『ちっこいのに銀貨5枚だ!』に転生です。   作:おそようございます

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おそようございます。(マルハラの使者なのでご注意ください。)
すみません、仕事にかまけて書いたことすら忘れかけてた作者です。
2024/03/03/16:09現在「そういえば」と思いだし、覗いてみれば3件も感想頂いているわ100件越えのお気に入りだわ評価も7点台だわと嬉しさのあまり「ばんなそかな」って気持ちです。
感謝と謝罪の意を込めて、需要ないかもですが本日中に頑張って1話書いて投稿します。


3話

あれから目が覚めた受験生たちに謝罪をしたり、主人公組からの視線にいたたまれなくなったりしながら過ごしていると無事にドーレ港にたどり着いた。

原作通り主人公組が船長からのアドバイスを聞いて一本杉を目指す場面もあったが、船上での覚醒シーンをともに過ごした影響かレオリオが「あんたの言うことなら何かあるんだろうぜ!」とバスに乗らなかったりもした。つまり原作ブレイクが順調に進み、バタフライエフェクトが起こり始めている証拠だと認識し、その光景を眺めて見送った。

 

そう、見送った(・・・・)

 

なぜなら原作組同様、船長直々に下船時にお声をかけられたからである。

 

「協会から迎えが来る。ウロチョロせず待ってな」

 

と。

 

うん、うれしくないね。

 

でも、あの嫌な事件を丸く収めてくれた恩人である以上無碍にはできないわけで。俺は転生者にあるまじき原作組と行動しないという選択肢を取らざるを得なかった。

 

にしても迎えって誰だろうな・・・普通に考えれば原作に登場しないようないわゆるモブが来るんだろう・・・親近感がわくな。モブが来たらマウント取ってやろう「俺は一言でも原作アニメで出番あったもんね」って。いや、意味ないか。そもそも俺の念能力が成功した時点でこの世界に原作知識持ちは俺一人である可能性が高いんだから。相手からしたら「はぁ?(頭おかしいんかこいつ)」としか成らんわな。

 

そう本当にこの世界に原作知識持ちが俺一人だとするならば、何を為すかだよな・・・正直何も無いよな。カイトを救うっつっても生き返るっぽいし、むしろ余計なことして発動条件満たせないって可能性が一番怖い。

ハンターハンターの世界に来たかった最大の思いって『念能力使ってみたい!!』が9割だし、それってもう叶ったし感覚的にあと1つ軽めの念能力作るメモリは残ってるからそれで十分だし、ほんとどないしよう。

 

っていうか、あれだけ誓約付きの強化系念能力『モブの意地』で感覚的にメモリ7割使っちゃったのは想定外なんだよな。正直後の操作系の『モブはモブらしく』のほうがメモリ使うと思ってたから7割使った時点で作れないかもって思ってたけど杞憂だったし。

 

むしろ、『モブはモブらしく』で使ったメモリは1割程度なんよな。どうなってんだろう・・・強化率が想定以上だったことと何か関係があるのかな?まぁ俺頭良いほうじゃないから考えて分かんねーし良いや!

 

ああ、そうそう話が飛んでったが迎えって誰なんだろうな?

 

できれば奇麗でボンキュッボンなお姉さんで、こう恋へ発展みたいな?いやー転生ものっぽくてありそう!!!へへへ、いやー楽しみだz

 

「おらぁ!!!!」ドゴォ!!!

 

「いったー・・・えー、なに?」

 

後者が俺だ。なんか急に誰かに顔をぶん殴られた。だが正直あんま痛くなかった。なんていえばいいのか机の下に潜り込んでから出ようとして目測を見誤って頭ぶつけたくらいの痛さだった。

 

「へー、本当にバケモンじみた体してんだなお前。」

 

そういいながら俺を殴ったんであろう右手をプラプラさせて布で顔を隠し眼だけで器用にニヤリと笑う男がいた。

 

いやいや初手殴るって、イカれてない?「初めまして」も「こんにちは」も無いとか初めましてで思考停止してんだけど。こいつは本当に人類なのか?なんか長い布なんか顔に巻きやがって何様だってんだこの・・・

 

「顔に布?」

 

じっくりと男をじっくりと観察する。身長170前後、中肉中背、オーラ操作は気持ち悪いほどなめらか、俺に準ずるレベルですね。そしてこちらを除く黒く力強い瞳。

 

「ジン・フリークス?」

 

「あん?」

 

うっそだろ!ジンさんなんで!?

 

ジンさんは海神丸の船長に視線を送り船長は首を横に振る。それを見届けたジンさんは再度俺に目を向けるが、その視線には野生生活で慣れ親しんだ警戒と敵意の色が浮かんでいた。その色に俺の浮ついた気持ちが落ち着き冷静さを取り戻す。

 

「お前どこで俺を知った?多くないはずなんだがな、俺のことを俺に会ったこともないのに言い当てれる奴なんてよ。」

 

俺が言葉に詰まっているとジンさんは続ける。

 

「お前のことは連絡が来てすぐに調べ直した、だが明らかに家系含めて一般人(・・・)としておかしなことはない。だがお前は先祖から継いだ能力だといいはり、実際に念能力を開花させた。明らかな矛盾、そりゃ協会も罠を乗り切れる人材を探し始めるってもんさ。面白そうだからって先行して実際に合えば俺の全力の攻撃を受けて少し痛いって感じるだけの化け物じみたレベル。しかも俺を知っているとまで来た。」

 

そこでニヤリと笑うジンさんが、やけに大きく見える・・・吞まれているそう感じる。

 

「で、実際どういう理屈か教えてくれんだよな?」

 

これは逃げたい、けど

 

「ここでは話せません。危険すぎる。」

 

そう答えるほかない。原作知識含めて話さなければ目の前の男を納得させ敵対しない未来につなげる方法が浮かばないのだ。

 

そして原作知識をこんな街中でジンさんを前にして話せば、何かしらの能力で何処かの誰か(・・・・・・)(副会長とか)が知る羽目になる可能性が微レ存。

 

そうしてジンさんと睨みあっていると、ジンさんがおもむろに携帯を取り出しどこかへかける。

 

 

携帯の持ち主のためだけに鳴っているはずの呼び出し音がやけに大きく聞こえる。

 

「----」

 

わずかに聞こえる、電話先の声がノイズのように感じる。

 

「おう爺、例の受験者は俺の一時預かりとする。異論は認めねぇ、それじゃあな。」

 

ぶちっと切るジンさんの話した内容から俺は察した。ガチで協会トップが出張るほどの事態になっているんだと。

 

ちょっとというか、めちゃくちゃ怖くなってきた。どこかアニメの世界で強くなるってゲームのレベル上げや合成強化感覚でいたが。その強さが脅威と映る人々がいるという現実的な思考の必要性を軽視しすぎていた。

 

「単なる暇つぶしに来ただけだったんだが、拾い物かもしんねーなこりゃ」

 

そう笑いながらジンさんは続ける。

 

「アカンパニー・オン、グリードアイランド城」

 

その瞬間俺とジンさんはドーレ港から姿を消した。

 

 

 

 




当作品へリアクションをくださった方へ
反応が遅れてしまい申し訳ありません、そして本当にありがとうございます。
私は基本的にリアクションへの返信等は致しませんが、今後は出来る限りリアクション全てに目を通すようにします。
私が本日、需要がないかもと震えながら書いたのも様々なリアクションをいただいていた部分が大きいです。
余裕がある日限定ではありますが、今後できる限りキリのいいところまでは書いてみようと思います。

さて、オリジナル設定ですが・・・制約はありますが、ジンさんが現実世界でGIのカードの力を一部行使できるという設定です。


[追伸]
書くのにあたり全話読み直すと、書き直したくなりました。
でも我慢しないとキリが無いと思うのでこのまま続けます。
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