~FO&艦これ~ エンクレイブよ永遠なれ   作:dutch van der linde

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艦これに今更ハマった作者です。更新ストップしたらごめん。
とりあえず、思いつきで書いてみたのをあげてみます。


プロローグ

 

ミイィィィン!! カンカンカン!!

ビュン!ビュン! ウォアー ァァ

 

パァン!!! ビュン!!

”グフッ"  ”ぐぉぉ...”

 

選ばれた者には相応しく無い短い断末魔と共に、対峙する4mの鎧に包まれた怪物がよろめく。

まるで屑鉄を取ってつけたかのような特注パワーアーマーは悲鳴のような金切り声をひっきりなしにあげ、背中に設けられた冷却ファンが酷い雑音を撒き散らしながら回る。

巨人は血と屍で塗れた床に両膝をついた。

 

”う...うぉおぉ!!” メキメキメキメキ!!! グワシャ!!!!

 

狂った鎧は肥大化した緑色の胴体に食いつき、腹を食い破る。

二つに裂かれた上半身と下半身からは血と臓物が堰を切ったように流れ出て、床の彫刻が血に塗れた。

 

*生命ノ危機ヲ感知...血液凝固剤、スーパースティムパック、モルパイン投与開始  安静二してくだサイ...*

ヘルメットが警告音と共に、無意味な宣言をする。

 

どうでもいい

 

フランク・ホリガン

エンクレイブ本部の鋼拳、アメリカの技術力の生ける証と称えられた彼は、純粋な人間のエンクレイブ兵にあるまじき汚染された血反吐を吐きつつ、強化(狂化)された身体が朽ちようとしとうとも、心は妙な平和にたどり着いていた。

白黒に変わった視界には無数の死体と金属片が転がる。頭部を握りつぶされたモノ、ナイフで斬殺されたモノ、プラズマ砲で破壊されたもの、溶かされたモノ。

 

エンクレイブは救われた

 

*血液の損耗率38%...心拍数の大幅な低下ヲ検知...コントロールステーション・エンクレイブ、ナヴァロ基地へ通達-*

 

アメリカの敵は滅びた

このフランク・ホリガンの手によって

 

*緊急伝達...コントロールステーション核融合炉メルトダウンまで1分*

 

すでに指令は送られた。

FEVウイルスのエアロ放出はもう始まっているのだろう。

本部が滅びようと、副大統領とともに、アラスカの同志がいまだに残存する。

本土奪還は時間の問題なのだ。

 

ミュータントの身で、アメリカを救えるとは...

 

視界が揺らぎ、聴覚が遠のく。肝臓、腎臓、肺、心臓と...臓器が次々に動きを止めていく。

天界に導かれるように、どこからともなく現れた光が視界を埋まった。

死を悟った兵器の唇がかすかに動いた。

 

"Semper... Fi.."

 

*プロジェ---ヌー---・フィア...動*

 

=====ーーーーー=====

 

"Damn it all...!!"

 

アメリカ合衆国陸軍大佐こと、オータム・シニアは爆破されたコンソールを前にして慌てふためく整備兵に虫唾が走っていた。

 

”早く融合炉の熱を下げろォ!!!ステーションが爆発するぞ!!!”

”もうゲームオーバーですよ 大佐!!コンソールが無いんじゃどうしようもないんです!!” 

”ゲーム・オーバーもヘチマもあるかぁ!!直せ!!逃しはせんぞ!!”

 

大佐の手に握られた、改造AEP7・レーザーピストルの赤い光線が整備兵の足元の鉄板を貫いた。戦前物の鋼鉄が容易く溶かされるのと共に、整備兵の悲鳴が上がる。

 

”さっさと仕事に戻れ!!ここが爆発したら、貴様らの家族ごとだぞ!!”

 

ビービー!!

*緊急伝逹!コントロールステーション核融合炉メルトダウン迄、僅カ1分!!至急退避サレタシ!!*

 

今までの走馬灯が大佐の眼前に走る。 

(ここまでなのか?!)

 

”父...親..."

"親父ィ!!”

 

息子の声によって、大佐は現実に引き戻される。

 

"親父!!起きろ!”

”アウガスタス!お前にはナヴァロに行けと言っただろ!!”

”俺だけ逃げるなんて事はできねえよ!”

”だが...!"

”だがもしかしも、時間がない!!もう"アレ"を試してみるしかない!”

 

煤で汚れた顔でオータムが指を刺した方向には、壁一面を埋め尽くす機械に繋げられた二本の赤いレバーがあった。

 

”だめだ!其奴はシンクタンクからの回収品だ...!何をしでかすか-!”

”エネルギーを逃がせないなら、消費するんだ!今の融合炉の状態なら、すぐにでも起動するはずだ!!”

”だが大統領閣下の認可が..!

”結果がどうあれ、コントロールステーションの爆発よりはマシだろう!”

”..糞!!!オータム!二番スイッチを!!”

”わかった!”

 

大佐がレバーに手をかけると、親子の息のあった動きによりほぼ同時にレバーが降ろされる。

雷のような音が鳴り響き天井の怪しげな装置から眩い光が放れる。同時に部屋にいる全員の意識が消えていった。

意識が掠れていき白い光に包まれる中、ZAXスーパーコンピューターがアナウンスをあげるのが聞こえる。

 

*プロジェクト"Noosphere"発動...質量転移開始シマス*

 

=====ーーーーー=====

 

"...!!....!"

 

魚程度の大きさをした生物が言葉にならない声をあげる。

 

"カンムスドモハムキズ...カ。サガッテヨシ”

 

真黒いフリルをつけた16歳くらいの少女が足元の怪物に対して言う。

とある21世紀の島国では"ゴスロリ"と言われそうな姿をした美少女だが、吸血鬼のような青白い肌と両横に展開された巨大な艤装から人ならざることが察せられる。

 

ココマデコレルカ...ミモノネ

 

"離島棲鬼"と敵に呼称される深海棲艦は不敵に水平線の彼方を眺めた。

 

*カッッッ!

「クッッッ!!!???」

何の予兆もなく、白い光が遥か彼方の空を埋める。離島棲鬼の腕が咄嗟に上がった。

 

 

 

..数秒が過ぎた。白い光は消えていき、視界が戻り始める。

離島棲鬼が腕を下げた頃には、元通りの平穏な水平線と青い空が彼方まで広がっていた。

 

「..!!!...!??」

 

駆逐イ級が足元で心配そうな鳴き声をあげる。 

 

「イエ、ワタクシハ...ダイジョウブヨ」

 

イ級が静まったのを確認した彼女は、白い光の発現された方角を眺めた。

数秒経つと、彼女は持ち場に戻ろうとするイ級を呼び止めた。

 

「アナタ シラベテキナサイ」

「...!!?」

「センカントクウボアイテニイキュウガナニカデキルトモ?シラベテキナサイ」

 




Fallout小説っていいよね。でもエンクレイブを取り扱うのがないのが悲しい。派閥として一番おもろいのに。



自分で書くか

ちな、感想できたらお願いします。


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