ようこそ一夏ちゃんが逆行する教室へ   作:たかきょう

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第39話.4択不一致試験の決着で~す!

 

 

(徳川家康の孫じゃない人ねぇ...)

 

 

一夏ちゃんは、頭を回転させてボーナス問題の正解の選択肢がどれか...考えていた。

 

 

大体の人が分かるような徳川家光とかを選択肢に入れてない辺り、この問題を考えた人って優しくないな~!

 

 

一応...ホワイトルームで日本史とかを学ぶ機会はあったから、それなりの知識はあるんだけどね...

 

 

(とりあえず、①は違うんだよね...)

 

 

まずだよ?①の保科正之は徳川家康の孫で合ってる気がするな~。確か...徳川家光とは腹違いの兄弟にあたるんだったよね?

 

 

そして...ふと、周囲の代表回答者の席の様子を見ると、私以外の三人も未だに迷っている様子で、正解の選択肢を導き出してる気配はなかった...

 

 

一方で、代表回答者以外の他の回答者達の中には...歴史が好きな輩が何人かいるらしく、その人達は答えが分かっている素振りを見せている。

 

 

(もしも...あの子達が代表回答者に選ばれてたら、まずかったって事かもね...)

 

 

私が代表回答者に名乗り出た事で、それに呼応する形で翼ちゃんと椿ちゃんが代表回答者として名乗り出てくれたのが、不幸中の幸いとも言えちゃうね~?

 

 

「では...これより、選択肢を選ぶ順番を決める。代表回答者はそれぞれ、クジを引きなさい。」

 

 

そして...私達がクジを引いた結果...

 

 

 

 

①→Cクラス

 

②→Aクラス

 

③→Dクラス

 

④→Bクラス

 

 

 

 

このような順番となった。

 

 

「じゃあ、私が最初だね...」

 

 

最初の選択権を獲得した椿ちゃんが慎重に答えを捻り出そうとしている。

 

 

一夏ちゃん的には、既に不正解だと分かっている①の選択肢を選んでほしいものだ。

 

 

「おいっ!椿!答えは...」

 

 

おやおや?

 

 

どうやら、Cクラスの中にこの問題の答えが分かっている生徒がいたらしく...その生徒が思わず、椿ちゃんに正解を教えようとしているね~?

 

 

「ダメ!言わないで!この試験のペナルティの内容を忘れたの?」

 

 

「ちっ...悪い!」

 

 

(あ~あ...止めないでくれたら良かったのになぁ~...)

 

 

今回は、とっさに椿ちゃんが制止した事で事なきを得たけど...実は代表回答者以外の【問題回答】グループメンバーが代表回答者に問題の答えを教えちゃうのは、ただの禁止行為止まりではなく...ペナルティ行為に相当するんだよね~。

 

 

えっ...ペナルティ行為を犯しちゃったらどうなるかって?そりゃ、その時点で即退学と...鬼畜すぎるルールとなってるんだよ?

 

 

ペナルティ行為は他にもいくつかあって、その内の一つを...拓也に嵌められた波田野くんが犯して退学になっちゃったんだよね~!

 

 

まぁ...今回は、拓也の動きが元の世界と違うから...退学を免れる可能性自体はワンチャンあるけどね...

 

 

「私は...①の保科正之を選択します...」

 

 

(よし!やったー!めっちゃ、ラッキーじゃん!)

 

 

これでCクラスは、追加のポイントを得られない事が確定したね...

 

 

だからこそだよ?ここは絶対に決めないと!

 

 

(松平は徳川家康の旧姓だから...②も選択肢から外してもいいのかな?...③の奥平も徳川家康が娘を嫁として送り込んだ家だから...除外しちゃう?)

 

 

そうなってしまうと、私の中で必然的に選択肢は④しか残っていないんだよね?

 

 

「は~い!④の京極忠高を選択しま~す!」

 

 

半分、勘だけど...これは祈るしかないね...

 

 

「では、③の奥平家昌を選択します。」

 

 

「あっ...はい、②の松平忠直を選択...します...」

 

 

私に続く形で...翼ちゃんとBクラスの女子も選択肢を選び終わった事で、全クラスの選択肢が出揃った。

 

 

いよいよ、先生による正解発表がおこなわれる...

 

 

「正解は.........」

 

 

(神様!...神様!...お願い!私に勝利の女神を!...)

 

 

今まで、清隆先輩にしか興味がなかったはずの一夏ちゃんが、ここまで神を頼りにしたのは...恐らく、自分でも初めての事だろうね...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

2時間後...

 

 

「一夏ちゃん!お疲れ様!」

 

 

「一夏ちゃん、お疲れ様でした!」

 

 

「ほんと...今回の特別試験は疲れちゃったよ...」

 

 

 

今回、1年生達の間でおこなわれた4択不一致試験という名の特別試験...

 

 

 

 

私達、Aクラスは...

 

 

 

 

「改めまして、1位おめでとう!」

 

 

「「「「かんぱ~い!」」」」

 

 

見事...1位を勝ち取る事に成功した。

 

 

今はクラスの皆で...とある高級店にて、記念の祝賀会を開いている最中だ。

 

 

「一夏ちゃんが正解してからの...大逆転だなんて、誰もが思い付かなかった結末だったね~!」

 

 

「あはは...運が良かっただけだよ...」

 

 

そう...神は私に微笑んでくれたのか、正解の選択肢は④の京極忠高だった。

 

 

そのまま、Dクラスをボーナスの対象に指名して60ptを獲得し、Aクラスが一気にトップに躍り出たんだ~!

 

 

さらに...その次の問題がまたしても、ボーナス問題だったんだけど、その内容がねぇ...

 

 

 

 

①この問題に限り...どの選択肢を選んでも、全クラスが50ptを獲得できる。

 

 

②この問題に限り...【選択権獲得】グループの課題ポイントは、1位と2位に適用される。

 

 

③正解の選択肢を選んだクラスは...特定のクラスを指名し、そのクラスの【問題回答】グループと【選択権獲得】グループをそれぞれ、15人脱落させる事ができる。

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ...どのクラスが対象となっても崖っぷちとなる内容だから、本当に焦っちゃったんだよ~!

 

 

「石上くんと高橋くんも凄かったよね~!あの状況で課題を真っ先に成功させて、正解の選択肢を選ぶ...ナイスなコンビネーションだったよ!」

 

 

「いや...連携がとれたわけではないんだが...」

 

 

運命となるこの問題...ついに課題挑戦者に名乗り出た高橋くんが僅差で拓也に押し勝ち、課題1位を獲得したんだよね~!

 

 

そこに...同じく、代表回答者に名乗り出た石上くんが正解の選択肢を選択!そのまま、Cクラスをボーナス対象に指名して試験を終了させました~!

 

 

欲を出せば...DクラスかBクラスを指名してあえて試験を長引かせる事でさらにポイントを稼ぐという選択肢もあったけど...

 

 

石上くん的には...長期戦になれば、拓也以外の【選択権獲得】グループメンバーのほとんどのスタミナが温存されているBクラスと、ポイント差が僅差のDクラスに巻き返される事態になるのを嫌ったらしい...

 

 

そんなわけで...最終結果がこちら!

 

 

 

 

1位 Aクラス:140pt

 

2位 Dクラス:110pt

 

3位 Bクラス:100pt

 

4位 Cクラス:0pt

 

 

 

 

元の世界と同じように...Cクラス以外は大接戦となる結果だったね~!

 

 

肝心のクラスポイントはというと?

 

 

 

 

Aクラス:986cp

 

Bクラス:726cp

 

Cクラス:505cp

 

Dクラス:253cp

 

 

 

 

だったのが、今回の特別試験の結果で~!

 

 

 

 

Aクラス:1126cp(+140)

 

Bクラス:826cp(+100)

 

Cクラス:505cp(+0)

 

Dクラス:363cp(+110)

 

 

 

 

このような結果になった。

 

 

ちなみにだよ?もしもさぁ...拓也が元の世界と同じように波田野くんを嵌めていた場合...波田野くんが退学となる事で-100cpとなり、Dクラスへの降格もあり得てくる展開になってたんだよね...

 

 

「あっ!一夏ちゃん!おかわりいる~?」

 

 

「うん!特別試験の疲れのせいでお腹が空きすぎちゃって~!」

 

 

 

 

まぁ...今は難しい事は考えずに、この祝賀会を楽しむ事にしよっと!

 

 

 





これにてオリジナル特別試験は終了~!

あと、何話か...日常回を書いた後、無人島サバイバル編に突入する予定です!

これからもよろしくお願いいたします!

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七瀬翼の決断は⁉️

  • 原作通りの展開
  • 原作よりも早く...綾小路の忠犬へ
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