ポケットモンスターチャンピオンの新たな冒険 作:ビシャデスマーチ
前回のあらすじ
リコのペンダントを狙う輩が現れたぞ。
学園内でのバトルの後、謎の男とルヴたちは空にあるという男の船に向かっていた。
ルヴ「そういやあなたの名前は?」
フリード「言ってなかったな。俺の名前はフリードだ。よろしく。」
ルヴ「どうも。ルヴです。よろしく。」
リコ「リコです。」
フリード「そうか。ルヴ、リコよろしくな。」
ルヴ・リコ「はい。」
そして学園内に残された3人はというと…
???「……ターゲットには逃げられた。だが、追跡が無理になったわけではない。このまま奴らを追う。」
???「承知しました。」
???「どうしますか?アメジオ様。」
アメジオ「逃がすわけにはいかない。ジル、コニア、追うぞ。」
ジル・コニア「了解。」
指示を出すとアメジオたちは服を変えてソウブレイズをボールに戻し、アメジオはアーマーガアを、ジルとコニアはエアームドをボールから出し、アーマーガア達に乗り込みそのまま追跡を開始した。
一方ルヴたちはフリードの船が見えてくるところまできた。
ルヴ「あれは?」
フリード「俺たちの船、「ブレイブアサギ号」だ。ウイングデッキ展開!」
フリードはロトムスマホ越しに誰かに連絡を入れると、ブレイブアサギ号の羽根部分が折り畳みバトルフィールドのような形になってゆく。
フリード「到着。」
ルヴ「同じく到着。」
フリードはバトルフィールドにリザードンを着地させると、それに続き、ルヴのカイリューも着地した。
ルヴ「リコ、お疲れ。」
リコ「うん。ルヴもカイリューもありがとう。」
???「おかえり。」
???「ずいぶんてこずったな。」
船内からピンク髪の女性と大柄な男性が出てくる。その足元からは彼らのポケモンだと思われるイワンコも出てきた。
フリードと大柄の男性はグータッチをして、その後手を上下させる。
きっと彼らのあいさつなのだろう。
???「あなたがリコね?」
リコ「はい。」
???「それであなたはリコの友達?」
ルヴ「はい。ルヴと申します。」
リコ「あの…どうして私の事を、というかあなた達は一体?」
???「まさか…あんたこの子たちに何も説明してないんじゃ…」
フリード「あ、あれ言ってなかったか?」
ルヴ「うん。」
リコ「はい。」
ルヴとリコは同時に頷く。
???「おいおい。どうやって連れてきたんだ?」
???「あきれた。」
フリードを2人が責める。
ルヴ「この責められ方からして、フリードさんの説明不足は今日が初めてじゃないんだろう。」
ピンク髪の女性はモリ―、大柄な男性はマードックというそうだ。
そんなフリードたちをルヴたちが見ていると…
ホゲータ「ホゲ!」
パモ「パモパモ!」
船内からホゲータとパモが出てきた。
リコ「ホゲータ、パモまで。」
ルヴ「初めて見るポケモンだな。パルデアのポケモンか?」
リコ「そうだよ。どうしてパルデアの子たちがここに?」
マードック「そいつらか?旅してる間に住み着いちまったんだ。パルデアだけじゃないぞ。ほら。」
マードックが指さした方向を見ると、そこにはヨルノズクやユキワラシなどの、様々な地方のポケモンがいた。
ルヴ「それにしてもさ、なんか嫌な予感がするんだけど。」
フリード「嫌な予感?ん、1、2、3…まさか、さっきの奴らか!?」
ルヴ「3人て、さっきの3人組!?」
フリード「ああ、おそらくな。ヨルノズク、周囲の警戒を頼む!奴らはまだあきらめちゃいない。」
マードック「おいフリード、奴らってなんだ?学園で何があった?」
フリード「詳しい話は後だ。マードックは下を見てくれ、モリ―はポケモンたちとその2人を頼む。」
すると、突然ロトムスマホが鳴り出す。
モリ―「こちらモリ―。どうしたの?オリオ。」
オリオ「進路に嵐が発生してる。どうする?」
フリード「ちょうど良いじゃねーか。奴らへの目潰しになりそうだ。」
ルヴ「まさか、嵐の中に入るんですか?」
フリード「その通りだ。」
リコ・マードック・オリオ・モリ―「「「「え?」」」」
オリオ「ちょっと待って!?あの積乱雲に突っ込むの?」
フリード「っそうだ。じゃなきゃアイツら帰ってくれないだろう。そのためにエンジンのパワーを全開にする必要がある。」
オリオ「どうやって?」
フリード「この船はマグマッグとトロッゴンが出す熱によって動いている。つまり…」
オリオ「もっと火力を上げてスピードを出すってことね。」
フリード「そういうことだ。頼むぞリザードン。」
ルヴ「話は聞きました。俺のウルガモスも連れて行ってください。」
ルヴはフリードにそう頼むと、ボールからウルガモスをだした。
ウルガモス「モォス!」
フリード「助かるよ。ありがとう。」
フリードはリザードンとウルガモスを連れて行った。モリ―もルヴとリコを連れて展望台まで行ったが、そのタイミングで停電が起こってしまった。
モリ―「停電か!」
ルヴ「それだけじゃないみたいです。」
モリ―「え⁉」
モリ―はルヴが指さした方向を望遠鏡での確認する。そこにはアーマーガアとエアームドに乗ったアメジオたちが向かっていた。
モリ―「あいつら、エクスプローラーズじゃん!」
ルヴ「(子供が一瞬で考え付いたような名前だな~)エクスプローラーズって何ですか?」
モリ―「詳しくは知らない。悪名高き犯罪者って事だけは知ってる。」
ルヴ「リコ、知ってるか?」
リコ「ううん。聞いたこともない。」
ルヴ「そうか…となるとパルデアの地方でもない。」
とうとう船は雷雲の中を進み始めた。
それをリコが不安そうな表情で見つめると、そこに船に攻撃を仕掛けているのを発見する。
リコ「あの、来てます。」
ルヴ「嘘だろ。ここ雷雲の中だぞ。ペンダント1個の為に…さすがストーカー。」
モリ―「フリード、エクスプローラーズがウイングデッキに…ダメだ電源が死んでる。仕方ないあんたたちはここにいて。」
モリ―がウイングデッキを閉じようとしたが、時すでにお寿司。
エクスプローラーズがちょうど船のバリアを壊して、中に入ってきた。
リコ「入ってきた…」
ルヴ「出てこいインテレオン。あいつらをわからせに行くぞ。」
インテレオン「レオーン!」
モリ―「ちょっとあんた何する気!?」
ルヴ「俺はあいつらの相手をしてきます。」
モリ―「え?」
ルヴ「と、いう事でモリ―さんリコとポケモンたちをお願いします。」
モリ―「分かったけど本当に大丈夫?」
リコ「そうだよ危ないよ。」
ルヴ「絶対に守ると約束するよ。だから安心しろ。」
リコ(待って、この展開。ペンダントを巡ってルヴに守られるって、私、私、物語のヒロインですか~~!?)
リコは顔が赤くなり、頭から、煙が出ている。
モリ―「リコ、あんた顔が赤いけど大丈夫?」
そしてルヴはウイングデッキのバトルフィールドに向かい、アメジオたちと向かい合う。
アメジオ「またお前か…」
ルヴ「ペンダント1つの為にここまで…やっぱストーカーだな。お前ら。」
ジル「俺達はストーカーじゃないと何度言ったら分かるんだ!」
ジルは何度もストーカーと言われ、イライラしていた。
しかし、アメジオにそんな煽りは通じない。
アメジオ「お前に用はない。少女はどこだ。」
今度はリコも一緒に狙っているようだった。
ルヴ「あれ、お前らが狙っていたのはペンダントだけじゃなかったか?」
アメジオ「確かに最初はペンダントだけが目的だった。だが、あのペンダントには日に都賀あるようだ。そして、そのペンダントの秘密には彼女と関係がある。だから予定を変更して少女にも来てもらうことにした。」
ルヴ「おお。とうとうマジモンのストーカーになったな…でもだったら余計に渡せないね。」
アメジオ「お前の意志など関係ない。我々は目的を遂行する。」
ルヴ「だったら俺もお前らの目的なんて関係ない。リコを守る。俺はルヴ。お前は?」
ルヴはアメジオに名前を聞く。
アメジオ「アメジオだ。」
ルヴは心の中で絶対に負けるわけにはいかないと覚悟を決めていた。
なぜならモリ―が言っていた悪名高き犯罪者って事が本当なら、そんな奴らの集団にリコを渡すとどうなるか、おぞましくて想像もできないからだ。
ルヴ「行け!インテレオン。」
アメジオ「行け!ソウブレイズ。」
インテレオンとソウブレイズがにらみ合う。現在の天候は雨。
雨の時は水タイプの技の威力が高くなるのでタイプ相性も相まって、インテレオンが有利だ。
ルヴ「インテレオン。「ねらいうち」」
アメジオ「ソウブレイズ「むねんのつるぎ」」
インテレオンの指先から放たれた勢いのある水撃と、ソウブレイズの飛ばした斬撃がぶつかり合った。
アメジオ「ソウブレイズサイコカッt!」
アメジオが指示を出そうとしたが、その時すでにインテレオンの姿はなかった。
ルヴの方を見ると、ルヴは上を指さしていた。
アメジオが上を向くと…インテレオンが空を舞っていた。
ルヴ「インテレオン。そのまま「シャドーボール」。」
インテレオンが「シャドーボール」を放ち、それを受けたソウブレイズが吹っ飛んだ。
ルヴ「「ハイドロポンプ」」
ルヴはソウブレイズが立ち上がる暇を与えずに追加で「ハイドロポンプ」を撃ってくる。
またしてもインテレオンの攻撃をまともに受けたソウブレイズはそのまま倒れると思いきや、立っていた。
ルヴ「根性あるじゃん。」
アメジオ「ここからだ!」
ルヴ「そういうの嫌いじゃないよ。インテレオン「ねらいうt「もうやめて!」
突然リコが叫んだ
ルヴ「リコ?」
リコ「…これ以上、ルヴとインテレオンに迷惑かけたくない。これ以上傷ついてほしくない。」
ルヴ「…」
アメジオ「聞いたか?余計な手出しは無用だそうだ。」
ルヴ「お前は一旦黙れ。」
リコ「ニャオハだってきっと。」
ニャオハ「ニャオ!ニャオ!」
ニャオハは暴れだして、リコの腕から脱出する。
ニャオハ「ニャオ!ニャオニャオハ!」
ルヴ「リコ、俺もニャオハも嘘ついてるってわかってるぞ。」
リコ「ルヴ…」
ルヴはリコに近づき、リコの方にポンと手を当てる。
ルヴ「リコ、嫌な時はな~逃げたっていいんだよぉ‼」
リコ「‼」
ルヴの言葉はリコが一歩踏み出す後押しとなり、リコは決心がついたようだ。
リコ「ニャオハ、行くよ!」
ニャオハ「ニャオ!」
リコ「「このは」~~!」
ニャオハ「ニャ――!」
ニャオハの放った最大パワーの「このは」はウイングデッキを埋め尽くした。
アメジオ「なに!?」
アメジオたちの攻撃で弱っていたバリアに、「このは」がぶつかりバリアが壊れてしまう。
バリアが壊れたことで、ウイングデッキに突風が入り込み、リコたちはバランスを崩してしまう。
ギリギリでルヴがリコの手をつかんでくれたが…
ニャオハ「ニャア!」
リコ「ニャオハ!」
ルヴ「やばい!」
ニャオハが飛ばされてしまう。
この高さから落ちたら助からないが、1人の男によってニャオハが落ちるのは阻止された。
アメジオ「このニャオハは預かっていく。」
ニャオハを助けたのはアメジオだった。
ジル「アメジオ様!」
コニア「このままでは嵐に飲まれます。」
アメジオ「ルヴとか言ったな、勝負は預ける。撤退だ。」
リコ「ニャオハ!ニャオハ~!」
リコはただただ叫ぶしかなかったが、ルヴは違う。
ルヴ「インテレオン、リコを頼む。」
インテレオン「レオン!」
ルヴはリコをインテレオンに任せると、ボールからカイリューを出し、そのまま乗り込んだ。
ルヴ「俺は奴らを追うから。リコはここで待っててね。」
リコ「そんな、ルヴ!」
ルヴ「大丈夫。必ずニャオハを助け出すから。カイリュー行くぞ!」
カイリュー「リュゥゥ‼」
ルヴ「まさか今度はこっちがストーカーする羽目になるとは…」
そう言うと、ルヴはエクスプローラーズを追っていった。
その後、フリードが戻ってきた。
フリード「ルヴ、ウルガモスを返しに…アレ、ルヴは?」
リコ「ニャオハを助けるためにエクスプローラーズを追っていきました。」
フリード「はああああ!?どういうことだ!?」
リコに一歩踏み出させるセリフが思いつかなかったのでモブサイコの霊幻先生のセリフをモロパクさせていただきました。
許してピョンテ(てへぺろ)ボコォ‼