祐二が民間協力者になった次の日の朝、窓から朝日が流れ込む。
「もう朝か...」
祐二は体を伸ばしたあと、改めて民間協力者になったことを感じていた。部屋を見回すと昨日はやてから与えられた部屋にはベッドと一つの机しかなかったが、部屋をもらったのはありがたかった。
「さてと、いつもの日課をするか」
祐二は壁かけていたバスターソードを手に取り外に出た。
機動六課フォワード4人は朝の訓練のため訓練場にむかっていた。
「ティア、昨日の列車であったあの人はどうしたのかな?」
「さあね、なのはさん達と一緒に部隊長室へ行ったぐらいしか知らないわ。」
「エリオやキャロは何か知ってる?」
「いえ僕も知りません。」
「私もです。」
4人は祐二について気になっていた。自分達が苦労して倒したガジェットをいとも簡単に倒す人がここにいると思ったからである。
「まあ、何かあれば連絡してくれるだろうし今はあんまり気にしないようにしましょう」
「そうですね。」
ティアナ、スバル、エリオ、キャロの4人はこんな会話をしながら訓練場に向かう。
祐二は汗を地面に落としながら、海の近くでバスターソードを振っていた。
「祐二くん、おはよう。」
「ああ、高ま..「なのは!!」...なのは、おはよう」
祐二はなのはやフェイトから呼ぶ時に名前で読んで言われていたが、まだ慣れていないせいかこのように注意??をされる。
「祐二くん、いつから訓練していたの?」
「ほんの10分前くらいからだ。まあ?これは訓練というより日課だな」
祐二はクラウド達といた時から起きたら、日課としてバスターソードを振るう。修行している時にザックスから言われたアドバイスだった。
(あの重たい剣をあんなに自在に振るなんて...凄い)
なのはは昨日の祐二の戦闘も見ていたので祐二の力はある程度わかっていた。
(空で戦うことのは無理そうだけど、それでも接近戦はフェイトちゃんやシグナムさんと互角、いやそれ以上かもしれない)
なのはは祐二のことを考えていると、祐二は日課を終わらせたようなので、バスターソードを振るのを止める。
「ふう。しかし高ま「なのは!!」...なのははなんでこんな朝早くにいるんだ?」
「昨日、祐二くんが列車であった子たち覚えてる?。私はあの子達の朝の訓練の準備をするために。もうすぐくるから、紹介するね。」
「ああ。」
二人が話をしていると、隊舎の方向から足音が聞こえてくる。なのでなのはは後ろを振り向く。
「「なのはさん、おはようございます。」」
「みんな、おはよう。昨日の疲れは取れた?」
「「「「はい!!」」」」
スバル達はなのはに挨拶した後に、なのはの後ろにいた祐二の姿を見て、目を見張った。
「なのはさん...あちらの方は」
「まず紹介するね。こちらは昨日付で機動六課の民間協力者として私達に協力してくれることになった橘祐二さんです。」
なのはの言葉を聞き、スバルは祐二が手に持っているバスターソードに目を光らせ、ティアナはまだ少し警戒心を持っているような目でみている。エリオは自分以外に男性が増えたのが嬉しい様子で、キャロは昨日泣いているところを見られたことを思い出し、恥ずかしがっている。この光景を見て、祐二はどのタイミングで喋ったらいいかわからなくなっていた。
「おい、戻ってこい!!」
「「「「ハッ!?、すいません!!」」」」
「ったく。昨日会ったと思うが、橘祐二だ。俺の主な仕事はお前達のサポートになる。よろしく頼む。」
「よろしくお願いします!!」
「うん、紹介も済んだから、早速訓練始めようか」
「はい!!」
なのは達は早速訓練に入るために海上の訓練場に歩いていった。