時は昨日、祐二が民間協力者になる書類を書いた直後。
「で、はやて俺はいったい何をすればいい?」
「そやな...祐二くんにはフォワード達のサポートをお願いしようかな。」
「フォワード達?」
「昨日、列車で会った子達のことやで。」
「あいつらか。」
「あと祐二くんのコールサインはどうしよか。なにかいいのがあるんやったら言ってな。」
祐二は少し考えていると、頭の中でクラウドやザックス達のとの修行を思い出し、それによって一つの単語が浮かんだ。
「...なら俺はソルジャーで頼む」
「ソルジャーか...なんかカッコいいね。じゃあ祐二くんのコールサインはソルジャー1に決定な。」
「了解だ。」
そして、明日からのことを話して祐二はなのはやフェイトに連れられて部隊長室から出る。部隊長室にははやて、シグナム、ヴィータがいた。
「しかし、主はやてよかったのですか?。あの男を簡単にいれてしまっても。」
「大丈夫や、シグナム。祐二くんは悪者じゃないよ。」
「悪者じゃないといのは奴の目を見てわかりました。しかし、なぜそんな簡単にいれたのですか?」
「...列車での戦闘時、ロングアーチが異質な魔力反応を祐二くんから探知したんよ。」
「異質な魔力反応...ですか」
あの列車での戦闘時、祐二が発動した【シールド】や【グラビデ】や【ヘイスト】などの魔法はロングアーチで探知されていた。
「そうや。さっき祐二くんには聞かなかったけど...多分、祐二くん独自の魔法やと思うけどね。」
「それがどうかしたのですか?」
「それがな、祐二くんの魔法はAMF下でも問題なく発動できるらしいんや。」
「ッ!?それは本当ですか?」
ミッド式や古代、近代ベルカ式の魔法はAMF下では発動に色々と制限される。AMF濃度が高ければ、魔法の発動ができなくなることもある。ある意味、魔導師にとって天敵そのものである。しかし祐二の魔法はAMFの濃度関係なく魔法が発動できる。この世界では極めて稀なものであるのでシグナムが驚くのも無理はない。
「うちもこの目で見たから間違いない。だからこそ、祐二くんの力はガジェット戦では必要になると思ったから、機動六課に入って欲しかった。」
「そういうことなら、了解しました。」
「ヴィータもええか?」
「はやてが決めたのだったら、あたしもそれでいい。」
「ありがとうな、二人とも。」
シグナムは一応はやてが決めたことなので従うことにした。ただ、ヴィータはなぜかはやての言葉に簡単に従う。
「ただ、祐二くんって本当に面白いわ。出て行く間際に「アイス売っているとこは知ってるか?」なんて普通あんな場面で聞くと思うか?フフッ。」
祐二が言った言葉を思い出し、はやては笑い出す。逆にヴィータは
「...アイス好きに悪者はいない。」
...感心していた。ヴィータが簡単に従う理由が祐二のこの発言だった。