無事にトキワの森を抜けてニビシティに到着したイリスは義母に連絡するためポケモンセンターへ来ていたのであった。
「もしもし、お義母さん!」
『無事だったのね』
「うん、ニビシティに着いたよ」
ポケモンセンターに設けられている公衆電話で実家にいる義母に無事を伝えたイリスはジョーイさんに預けたピカチュウ達を引き取りニビジムへと向かって行ったのであった。
「はじめてのジムリーダーとのポケモンバトルか~わくわくする~!」
「チュ~!」
「それじゃ、行くよ! たしか、わたしと歳が近いって言ってたけど? たのも~ ジムリーダー」
ニビジムの入り口前に到着したイリスはジムリーダーが自分と歳が近いということをニビシティの人々から話を聞いていたようで相棒のピカチュウも気合い十分と言ったようでニビジムへ入って行ったのであった。
「さすが、岩タイプのジムだけあって大きな岩が障害物のバトルコートなんだ」
「来たようだな、挑戦者、俺はジムリーダーのタケシ」
「わたしは、マサラタウンから来た、イリス!」
ニビジムのバトルコートは土が敷き詰められ所々に大小様々な岩が設置されたフィールドのようでイリスは初めてのジム戦のフィールドに驚いていると奥から待ってましたと言わんばかりにイリスと同じぐらいの年頃の男の子が仁王立ちしており何を隠そうニビジムのジムリーダーであるタケシだったのであった。
イリスは挑戦者であることを宣言し挑戦者側のトレーナーコートに立って腰のベルトのボールに手を伸ばして手に持って構えたのであった。
「いけ!イシツブテ!」
「で~ん!」
「行くよ! ミズゴロウ!」
「みず~!」
「ほう、岩タイプの弱点をつけるポケモンをゲットしているのか、だからと言ってこっちも手加減はしない!」
ジムリーダーのタケシの一番手はイシツブテという両腕だけ生えた岩に目が着いている岩地面複合がボールから出てきたのを確認したイリスはもちろんイシツブテに有利な水タイプであるミズゴロウを繰り出して両者が対面したのであった。
タケシはジムリーダーである以上は手加減は無用と言い放つとイリスは不適に笑みを浮かべて、
「こっちこそ、手加減はご無用! 笑止千万! 先手必勝! ミズゴロウ、みずでっぽう!」
「かわせ! イシツブテ!」
「みず~!」
「で~」
元の世界で剣道の大会に出ていた経験があるためか競技場に立った時からすでに競技者の顔になって先手を切ったのはイリスだったのであった。
イリスはミズゴロウにみずでっぽうを指示をだしイシツブテめがけてミズゴロウはみずでっぽうを発射したのを見たタケシはイシツブテに回避を指示を出してイリスの初めてのジム戦が始まったのであった