が付くのは誰も知る由もなかったのであった。
そう実の姉である篠ノ之束ですらそのことに気が付いていなかったのだから。
「ここは時間も空間も超えた「わたし」の宇宙、よく来てくれました、わたしの名はアルセウス、篠ノ之箒、あなたは実の姉が生み出した兵器によって心と肉体が壊れてしまった、わたしはあなたを別世界に転移させることにしました、これから降り立つ世界には人が「ポケモン」と呼ばれる不思議な生き物たちがいます。篠ノ之箒、あなたはそこで「自由」に生きてください!またいつか会いましょう」
「・・・ポケモン・・・アルセウス・・・」
箒は目を開けるとそこは真っ黒な空間だったのだ、そこには神々しい光があるだけに見えたがその光が自身のことを「アルセウス」だと名乗り、箒をある世界へと転移させたのであった。
箒はそのまま意識を失いアルセウスによって転移していったのであった。
「ん?あれは何かしら? まぁ‼ 大変だわ!」
アルセウスによってある世界へと飛ばされた箒はとある一軒の家の前にゆっくりと地面に寝かされた状態で降ろされたところに降ろされた家の住人であろう女性が大慌てでやってきてそのまま箒を抱きかかえられて保護されたのであった。
こうして箒はアルセウスによって実の姉が生みだした「インフィニット・ストラトス」も女尊男卑になって生きる希望も気力も失った要人保護プログラムもない自由な世界にしてポケットモンスター通称「ポケモン」に出会いそしてアルセウスに再び会うべく箒はこの世界で失った物を取り戻せるのかは誰も知る由もない。
箒よ、ようこそ、「ポケットモンスター」こと「ポケモン」の世界へと聞こえてきそうな予感を感じていたのであろう箒の目から一筋の涙が零れ落ちたことに気が付いていなかったのであった。