ドラえもん のび太の魔法科高校の劣等生   作:むぅち

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今回はちょっと短いです。


そんなぁぁ・・・

 事件からしばらく経った。ブランシュのメンバーは摘発され、更にその傘下であるエガリテは完全に機能停止、世間的には警視庁公安部が数年掛けて証拠を集めて一斉摘発ということになっている。

 実際は十文字家による隠蔽だ。洗脳状態であったとはいえ、一校の生徒がテロに加担していたとなれば学校としても世間体が悪い。だからこそ今回の事件は十文字家当主代理である克人が隠蔽した。

 そして、今回の事件の被害者である沙耶香は比較的洗脳が浅かったため怪我の完治と同じタイミングで退院、現在は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら!遠慮せずに打ってきなさい!」

 

「おりゃぁぁ!!」

 

「胴!!」

 

「ぐぇ!」

 

 

 のび太をボコボコにしていた。

 

(ちゃんと防具をつけています)

 

 

 更に

 

 

「しっかり踏み込めー!」

 

「動きをよく見なさい!」

 

 

 本日は剣道部が体育館を使う日のはずなのに何故かいる桐原といつの間にか沙耶香と親しくなっていていつかの約束を果たす為に来ていたエリカ。そして

 

 

「なぁ、達也」

 

「なんだ?」

 

「なんで俺達まで素振りしてんだ?」

 

「・・・・・文句はのび太に言ってくれ」

 

「2人とも、ペースが落ちてるぞ」

 

「お兄様、深雪も頑張ります!」

 

 

 授業が終わり、風紀委員の仕事も生徒会の仕事もない為直ぐに帰ろうとしていた達也と深雪とレオ、そして摩利。しかしのび太に呼び止められ「まぁまぁ」と誤魔化されながら第2小体育館へ連れてこられ、「まぁまぁ」と言われながら胴着を着させられ竹刀を持たされ、現在素振りをしている。

 

 

「レオ〜腕が下がってきてるわよ〜もうへばったのかしら?」

 

「うるせぇ!まだへばってねぇよ、山岳部舐めんな!」

 

 

 

 ( '-' )( '-' )( '-' )ザワザワ…

 

 

 

「何だかギャラリーが多くないですか?」

 

「あー多分あれじゃねぇか?」

 

 

 桐原が指さす方を見ると摩利が深雪と並んで素振りをしているのだが、それが何とも言えないくらい美しい光景となってしまっているのだ。

 達也も心の中で、あぁ・・・と思ったのだった。

 

 

 

 

 

「そろそろ休憩にしましょうか」

 

「や、やっど、ぎゅう、げい・・・・」

 

「死にかけてるな・・・・」

 

 

 休憩に入った途端、その場に倒れ込むのび太。他のメンバーも防具を取り、休憩に入る。

 

 

「結構疲れるなこれ、ピッケル振り回すよりキツいわ」

 

「山岳部で普段なにやってんのよあんた。まぁ、扱い方が違うから使う筋肉も違うし」

 

「ふぅ、新学期始まったばかりであまり道場に顔を出せていなかったせいかなまってしまっているな」

 

「お兄様、お水をどうぞ」

 

「すまない」

 

「のび坊、生きてるかー?」

 

「な、なんどがぁ・・・・」

 

「そう言えば七草会長と会頭は連れてこなかったんだな」

 

「本当は連れてこようかなって思ったんですけど、なんか、えっと、きゅうこうせん?の選手の選抜しないといけないみたいな事言ってましたよ?」

 

「そう言えばそんな時期だったな」

 

「もう決めんの?早くない?」

 

「ねぇ、エリカちゃん、きゅうこうせんって?」

 

「そう言えばあんたは知らなかったわね」

 

 

 全国魔法科高校親善魔法競技大会(通称:九校戦)は、日本国内に9つある国立魔法大学付属高校の生徒がスポーツ系魔法競技で競い合う全国大会である。日本魔法協会主催で行われる。

 例年「富士演習場南東エリア」の会場で10日間開催され、観客は10日間で述べ10万人ほどである。映像媒体による中継が行われている。

 

 その競技の性質上、九校戦で活躍した選手から軍人の道に進む者は多い。軍としても優秀な実戦魔法師を確保する為に、競技会場と共に軍の所有するホテルを宿舎として生徒と学校関係者の為に貸切の形で提供して、全面的に協力している。

 

 

「へぇ、そんなのあったんだ」

 

「本当に何も知らないんだな」

 

「しょうがないわよ、中学の3年間は勉強と魔法の特訓漬けだったんだから」

 

「そう言えば魔法が使えることを知ったのって何時だったんだ?」

 

「確か、小5の頃だったかな。遊び半分で検査してみたら僕だけ使えたみたいで」

 

「小5・・・・6年の時は何やってたんだ?」

 

「え?あっ、えっと・・・・・」

 

「そう言えばあんた、半年くらい学校休んでたわよね?」

 

「そうなのか?」

 

「えぇ、でもなんでか分からないけど、その時期の記憶が曖昧なのよね。っとそう!ちょうどのび太が家出したタイミングくらいの」

 

「家出?何かやったのか?」

 

「ま、まぁ、ちょっとね、でもすぐに帰ったから、思い違いじゃない?」

 

「ん〜そう、なのかもね」

 

「・・・・」

 

 

 何か隠す仕草をしているのび太を怪しむ事をしないエリカにすこし不信感を覚える達也。

 傍からみていると何を言っているんだとなるがのび太の事を調べていた時に家出をしていることにはたどり着いたのだが、その事についてのび太の両親によって捜索願のようなものは出されていない。もしかしてネグレクトか?とも考えたがエリカの話を聞いていたからその線はないと考えた。

 では何が起きているのか、と思いさらに調べるとある人物達と繋がった。1人は一応四葉の分家になるがほとんど一般人と変わらない人物、にも関わらず当主である四葉真夜と連絡を取り合える『小池』と言う男。そして他にもいるらしいが詳しくは調べられなかった。

 

 

───新宿に行ったまでは確認できたんだがな・・・・・

 

 

 

 




次、と言うかこれからなんですが、次の話の合間にその次の話に関わる話、もしくは過去の話を入れていこうかと思ってます
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