オーキド博士の研究所へ行くように言われたイリスは道なりに研究所へ続く田舎道を歩いていたのであった。
生活することになった家からは子どもでも歩いて行ける距離なのだが、オーキド博士の研究所はマサラタウンの土地の大半を占めているため、実質的に研究所が町全体のシンボルと化しているのであった。
そんなことはさておき、イリスはアルセウスによって飛ばされてからというのもいきなりポケモンに触れ合うのはよしたほうがいいと判断されていたからである
一週間の様子見でイリスの状態は良くなったと判断されたのであった。
「ここが、オーキド博士の研究所か? すいません!」
「おーよく来たの、ここの研究所の所長のオーキドじゃ! ここで立ち話もなんじゃから、中に入りなさい」
「それじゃ、失礼します!」
オーキド博士の研究所の敷地面積を見たイリスは元の世界の東京ドーム何個分であろうと驚いていたら、研究所のドアが開いて、中から白髪交じりの白衣を着た男性が現れその人こそが何を隠そうポケモン研究の一人者でもある「オーキドユキナリ」こと「オーキド博士」であった。
オーキド博士はイリスを見て自己紹介をして研究所の建物内に入るように言い、イリスは中に入っていくことにしたのであった。
「改めて、わしはここの研究所の所長を勤めておる、オーキドじゃ」
「わたしは、イリスって言います」
「うむ、イリスというのじゃな、君はまだポケモン取り扱い免許をもらえる歳ではないが、早いうちにポケモンと触れることはいいことじゃ」
研究所内にある応接間のソファーに対面に座り改めて自己紹介を終えたので早速イリスはオーキド博士の案内でポケモンが飼育されている敷地へ向かったのであった。
「ここがポケモンたちを管理している場所じゃ」
「ここにポケモンがいるんですね!」
「野生のポケモンも遊びに来るかもしれんの」
研究所に設けられている野外のポケモンの管理施設へオーキド博士の案内でやってきたイリスはその光景に目を輝かせていたのであった。
「ポッポ~‼」
「大きい!」
「このポケモンは「ポッポ」という鳥ポケモンじゃ、マサラタウンの近くに住んおる」
研究所の敷地内とは言え野外ということもあって外から野生のポケモンがやってくることがあると聞かされたイリスだったが早速研究所の外から一匹の茶色の鳥ポケモンが飛んできて、イリスのそばに降り立ったのであった。
イリスは元居た世界で見た鳥類より数倍大きい鳥ポケモンに驚いているとオーキド博士がその鳥ポケモンが「ポッポ」と命名されていると説明したのであった。