新たなるポケモンに出会うべくマサラタウンをピカチュウを相棒にして旅立ったイリスは隣町である「トキワシティ」へ向かっていたのであった。
「ピカ!」
「確か、トキワジムって最後に来るジムになってるから最初はニビシティのニビジムに行かないと行けないのか?」
「ピカピカ」
道中でポケモントレーナーになったら誰もが憧れると言われるポケモン同士を戦わせて競い合う「ポケモンリーグ」に出場することにしたイリスは相棒のピカチュウともに回るジムの順番をマップで確認していたのであった。
元いた世界のスマートフォンはアルセウスが使用不能にしているため、紙のカントー地方のマップで確認し、連絡方法はポケモンセンターに備えている電話で行うようにと教えられているのであった。
そんなことはさておき、どうやらトキワシティにあるトキワジムは最後の砦といわんばかりに最後に回るように記載されていたので、そのままトキワシティを通過して「トキワの森」と呼ばれる森を通過してニビシティに設けられているニビジムへ向かっていたのであった。
「ニビジムは確か岩タイプなんだけど、イシツブテとイワークの地面複合なんだよね」
「ピカピァ!」
「え、なんとかなるって言われても困るよ!」
「ピッカピカ!」
「あ、川だ! なるほど!」
イリスはピカチュウ以外に手持ちのポケモンをもっておらずニビジムのジムリーダーが使うポケモンが地面複合という電気技がお家芸の電気タイプにとって絶望的なのことに直面していたことに気がついたが、ピカチュウは短い手足で川を見つけたのでイリスは岩地面複合に四倍弱点を突けるタイプの一角でもある水タイプのポケモンをゲットするべく一目散に川の畔へ向かっていったのであった。
「釣り竿が必要かな?」
川の畔へ到着したのだが自分が釣り竿を持っていないため水中で生活する水タイプのポケモンをゲットできない訳ではないのだが難しい状況になってしまったいることに気がついたらしくしばらく川の畔を歩いていると、
「たたたタマゴ!? 桃じゃなく? 交番に届けないと!」
「ピカチュウ!」
川の上流からイリスが抱えられるほどの大きさの水色にオレンジ色の模様のタマゴが流れてちょうどイリスが立っていた目の前の岸に流れ着いたのでイリスはそのままにしておくのはまずいと判断してタマゴを拾い上げて近くの交番へと向かっていったのであった。
「すいません!」
「どうかしたの?」
「そこの近くの川でこのタマゴを拾ったんですけど」
「なるほどね、もしかすると、「ポケモンハンター」が落としたかもしれないわね?」
「ポケモンハンターってあの、極悪非道で密売する?」
「そのとおりよ!」
イリスは拾ったタマゴをリュックに入れて問題なく無事にトキワシティに到着して、交番へ落とし物として交番に勤務中だったジュンサーさんに提出したところ、ポケモンハンターと呼ばれるポケモンを密売するために捕獲する組織が輸送中に落とした可能性があると指摘されてイリスは驚いたのであった。
そして、
「あれ、タマゴが動いてる!?」
「ピカッピア!?」
なんと拾ったばかりのタマゴが急に左右に揺れだしてヒビが入ったのであった。
その光景にイリスとピカチュウは驚いており、その場で慌てていた。
「みず~!」
「もしかして、タマゴが孵っちゃったの!? あれ、図鑑に載ってない!?」
「このポケモン、カントー地方じゃ見ないわね、孵ってしまったのなら、あなたがゲットするしかないわね?」
「いいんですか?」
なんとタマゴが孵化してしまい、水色の体色に口元からおなかの部分は白く頬のに当たる部分はオレンジ色という四足歩行のポケモンが誕生してしまったのでジュンサーさんからはタマゴが孵ってしまった以上はイリスが手持ちとしてゲットしてみたらと言われたがオーキド博士からもらったポケモン図鑑がカントー地方限定だったのかタマゴから孵ったポケモンが記載されていなかった。
「そうだ、名前ないと困るから「ミズゴロウ」でいいかな?」
「みず~!」
図鑑に載っていないポケモンだったのだがイリスは念願の水タイプにして初ゲットのポケモンということもあって名前がないと困るので直感で「ミズゴロウ」と命名したのであった。
しかし、命名した名前が真実であることを知るのは当分先のことであるイリスは知る由もないのであった。
この川はあのアニポケで流されていたところです。
ミズゴロウにしたのは自分が内定する度にルビサファ以降から相棒にしているためです