五等分のギーツと最強無敵の黒狐   作:タヌキソード

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???にて


謎の神「あっ!ども!プロローグ以来の謎の神でーす!」

謎の神「…なんで風太郎君の前回の話の説明がないのかって?それはね…風太郎君…仲良く?なれそうだったレブっていう子との距離感をね、ちょっとしたミスで遠くしちゃった訳なんだ。…それで今はレブという子との距離感をもう一度縮める為に図書室にある戦国関連の本全て読み込んでるみたいなんだ…それで僕が彼の代わりに前回の話を説明してるんだよ」

謎の神「ちょっとしたミスも大事に繋がるかもしれないからなるべくしない方がいいよ!…というわけで本編(数日後)どぞ!」



新世 Ⅵ : 近未来な白狐と叔父を名乗る男

 

3階の階段の踊り場にて

 

 

風太郎(中身は庄司)「レブ…俺と勝負しろ、お前の得意な戦国クイズを全て答えてやる…」

 

レブ「…嫌だ、それに…懲りないんだな」

 

 

数日前、レブとの関係を作る土台を作ることに成功した俺、だがちょっとしたミスからその土台は一瞬にして崩れ去ってしまった、屈辱を味わった俺は戦国関連の本をこれでもかと読み込み頭の中に情報をインプットした、今の俺ならレブと対等にやり合えるはず…

 

 

 

風太郎(中身は庄司)「なんだ?唯一の特技で負ける事が怖いのか?怖いなら怖いって言っていいんだぜ?」

 

 

少しだけレブの対抗心を煽ってみた、すると自分の得意な事を馬鹿にされた気になったのか両方の拳を強く握りしめ、水色の目を光らせた

 

 

レブ「…問題。武田信玄の風林火山の『風』が意味する事とはなんだ?」

 

風太郎(中身は庄司)「簡単だな」

 

レブ「答えは『疾きこと風のごとし』」

 

 

レブは先に答えを言うと物凄い速さ(100mを1.8秒)で階段を下りていった、普通の人から見れば速すぎて何が起こったかなんて分かりゃしない、俺には少しだけ動きは見えた、この場合どうするかって?方法は簡単だ…

 

 

 

風太郎(中身は庄司)「意地でも確保してやる!」

 

 

分かってるさ…走るレブを生身の状態で捕まえる事が無謀だってことは。ノワールギーツに変身すればすぐに追い付けるが変身したまま学校で走れば大騒ぎになりかねないしそのせいでレブとの距離感もさらに遠くなってしまうかもしれない、だからあえてこの状態で追いかけるしかないのだ

 

 

 

風太郎(中身は庄司)「何がなんでもやってやるよ…」

 

 

 

そんなわけでレブを追いかけているわけだが、正直なところ捕まえられる予感が全くしない、多少なりとも運動はしてたから体力には自信があったんだけどな…だけどここで諦めるほど俺はバカではない

 

 

 

風太郎(中身は庄司)「レブ、この前は騙して悪かった、俺はこの数日の間で図書室にある戦国関連の本を全て読んで頭の中に情報をインプットした、今ならお前と対等に会話出来る自信がある…!」

 

 

レブ「…武将しりとり、龍造寺隆信」

 

 

スピードを落とすことなく別のゲームを始めるレブ、姿さえ逃さなければ最悪追い抜く事も出来るかもしれないが、あえてこのゲームに乗ることにした

 

 

風太郎(中身は庄司)「『ふ』もありだよな?。なら…福島正則、賤ヶ岳の七本槍の一番槍として名高い武将だ」

 

レブ「龍造寺正家」

 

風太郎(中身は庄司)「…江戸重道」

 

 

学校内の敷地を駆けながらしりとりで様々な武将の名前を出していくレブと俺、少しだけレブとの距離が縮んだがまだそれでも追い付くには程遠い、この場合追いかけるのをやめて、レブが行きそうな所に先回りして確保するのもありかもしれない、アイツが行きそうな所…分かんないけどな…

 

 

そんなこんなで外に出てもレブを追いかける俺、周りがこそこそ何か言っていたがどうでもいい、途中でみかけたマグの事もスルーし追跡する

 

 

風太郎(中身は庄司)「(マジで速すぎるコイツ…これに近づける俺がどれだけおかしいのか…やっと分かってきたぜ…)」

 

 

 

自分のおかしさが分かった所で突然レブが足を止めた、俺はぶつからないように速度を落として近づいた

 

 

風太郎(中身は庄司)「…何があった?」

 

 

俺が問いかけるとレブは目の前の道の方に指を指した、その先には青いスーツを着て髪の毛に緑色のメッシュがつき、緑と白の縞模様のネクタイをつけた怪しい男がいた、見た目からして明らかにここの関係者じゃない、彼を目にしたのが原因なのかレブの体は小刻みに震えていた

 

 

?「レブ!こんなところにいたのか!」

 

レブ「…帰れ」

 

?「そんなこと言うなよ、おじさんお前に会えなくて寂しかったんだぞ?」

 

レブ「…思ってない癖に」

 

 

怪しい男はレブと親しげに話すがレブはその男に向けて『帰ってくれ』といわんばかりの圧を放っていた

 

 

風太郎(中身は庄司)「…あのおっさん誰だよ?」(小声)

 

レブ「…ストーカー」

 

?「ストーカーなんて酷いぜ、一応お前や他の兄弟の保護者だってのによ」

 

レブ「…保護者?お前のどこが保護者なんだよ、どう見てもストーカーだろが」

 

?「ひでえなぁもう……あっ!そこの坊主!いつもレブ達が世話になってるな!」

 

 

怪しい男は俺にも親しげに話しかけてきた

 

 

風太郎(中身は庄司)「…あんたは何者だ?」

 

?「俺はな…レブ達の叔父だよ…一応な」

 

風太郎(中身は庄司)「一応って…」

 

?「正確にいえば俺はレブ達の実の叔父じゃねえ、訳あって叔父をやってるって感じだ」

 

風太郎(中身は庄司)「訳あって…か」

 

レブ「…それで何の用だ、用がないなら帰れ」

 

 

レブは一歩下がり、再び水色の目を光らせた

 

 

?「警告をしにきた」

 

 

怪しい男の目付きが真剣なものへと変わる

 

 

風太郎(中身は庄司)「警告?それってどういうこt」

 

 

 

ドカーーン!!

 

 

 

突如学校内に爆発音が鳴り響いた、そのあとにあちこちから悲鳴があがり、さらには逃げる生徒まで出始めた

 

 

 

?「始まっちまったか…」

 

 

怪しい男は音の聞こえた方に目を向け、苦虫を噛み潰したような顔になり右手の拳を強く握りしめた

 

 

風太郎(中身は庄司)「何が始まったんだよ…」

 

?「デザイアクロニクル…簡潔に言えば願いを叶える為に誰かを殺す殺人ゲームだ」

 

風太郎(中身は庄司)「その"誰か"には一般人…そしてレブ達も含まれるのか?」

 

?「そうだ、そしてたった今、レブ達はデザクロの運営によって殺される対象に追加された、レブ達は今最も危険な状態だ」

 

 

風太郎(中身は庄司)「そうなのか、じゃあさっきの爆発音は?」

 

?「デザクロのプレイヤーが出した音だ、恐らくレブ達や他の対象者を見つける為に手当たり次第にこの学校を破壊してるんだろう」

 

 

風太郎(中身は庄司)「………待てよ、だとしたら…ナイン達が危ない!早く見つけにいかないと!」

 

 

だが俺はナイン達の行きそうな場所を全くもって知らない、レブにも聞いたが俺と同様に分からないようだった

 

 

?「俺ならナイン達が行きそうな場所が大体分かる」

 

風太郎(中身は庄司)「それは本当か?」

 

?「本当だ!何年レブ達を見てきたと思ってんだ」

 

風太郎(中身は庄司)「そうか…なら、あんたの言葉を信じよう、他の兄弟達がいそうな場所に案内してくれ」

 

?「あいよ!ところで坊主…名はなんだ?」

 

風太郎(中身は庄司)「上杉風太郎だ、あんたの名前は?」

 

?「俺の名はケケラ、ナイン達の救出の為に一緒に頑張ろうぜ!風太郎!」

 

 

 

こうして俺はレブ達の叔父(一応)であるケケラと共にナイン達の救出へと向かうことになったのだった

 

 

 

 

DC(デザイアクロニクル)ルール

 

 

これは、願いを叶える為に誰かを殺すゲームである

 

 




閲覧ありがとうございます!短い話になってしまいましたが次回は長くする予定です、そして始まった殺人ゲーム『デザイアクロニクル』、果たして風太郎達はレブ以外の4人の兄弟達を見つけることが出来るのでしょうか…

ちなみにレブや他の4人の兄弟達には戦闘力が全くないので戦えません、例え力や知恵や運が良くても彼らはそれを上手く活かせないので


ということで次回もお楽しみに!
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