ようこそ一夏ちゃんが逆行する教室へ   作:たかきょう

67 / 69

よう実アニメ4期制作決定おめでとうございます!一夏ちゃんの声優は誰になるかな~?


第60話.一夏ちゃんは拓也とお部屋デートしま~す?

 

 

楽しかったような...忙しかったような...一夏ちゃんにはとってどっちだか分からない夏休みもあっという間に終わりを告げ、9月になった。

 

 

新学期が始まって早々に文化祭の説明がおこなわれ、その際に1年Aクラスの出し物をどうするかもクラスで話し合いになった。

 

 

話し合いが始まってからしばらくして...クラスメートから意見を求められた一夏ちゃんは、

 

 

『そうだね~!せっかくだし、屋台なんてどうかな?たこ焼きとか焼きそばとか美味しそうだよね~!』

 

 

...と、冗談のつもりで言ってしまったところ...何とクラスメート達は本気にしてしまったらしく、そのままクラスの出し物は屋台に決定してしまった。

 

 

呆気にとられている私に近くにいた石上くんも少し呆れていたようだった。

 

 

『お前...自分のクラスにおける影響力が分かってないのか?』

 

 

『すみません...』

 

 

とはいえ、当の石上くんも屋台自体には反対はなかったらしく、話し合いは順調に進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ~、一夏のクラスでそんな事がね...でも一夏はクラスのリーダーみたいなものだし、特別試験でも結果は出してるから皆も逆らえないんだと思うよ?長いものには巻かれろなんて言葉もあるくらいだからね。」

 

 

「全く...私の方が驚かされちゃったよ!単に私が興味あっただけなのに...それで拓也のクラスの出し物は決まったの?」

 

 

「うん、決まったよ。出し物はね...」

 

 

私は今、拓也の部屋に滞在している。理由は単純なものでお互いの近況報告や情報交換のためだった。

 

 

ちなみに私が拓也の部屋に行くと聞きつけてあゆみちゃん達が大騒ぎになっていた。

 

 

『えっ?一夏ちゃんが八神くんとお部屋デート?』

 

 

『あれっ?綾小路先輩がいるのに!?もしかして...』

 

 

咄嗟に私が拓也とは小さい頃からの幼馴染みであり、お互いに恋愛感情はないという事を教えてあげると落ち着いてくれた。まぁ...翼ちゃんだけが何かを憐れむような視線を私に向けていたのは謎だったけど...

 

 

うん...とりあえず、万が一にも清隆先輩との二股だなんて勘違いされると一夏ちゃんがとんでもないアバズレ女だと思われてしまうからね?

 

 

私と拓也は仲は良くても、お互いに相手を恋愛対象とは見ないだろう。そもそも私はともかく、拓也が恋愛という感情を理解する機会なんて今までに一度もなかったはずだもんね...

 

 

そんなわけで拓也と部屋で合流して今に至るというわけだ。あっ!もちろん、部屋に入る直前まであゆみちゃん達が私を尾行していたのにも気づいているよ...

 

 

(あれほど尾行はダメって言ったのになぁ~?よし、皆には後で()()()()が必要だね!)

 

 

それはそれとして...この後も拓也との会話は弾み、私が良い気分になっていた矢先の事だった...

 

 

「そういえば前日の話なんだけど...2年生達の間で特別試験がおこなわれたのを一夏は知ってる?」

 

 

「ん?この時期に特別試験なんて...あっ!」

 

 

「一夏!?」

 

 

あちゃ~!一夏ちゃんとした事がうっかりしてたよ...確か、満場一致試験だっけ?綾小路グループの崩壊の原因となった特別試験がおこなわれる事が完全に頭から抜けていたのだ。これも、夏休みの清隆先輩との思い出に浸っていた事や文化祭の事を考えていたのが原因だろう。

 

 

「ねぇ!拓也!それで?その特別試験の結果はどうなったの!?」

 

 

私が一番気になっているのはそこだった。

 

 

「えっ?確か、2年Cクラスから退学者が一人出て...その代わりにBクラスに昇格したとは聞いてるけど...」

 

 

「そうなんだ...」

 

 

2年Cクラス...つまり、清隆先輩のクラスから退学者が出てしまった...

 

 

という事は...私が逆行する前の世界と同じようにやっぱり、清隆先輩が佐倉先輩をクラスの足手まといという理由で切り捨ててしまったのだろうか?

 

 

(そっか、無理だったんだね...清隆先輩の価値観は私でさえもそう簡単には変えられるものじゃなかったのかな?)

 

 

まぁ...佐倉先輩がちょっとだけ哀れにも見えるけど、佐倉先輩が退学する事で恋のライバルが一人減ったという確かなメリットがあるのも事実だ。

 

 

(うん、今回で無理でもまだチャンスはある!絶対に清隆先輩に愛を芽生えさせてみせるんだから!)

 

 

 

この時の一夏ちゃんはそんな感じで事態を楽観視していた...

 

 

 





今後も高評価、感想お待ちしてます!(作者のモチベーションに繋がります笑)

今後、一夏ちゃんとの絡みが見たいのは?

  • 最大のライバル!軽井沢恵
  • ヤンデレヒロイン...一之瀬帆波
  • 文学少女ヒロイン。椎名ひより
  • 負けヒロイン...佐藤麻耶
  • 愛すべきドラゴンボーイ。龍園翔
  • かませ犬?南雲雅
  • ある意味、ライバル?平田洋介
  • その他(コメント欄にて)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。