ポケットモンスターチャンピオンの新たな冒険 作:ビシャデスマーチ
ガラル地方のシュートシティ
ここでチャンピオンダンデと1人のトレーナーがバトルをしていた。
そのトレーナーは今までカントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラと、7つの地方すべてでチャンピオンになっている。
そして、ダンデとトレーナーのバトルもお互いがあと一撃ぶつけたら元の姿に戻るという状況に差し掛かってきた。
ダンデ「キミとのバトル。最高に楽しいぞ!ルヴ!」
ルヴ「そうですか。俺もです。このダイマックスバトル、絶対に勝って見せます。」
ダンデ「そうか。だがここからがチャンピオンタイムだ!リザードン。キョダイゴクエンだ!」
キョダイマックスしたリザードンの口に炎のエネルギーが集まると、ルヴのポケモンに向かって勢いよく放った。
ルヴ「凄まじい威力だな。だが、持ちこたえろ!インテレオン。」
リザードンのキョダイゴクエンは確かにインテレオンに命中したが、インテレオンは持ちこたえた。
最後の一撃を放ったリザードンはもとの姿に戻った。
ルヴ「よくやったインテレオン。」
インテレオン「レオゥ‼」
ルヴ「それじゃあ行くぜインテレオン。キョダイソゲキだ‼」
ルヴがインテレオンに指示を出すと、インテレオンは自身のもつ銃口から凄まじい勢いで水が飛び出た。
それをキョダイマックスが解除されている状態で効果抜群のキョダイマックス技を受けたリザードンは倒れてしまった。
ダンデ「お疲れリザードン。よくやってくれた。」
こうしてガラルに新たなチャンピオンが誕生した。
ルヴ「もしもし母さん?うん。今空港に到着して、そっちに向かっているとこ。」
ルヴ母「そう。実はオーキド博士からルヴに話があるって…」
ルヴ「分かった。」
マサラタウン
ルヴ「ただいま~。」
ルヴ母「おかえりなさいルヴ。」
オーキド博士「よく帰ってきたなルヴ。そしてガラルのチャンピオンリーグ優勝おめでとう。」
ルヴ「ありがとう博士。それで話って?」
オーキド博士「そうじゃった。ルヴお主他にやることはあるかの?」
ルヴ「特にないね。それで?」
オーキド博士「ウム。実はお主に提案があってな。」
ルヴ「提案?」
オーキド博士「そうじゃ。実は…」
ルヴ「ここか。セキエイ学園行きのバス停は…」
ルヴはオーキド博士の提案でセキエイ学園に通うことになった。
どうしてそうなったのかって言うと…
ルヴ「セキエイ学園?」
オーキド博士「そうじゃ。一から学び場に通うことで新たな発見があるかもしれないからの。」
ルヴ「特にやることないですしいいっすよ。」
オーキド博士「決まりじゃな。手続きはワシがやっておこう。」
ルヴ「わかりました。それでは。」
というわけである。
ルヴ「学園生活において序盤の友達作りは重要だからな。誰に話しかけようかか…おっ。」
そこでルヴは一人の少女に声をかけることにした。
ルヴ「すみませんお嬢さん♪お隣よろしいでしょうか?」
⁇「え、あっはい‼ていうか誰?」
ルヴ「ごめんごめん最初は自己紹介だね。俺はルヴ。よろしく。」
リコ「あっ私はリコです。よろしくおねがいします。」
ルヴが最初に話しかけたのはリコという少女だ。
特徴は水色の瞳とセミロングに髪留めをつけた子だ。
コラッタ「コラァ‼」
リコ「わっ!」
野生のコラッタが急に現れ、それに驚いたリコがルヴの方へ傾く。
ルヴ「よっと。大丈夫?」
リコ「すみません。大丈夫です。」
ルヴ「謝る必要はないよ。リコはポケモンに慣れてないの?」
リコ「うん。」
ルヴ「じゃあこれから慣れればいいよ。あっバスが来た。」
バスが到着したのでバス停にいた制服を着た人たちは乗っていく。
バスが進むといろんなポケモンたちが窓から見える。
ルヴ「ケンタロス、バタフリー、オニドリルか…なつかしいな。」
リコ「なつかしい?」
ルヴ「うん。俺色んな地方を旅していて最近カントーに帰ってきたんだよ。」
リコ「へぇ~すごいね。」
ルヴ「リコは何地方出身?」
リコ「私はパルデア地方だよ。」
ルヴ「パルデアか~俺はまだ行ってないな。」
リコ「そうなの?」
ルヴ「うん。だからさ、パルデアの事教えてくれよ。」
リコ「うん。いいよ。ちなみにルヴは何地方出身なの?」
ルヴ「俺はカントー地方出身なんだ。」
リコ「そうなんだ。」
ルヴ「そんな話をしている内にバスが着いたみたいだ。」
バスがセキエイ学園に到着すると、バスに乗っていた人たちはみんなバスを降りていく。
寮はもちろん男子寮と女子寮に別れているため、いったんリコとルヴは離れる必要がある。
ルヴ「そんじゃここでいったん別れるか。」
リコ「うん。じゃあ入学式でね。」
寮内
ルヴ「204は…ここか。ルームメイトはどんな人かな~」
ルヴは自分のルームメイトはどんな人なのかワクワクしていた。
ルヴが扉を開けると…
⁇「よろしくねーーーーー!」
いきなり大声が響き渡った。
余りのうるささにルヴは思わず耳を塞いでしまった。
ルヴ「うるっさ。」
ザビ「ああごめんごめん。ルームメイトが楽しみすぎてつい。俺はザビ。よろしく。」
ルヴ「そうかい。俺はルヴ。よろしく。」
ザビ「へ~ルヴっていろんな地方を旅してるの?」
ルヴ「うん。だからいろんな地方のポケモンも持ってる。」
ザビ「いいな~見せて見せて。」
ルヴ「いいよ。出てこい。ゲンガー。」
ゲンガー「ンガー‼」
ザビ「おお。本物のゲンガーだ。かっこいい‼」
ゲンガー「ンガー(*ノωノ)」
ゲンガーは照れている様子だ。
久々にボールから出してもらった嬉しさと、いきなり褒められた嬉しさが、同時に舞い込んでいる。
ルヴ「入学式は明日だし、学園内を散歩しない?」
ザビ「いいね~。」
ルヴとザビは入学式まで暇なので、そこら辺をぶらぶら歩くことにした。
ルヴ「あっリコ。」
リコ「あっルヴ。」
⁇「リコの友達?」
ルヴ「うん。リコの友達のルヴだ。よろしく。」
アン「そっか。私はアン、リコのルームメイト。よろしく。」
リコ「ルヴ、そちらは?」
ザビ「ルヴのルームメイトのザビだよ。よろしく。」
リコ「そうなんだ。よろしく。」
ルヴ(アンって子元気だな~)
リコ(ザビって子チャラそう。)
ルヴ「そういや何見てるの?」
アン「あれだよあれ。」
アンが指さした方を見ると、バトルフィールドでゴーリキーとエーフィがバトルをしていた。
「ゴーリキー。ばくれつパンチ‼」
ゴーリキー「ゴォ‼」
「エーフィ。リフレクターからのサイコキネシス。」
ゴーリキーがエフィに向かって思いっきりパンチを放つが、エーフィには全く効いている様子がなく。
すかさずエーフィがサイコキネシスでゴーリキーを宙に浮かべ、そのまま地面にたたきつけた。
アン「すごい‼今の見た?」
ルヴ「ああ見たよ。すごいバトルだった。」
ザビ「特にあのリフレクターを使うタイミングが良かったよね~。」
ルヴ「ザビ、分かるのか?」
ザビ「うん。ポケモンバトルは何度も見たからね、こういうの分かるんだよ。」
リコ「へ~ザビってすごいんだね。」
ザビ「よせやい照れるだろうが~。」
ザビは本当に照れていた。
翌日
ルヴ「ザビ、そろそろ入学式だぞ。」
ザビ「うん。分かった。」
生徒たちは講堂に集まり、校長先生の話を聞いた。
それからそれぞれのクラスに移動するのだが…
アン「あっ同じクラスじゃーん。」
ルヴ「これからよろしく。」
リコ「うん。よろしく。」
これからとんでもない出来事に巻き込まれていくなんて、この時リコとルヴはまだ知らなかった。