イリスは初めてオーキド博士の研究所で触れ合ったポケモン達によって楽しい時間を取り戻したのであった。
そしてイリスは家の帰路へ向かったのであった。
「ピチュ~」
「うわぁ!びっくりした、このポケモン見たことない」
自宅への道を歩いているとイリスの目の前に黒と黄色の小さなポケモンが現れてイリスは驚いたのだが、見たことがないそのポケモンに興味津々だったのだが、
「ピチピチュ‼」
「あ、行っちゃった、また会えるよね」
どうやらイリスを驚かして遊んで満足して森の方へ帰って行ってしまったのであった。
イリスはいつか会える日が来ると信じて自宅へと帰っていったのであった。
「イリスもこの家に来てから四年が経ったのね」
「お義母さん、それじゃ行ってきます」
「いってらっしゃい!(あの暗かったイリスも、ポケモン達のおかげで元気になってよかったわ)」
ポケモンと人間が共存する世界にイリスがアルセウスによってやって来て四年が経ちイリスも十歳となってポケモントレーナーの資格を得たのであった。
だが、それはイリスが世界を見るための旅に出ることであるということでもあった。
あの日からイリスは背も伸びて大人びており、性格も四年前のお先真っ暗なほど暗かったが、今では年相応に明るい好奇心旺盛な性格になりいつも通りに長い髪はポニーテールして、野球帽のような帽子を被り長ズボンにスニーカーを履いてオーキド博士の研究所で初心者用のポケモン通称「御三家」をもらいに向かい旅立つイリスを義母が見送ったのである。
「待っておったぞ、イリス」
「はい、オーキド博士、そのモンスターボールですね」
「その通りじゃ!」
オーキド博士の研究所に到着したイリスはオーキド博士の案内で初心者用ポケモン通称「御三家」が用意されている部屋へ案内されたのであった。
台座には三つの赤と白の半々の色のモンスターボールが置かれておりボールには「ヒトカゲ」「ゼニガメ」「フシギダネ」と書かれていたのであった。
イリスはその置かれている三つのモンスターボールへ向かったその時だった。
「ピカ‼」
「え、もしかして、あの時のポケモンなの!」
「こりゃ、驚いたの~まさか、「ピカチュウ」とイリスが出会っていたとは!」
なんと近く置いてあった段ボールの中から黄色と雷マークのような尻尾で先っぽがハートのような形の耳の先が黒い小柄なポケモンが飛び出してきたのである
イリスは確信していたのだ、あの時に出会ったのポケモンであると、そして、オーキド博士がそのポケモンが「ピカチュウ」と呼ばれていることをイリスに教えたのであった。
「ピカチュウ?(あの時は小さかったし、もしかして、わたしが来るのを待ってくれていたんだ!)オーキド博士!」
「なんじゃ! もしかして!」
「はい、ピカチュウが良いんです!」
「ピカ‼」
「イリスがそこまで言うじゃったら、仕方ないの~」
「ありがとうございます!今日からよろしくね!」
「ピッカー‼」
イリスはピカチュウを見て「御三家」をそっちのけでピカチュウ選んだのである。
ピカチュウがイリスが来るのを四年も待っていたのだ、それに応えるためイリスはピカチュウと一緒に旅立つ決心をしたのを見たオーキド博士はイリスの決心を受け入れてピカチュウをイリスに渡したのであった。
こうしてイリスと一匹のピカチュウの旅が始まったのであった。