(意外とあっけなかったの〜、殺さないように割と手加減したつもりなんじゃがまさか低級魔法で一撃とは。この国の兵士達はこんな奴らに苦戦しとるのか?)
あれこれ考えていると先程まで少女を心配してくれていた人達が話しかけてきた
「こりゃあ驚いた、この国の兵たちも苦戦するほどの奴らをまさかこうもあっさりと。」
「ワシにかかればこんな奴ら造作もないのじゃ。」
「造作もないって嘘だろ!?」
「この国の兵士たちはこんなのに苦戦する程弱いのかの?」
「いや、グレイブ騎士団の人達は実力者で強者揃いなんだが、何故か毎回コイツらは騎士団の人たちが来る前に逃げちまうんだよ。来た時にはもういなくなってんだ。」
「ならもうコイツらは逃げられんの〜、みなの者よ安心せえ、あと数時間は目が覚めん。
今の内に縄か何かで拘束しとくのをおすすめしとくぞ。」
少女はそう言うと周りの人達は縛るものを持ってくる
「おい!手が空いてる奴らは縛るのを手伝え。」
「クソ、コイツら一発ぐらい殴ってやりてえ。」
「やめな!起きたらどうすんだい?大人しくグレイブの人達が来るまで見張っとき!」
気絶しているベルード団の男達を縛りながら言い争いをしているがその人達の表情は豊かだったそんな中、少女が声をかける
「あー、盛り上がってる所悪いんじゃが、今ワシは人を探しておるんじゃがその聞いてもええかの?」
「ああ、すまないね〜。
これからコイツらに怯えて過ごさなくていいと思うと気が楽になっちまってね。」
「それで?どんな人を探してるんだい?」
「仮面をつけていてそれでいて白い髪で、魔女帽子をかぶっている女なんじゃが、見てないかの?」
「すまんが見てないな、他のみんなは見たか?」
「いやあ俺も見てねえな。」
「仮面つけてて白髪かどうかはわからなかったが、魔女帽子被ってた女だったら見たぜ。」
「ホントか?!何処で見たんじゃ?」
「確か、西の本屋がある所だった気がするな、悪いなあんまし西の方いかねえからよ。」
「いや大丈夫じゃ、感謝する。」
「もう行くのかい?」
「ああ、早めに行かんとまた移動してしまうかもしれんからの。」
「じゃあこれ持って行きな」
「良いのか?こんなに貰って?」
「いいんだよ、この市街地を救って貰ったお礼さね。その人と一緒に食べなさい。」
「ふふ、ではありがたく頂くとしよう。
ではさらばじゃみなの者よ!今度はもう1人連れて行くからの。」
「あっ!ちょっと待って嬢ちゃん名前は?」
「ソフィア、ソフィア・ラウティオラじゃ。」
ソフィアはそう名乗ると急いでかけて行ったが数歩かけた所で盛大に転けた