味見スプーン
新生徒会長のあずさを中心に2095年度の新生徒会が発足された。
生徒会長 中条あずさ
副会長 司波深雪
書記 光井ほのか
会計 五十里啓
特別顧問 ドラえもん
となった。
放課後の生徒会室では簡単な発足式をすませ、生徒会業務にとりかかる。生徒会の業務は主に学校運営に関わる行事や各部活の調整その他もろもろやる事が多いのだ。
そんな新生徒会就任から2日が立って少しずつ慣れてきたのか本日は早めに仕事が済んだ。
「いいなぁこれ」
「何見てるの?」
「これだよ」
ほのかが何かのネット記事をドラえもんに見せるそこにはスイーツ特集と題し様々なスイーツの写真が掲載されていた。
「どれも美味しそうだね」
「うん、でもこういうお店って記事に乗ったら直ぐに人が集まっちゃうからなかなか行けないんだよねぇ」
「確かに」
「あ〜一口でいいから食べてみたいなぁ」
「一口だけなら食べられるよ。ん〜とテッテレー『味見スプーン』」
「・・・・ただの使い捨てのスプーンにしか見えないけど・・・・」
「ふふふ、まぁ見ててよ。その記事見せて」
ほのかが端末をドラえもんに渡した。するとドラえもんはスプーンを記事に突っ込んだ。映像媒体だからただすり抜けるだけのはずなのだがスプーンはすり抜けていなかった。そしてスプーンを引くとそこには記事に乗っていたスイーツが一口分乗っていたのだ。
「えぇ!?」
「いただきまーす。(๑ᵒ̴̶̷ ༥ ᵒ̴̶̷๑)パクッ︎ん〜美味し〜」
「あぁ!ドラちゃんだけずるい!」
ぱっとドラえもんの手から味見スプーンを取り(関節キスでは?とか言わない)同じように映像にスプーンを突っ込む。しかし今度はただ映像をすり抜けただけだった。
「えぇ!なんで!?」
「残念。味見スプーンは写真一枚につき1回までなんだよ」
「そんなぁ・・・・」
「味見だからね」
「うぅ・・・・」
しょぼんとしているほのか。これを見てドラえもんも少し意地悪しすぎたかなと思い。
「大丈夫だよ。ほらっ!」
ポケットの中から大量の味見スプーンを出した。
「ドラちゃん・・・・!」
「さぁ、ありったけ楽しもうじゃないか!」
「うん!」
ほのかはスプーンを手に取って記事という記事を漁っていく。あれも美味しいこれも美味しいと手が止まらないでいると生徒会室の扉が開かれた。
「ほのか、もう下校時間だけど・・・・何してるの?」
「ふぃ、ふぃぶく(雫)!?」
「・・・・・」(ㅎㅅㅎ)ジィー
「ゴクン こ、これはその・・・・・」
ほのかとドラえもんがその場で固まった。そしてその2人をじぃっと見つめる。
雫からの無言の圧力に耐えかねたほのかが何をしていたのかを雫に話すと
「・・・・・ズルい」
「えっ?」
「私も道具使いたい、美味しい物食べたい」
夏の別荘での出来事以来、ひみつ道具に興味を持っていたのだがその日以降なかなか機会に恵まれなく、しかも風紀委員にも任命されて(ちなみに幹比古も任命されている)しまい中々時間が取れなくなった。
自分が忙しくなっているのに親友であるほのかがひみつ道具を使って楽しんでいることが羨ましくなった雫。
取り敢えず雫を落ち着かせて学校を出た。その時同じく本日の当番だったのび太と合流し適当な場所で先程の話をした。
「(o'ч'o)ŧ‹”ŧ‹” 美味」
「雫、今度はこれ食べようよ」
と2人はご満悦。そんな中のび太はドラえもんにある事を尋ねる。
「ドラえもん、“あの事"は話してないの?」
「普通に使う分には問題ないからね・・・・」
過去に味見スプーンで起こったことをドラえもんは忘れてないかと感じたのだろうのび太はドラえもんに聞いたが問題ないと返され、まぁ、何も無ければいいかと思いその日は終わった。
名刀電光丸
「うーん、弱ったわね・・・・」
ある日の剣道部、そこでは沙耶香と後輩の女子生徒「河井伊奈子」が向かい合って話していた。
「先輩、どうにか出来ませんか?」
「こればっかりは日々の努力としか・・・・」
「「うーん・・・・」」
「どうしたんですか?」
なにか考え込んでいる中、やって来たのは風紀委員のパトロールで道場に寄ったのび太だった。
「あら、のび太君。パトロールご苦労様」
「仕事ですから。それでどうしたんですか?そんなに唸って」
「それがね、この子から相談を受けてるんだけど・・・・」
沙耶香はのび太に伊奈子からの相談事について話し始める。
「私、剣道で防御が苦手で・・・・その事を壬生先輩に相談してたの」
「あぁ・・・・そう言うの苦手意識出ちゃうよね」
のび太もエリカの道場に出入りしていた身であるから彼女の悩みに共感できるのだ。
「正直私もそこまで得意ではないからどうしたものかって悩んでたの」
「確かに、困りましたね・・・・あっ、そうだ!」
何かを思いついたのび太は通信機を取り出した。
「こちら野比、生徒会特別顧問ドラえもん先生〜」
『はいはーい、こちらドラえもん。どうしたの?』
「ちょっと頼みたいことがあってさ、道場まで来てくれる?」
『分かった』
数分後
「お待たせ」
「・・・・先輩、この方って」
「ほら、最近生徒会特別顧問になったドラえもん先生よ」
「あぁ!」
「それで、頼みって?」
のび太は沙耶香から聞いた話をそのままドラえもんに話した。
「ふむふむ、なるほどね〜」
「何とかならない?」
「じゃあこれを使おう。ん〜テッテレー『名刀電光丸』〜」
取り出したのはおもちゃの剣の様な見た目の道具『名刀電光丸』だった。
「これを持って」
「は、はい・・・・」
「じゃあのび太君」
「了解!じゃあ行くよ!」
「えっ、ちょ!?まだ防具つけてなっ!」
「えぇい!」
のび太は伊奈子の静止を聞かず竹刀を彼女目掛けて振り下ろす。流石の剣道経験者でも防具なしの打ち合いなんて恐怖でしかない。ダメだと思って思わず目をつぶる。しかし
バシンっ!
「・・・・・あれ?」
いくら待っても痛みが来ない、不思議に思った伊奈子は目をゆっくり開けるとなんと電光丸で竹刀を受け止めていたのだ。
「あれっ、私・・・・」
「何が起こっているの?」
「これが電光丸の性能なんです。電光丸はレーダーが最適な行動を自動的に取らせるので、どんな人でも剣の達人相手と斬り合って勝利することが出来る。これを利用して防御のやり方を体に叩き込もう!」
「は、はい!」
沙耶香とのび太は電光丸を持った伊奈子相手に2人がかりで立ち会う。伊奈子も恐れながらも電光丸を構えた。
「やぁぁぁ!!」
「はぁぁぁ!!」
2人は交互に責め立てる。しかし電光丸の自動追尾によるガードがそれを拒む。
「凄い、腕が勝手に動く!」
「この調子でどんどんやっていこう!」
3人はどんどん練習をしていった。
そして休日の練習試合がやってくると
「面ぇぇぇぇん!!」
「うへぇ!!?」
「「「・・・・・・」」」
「ぜっんぜん出来るようになってないじゃない!?」
「す、すみません!今度は何故か体が動かなくなっちゃって・・・・!!」
「・・・・電光丸の機能が裏目にでちゃったんだね・・・・・」
( ᐛ )( ᐛ )✨チャンチャン
自分の知識の無さが恨めしい。皆さんにお願いがあります、何かひみつ道具のアイディアをください!なるべく魔法科高校の劣等生に会いそうなものをお願いします!!