「ハァッ!」
『ジャッ⁉︎』
ノアールギーツはジャマトをゾンビブレイカーで斬り裂き、ジャマトを5体倒し、手当たり次第倒していく。
「うん、だいぶ鈍った勘も取り戻したかな?」
『¥€〆<$!』 『¥€〆<$!』 『¥€〆<$!』
「援軍か、倒されたい奴から来いよ?」
ノアールギーツはジャマトに挑発し、挑発に乗ったジャマトは同時に迫りヴォルスに攻撃するが、ゾンビブレイカーでジャマトの攻撃を受け止める。
POISON CHARGE
ゾンビブレイカーのデッドリーポンプを上部に移動させ、テリブルチェーンに紫色のエネルギーが満たされ、一夏はジャマトの攻撃を押し返し、インプットリガーを引く。
TACTICAL BREAK!
「ハッ!!」
ゾンビブレイカーを横一閃に振るうと共に紫色の毒々しい斬撃を放ち盗賊ジャマトを倒す。
「おっ?お前ゾンビ使ってたのか?」
「思いの外使いやすいですよ!と言うか、ソードガンも似合ってますね」
「色は違うが、同じギーツだからな」
声がする方を見るとギーツ・ソードガンフォームがジャマトと戦っており…ガンスラッシャー40x・ソードモードで戦っており、ノアールギーツのようにジャマトを斬り裂いていた。
「この第一ゲームは余裕かもです…ねっ!」
ノアールギーツは冷静にバックルに触れ鍵部分を捻る。
ZOMBIE STRIKE!
「フンッ!」
左手を地面に叩きつけ【バーサークロー】を模した無数のエネルギー体が相手の足下から出現し、足首を掴んでジャマトの動きを封じる。
「かもな」
ギーツはノアールギーツの意図に気づきガンスラッシャー40-X・ソードモードを操作し
LIGHTNING CHARGE
刀身が蒼の雷が纏わり、ガンスラッシャー40-Xを構えトリガーを引く。
TACTICAL FLASH!
「ハァッ!」
蒼電を蒼い三日月状の斬撃を放ち動きを封じられたジャマトを一掃する。
「流石」
「ふん、お前もな」
その後も2人は移動し遭遇したジャマトに対応しながら会話をする。
「
「ふっ…まぁな」
「否定しないの…な!」
『ジャッ⁉︎』
ギーツがDGP無敗の男であり、DGPの戦いに関しては熟知しているので仮に小型バックルでだけの戦闘でも彼は経験と知識で上手く立ち回れるし、何か企んでいる事も一夏自身も充分理解している。
「なんで皆んな戦えるんだよ…命懸けで戦うなんて、無理でしょ」
木の影に隠れているタイクーンはその様子に納得しておらず未だ戦う気配はない。
「(景和さん……)」
その様子を見たノアールギーツは少なからず景和の気持ちを理解していた。何故命懸けで戦わなければならないのか、何故戦うことが出来るのか…景和はまだ理解出来ていなかった。
「ぐあっ⁉︎」
すぐ近くにはギンペンが頭領ジャマトと戦っていた。しかし、アローでは全く歯が立たず、頭領ジャマトに攻撃をくらい吹っ飛ばされていた。
「これは…」
その拍子に一枚の写真が落ち、そこには家族3人が笑顔で写っていた。
「こんな所で、脱落する訳には…」
「命懸けてでも……叶えたい願い…」
『¥€〆<$!』
頭領ジャマトは斧を投げ飛ばし、ギンペンの足元に斧が落ちると同時に斧が爆発する。
「ぐああ!!」
「ああ……平さん!!」
爆破を至近距離で受けてしまったギンペンは変身が解けてしまった。景和も変身を解除し、慌てて平の元に駆け寄る。
「大丈夫ですか!?」
足元には小川が流れており、彼のベルトに装填されたIDコアは亀裂が入ってしまっていた。
「ここまでのようだ……苦しんでいる息子を残していくなんて…愚かな父親だな…」
「戦うしか、なかったんですか⁉︎」
「……息子を…救いたいんだ…!」
写真には幸せそうな彼の家族が、平の体のノイズが次第に大きくなっていく。
彼がデザイアカードに書いた願いは『息子が健康な体になってる世界』、息子を想う父親の願いだった。
MISSION FAILED...
平の体が消滅し、アローレイズバックルだけが地面に落ちる。景和はその光景にただ茫然とするしかなかった。
「戦わなきゃ世界は変えられない。だとしたら、戦う以外に選択肢はないだろう」
「キッカケがあれば人は、思いの外簡単に変わるんです。このDGPは、戦わなければ勝ち残れませんから…」
2人のギーツは変身を解除し景和に話しかける。
「君達は、何のために戦っているんですか…」
「恵まれない世界中の子供のため」
「…え?」
「……俺は、申し訳ないですけど秘密です(あー、ご愁傷様……景和さん)」
一夏は
「子供は未来の宝だろ?」
「君の方は……世界平和を願ってるんだ」
「(嘘のように聞こえて…本当のように聞こえる。相変わらず本心が読めない人だ…あなたは)」
一夏は今でも
『¥€〆<$…… ¥€〆<$!』
頭領ジャマトが周りにいるジャマトに何か言葉のような物を発しながら指示し、近づいてくる。一夏と
「世界を変えたければ戦うしかない」
「だから見ていてください。俺達の戦いを…」
SET
SET
2人はそれぞれ狐の影絵を作り、中指と親指で、フィンガースナップをし…
「「変身!」」
SWORD GUN!
ZOMBIE!
READY FIGHT
一夏と
「俺は雑魚を引き受けます。
「いいのか?俺が大物をもらって?」
「まっ、あなたがやる事は把握できたんで…後、もう少しストレスを発散したいんで雑魚の方とやりたいだけ。要は私情ですよ」
「……そうか、わかった」
ギーツはノアールギーツ乃声色を聞いて相当学校ではきつい思いをしているのだと察して、素直に引き受ける。
「それじゃあ、行きますか!」
2人は同時に駆け出し、ギーツは頭領ジャマトと一騎打ち、ノアールギーツは盗賊ジャマトの集団を相手にする。
「お前らの相手は俺だ!」
『¥€〆<$!』 『¥€〆<$!』 『¥€〆<$!』
「フンっ…!」
ノアールギーツはジャマトの集団をものともせず対処していく。
「ハァッ!」
ゾンビブレイカーを振るい、ジャマトの集団を撃破していく。敵の攻撃の道筋を正確に見切り、突き出される攻撃を躱し、カウンターを浴びせる。
『ジャ』『ジャ』『ジャ』『ジャ』
ノアールギーツを翻弄するように囲むジャマトに冷静で慌てる事はなく
「へぇー…そう来るのか?でも……相手が悪かったな」
一夏はバックルに触れ鍵部分を捻る。
ZOMBIE STRIKE!
「フンッ!」
『ジャ⁉︎』『ジャ⁉︎』『ジャ⁉︎』『ジャ⁉︎』
『¥€〆<$!』 『¥€〆<$!』 『¥€〆<$!』
「動きを止めればこっちのものだ!」
左手を地面に叩きつけ、左腕の爪のバーサークローを模した無数のエネルギー体が相手の足下から出現し、足首を掴んでジャマトの動きを封じる。 おそらくジャマトは【動けない】と言っているつもりだろうが一夏はそんな事は気にせずゾンビブレイカーを振るいジャマトを倒す。
スコアを獲得する為、続けざまにジャマトへと飛び掛かる。
「さて、反対側も試してみるか!」
REVOLVE ON!
ドライバーのリボルブアンロックを押した後、リボルブシフターを回転させ、ゾンビの鎧を上半身から下半身に入れ換える。
「フン!」
ノアールギーツの戦い方は蹴り技主体に代わり、左手側に備わっていたバーサークローが右爪先に移動し、キックに合わせての斬撃やpoi-zomをジャマトにくらわせ、注入する。
「足技による切れ味も中々だな…その上毒も注入出来るとなると、敵になったらかなり厄介だな」
下半身でのゾンビの力に感心しながら盗賊ジャマトに斬撃の含まれる蹴りを浴びせていき数を減らしていく。
「さて、ここにお前らの墓をつくってやる」
ZOMBIE STRIKE!
ゾンビバックルのウェイキングキーをひねって必殺技を発動。地面から多数の墓石型のエフェクトを発生させてジャマトを取り囲む。
「ハァッ!」
足のバーサークローにエネルギーが纏われ、その場で回し蹴りを叩き込み、斬撃で止めを刺す。
「ふぅ…こんなものかな…ん?」
一夏は何か噴いている音が聞こえ、その音が徐々に近づいてくるのを気付き視線を向く。
「うおっ⁉︎危なっ!!」
突如と火を吹きながらブーストバックルがこちらに飛んできて慌てて回避し、ブーストバックルは木を薙ぎ倒して後何処かに飛んで行った。
【MISSIONCLEAR】
するとそれを気にジャマーエリア内にミッション終了のアナウンスがスパイダーファンから通知される。
「どうやら
変身を解除し、
「あいつを使えるのは一度きりだからな」
「もー!!!」
それを見た一夏は状況を察して苦笑いを浮かべながら2人の元に近づく。
「お疲れ様です…お二人とも」
「よっ、お前もお疲れさん」
「やっぱり景和さんの性格を利用しましたね」
「まぁな、あいつ…超がつくほどのお人好しだから化かしやすかったよ。ついでにDGPの戦いを教えてやった」
それを言うと
「って、一夏君もしかして、彼が嘘ついてるのわかってたの⁉︎」
「あの人には俺も化かされた事がある身なんで…経験させた方がいいかなって思って、敢えて言いませんでした。あれが浮世
一夏は景和を励ますように肩に触れた後
「前もそうだったけど、なんで…君はそんな割り切れるんだよ?人が死んだんだよ⁈」
「………」
一夏は一瞬歩みを止めるが、景和の言葉に振り向く事も、言い返すことなくデザイア神殿に戻る。
「一回戦終了〜!勝ち残った8人のみなさんおつかれ様でした。再びジャマトが現れたら、デザイアグランプリは再開します。それまでごきげんよう」
「あの!どんな世界でも叶えられるなら、退場した人達を復活させること出来るよね…?」
「……それがあなたの理想なら」
デザイア神殿に戻りツムリからの説明が終わり解散しようとすると景和がツムリに質問して彼女は少し間を開けて笑顔で答える。
「へぇ……どんな願いでも叶うんだ」
「誰がどんな夢を描こうと…最後に勝つのは俺だ」
「負けるか…」
「あっ、道長さん。少し待ってください」
DGP参加者は解散しようと各自動き始めるが、一夏は道長を呼び止め足を止める道長。
「何だ?馴れ合うつもりはないぞ…」
「これを」
一夏はゾンビレイズバックルを道長に投げ渡し、それを難なくキャッチする。
「第一ゲームまでと言っていましたからね。テイルと交換しましょう」
「フンっ…」
道長は懐からテイルレイズバックルを取り出して一夏に投げ渡すとそのまま帰って行き、それをキャッチする一夏。
「っと、ありがとうございます。それじゃあ俺も帰りますね」
一夏も残っている参加者に一言挨拶し、デザイア神殿を後にし一夏はIS学園に移送される。
「んんーっ、はぁ…いい運動が出来たぜ!!」
一夏は教室に戻っており辺りは既に日が暮れていた。一夏は荷物をまとめ、席を立つ。
「あ、織斑君、いたんですね」
「山田先生、何か用ですか?」
「えっとですね織斑君の寮の部屋が用意できました」
「は?俺の部屋って決まってなかったんじゃないんですか?確か一週間は自宅通学だって話じゃ」
「確かにそうなんですけど、事情が事情なので部屋割りを無理矢理決めたそうなんです…」
「今のお前は世界で数少ない男性操縦者だからな。自宅から通うのでは、何が起こるかわからない。だからここIS学園で保護も兼ねて寮で暮らしてもらう」
少し遅れて千冬が何やら片手に荷物を持ってやってきた。
「納得だけど、俺…荷物ないですよ」
「それなら心配ない。今は着替えと携帯の充電器があれば十分だろう。ありがたく思え」
「ありがとう、千冬姉」
「ここでは織斑先生だ。それから、お前宛に荷物が届いてたからついでに持ってきた」
千冬は衣類の入っているバックの他に段ボールを渡してくる。
「俺宛にか?一体誰から…」
「わからん…【名無しの狐】と言う意味の分からん者からだ。一応荷物検査はしたが不審物は入ってないのは確認しているから安心しろ…」
「………」
名無しの狐と聞いた途端一夏はすぐに荷物を送った人物を特定できた。
「(名無しの狐って、こんなネーミング使うの絶対
こんなネームを使うのはあの人しかいないと一夏は直ぐにわかった。
「それではこれ、部屋のカギです」
「あ、はい」
「それから、寮には食堂があるので是非使ってください。あと、大浴場があるのですが、織斑君はまだ使えないので、暫くの間部屋のシャワーを使ってください」
「そりぁそうですよね。わかりました(しばらく湯船に浸かれないのは堪えるなぁ、受験とかでしばらく行ってなっかったけど…【幸せ湯】の銭湯…またゆっくり浸かりに行きてぇな…元太さん達元気かな。そう言えば最近動画で4人目が産まれたって言ってたっけ。機会があればお祝い品でも贈ろうかな)」
そう思いながら一夏は荷物を持ち教室を出て行った。
「そう言えば…前のDGPの時
—— 今度入学祝いでも送るから楽しみにしておけ
「しっかし大きいな、中身は何が入ってるんだ一体」
一夏は前回のDGPの時に
「1025……1025……っここか」
一夏は《1025》と書かれてる扉の前に立つ。
「相部屋だからな……ノックしてから入ろう。はぁ……詩乃にはしっかり説明しておかないと、何気に匂いとかにも敏感だからなぁ…」
コン、コン一夏は扉をノックをし、返事を待つ。
『誰だ?』
数秒すると中から聞き覚えのある声が聞こえた。
「その声……箒か?」
『い、一夏か!?ちょっと待ってくれ!』
そう言って数分が経っと合図がでる。
『い、いいぞ…』
「おう、入るぜ」
そう言って一夏は部屋に入った。そこには箒がいたが、何故か髪は濡れていた。
「なにやってたんだ?」
「シャ、シャワーを浴びてたんだ…そしたら」
「わかった、もう言わなくていい」
「そ、そうか……で、何故お前はここにいるんだ?確か一週間は自宅通いじゃなかったのか?」
「事情が事情だから無理矢理だって」
「そ、そうか」
「ま、知らない相手よりは良かったよ。これからよろしくな」
「あぁ…」
その日の夜。箒は食堂に行き、一夏は荷物をまとめた後にいくと伝え先に行かせた。
「さてと、何が入っているやら…」
一夏は
「ええ…これ絶対高いやつだろ。流石スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ、稼いでるなぁ。後は名前入りのサインが一枚と…えっと、これは…普通の服じゃないな」
何やら専用のスーツっぽい物が入っていた。
「これって、もしかしてIS用のスーツか?何でこれが…」
見た感じIS用のスーツだが、男用にしっかり作られており…しかもサイズもピッタリだった。それに服とズボンもそうだった
「そう言えば俺あの人にサイズ教えた覚えはないけどな……ん、何だ?」
スーツを広げると一枚何かひらひらと地面に落ち、一夏は拾い上げる。裏には『入学おめでとう、俺からの入学祝いだ』と、狐の絵付きのメッセージカードがクリップに引っ掛けられていた。
「ありがたく着させてもらいますよ。後は……写真か?どうせ
一夏は写真を表に向け見た瞬間、一夏の頭は真っ白になった。何故ならその写真には…
「なんで………
なんで
一夏はすぐさまスパイダーフォンで
一夏見たその写真には浮世
一夏の声は……夜のIS学園内に響き渡った。
活動報告にアンケートを募集しているので興味がある方はそちらも読んでみてください!