「うーん、どれにしようかな?」
ここは王国にあるパン屋で1人の仮面の少女がどのパンにするか悩み続けていた
「はあ〜どれも美味しそう。
いっその事全部買っちゃおうかな?....いや!駄目だ、お金が足りない!」
「あのー、すいません。」
「あ、ごめんね?うるさかったよね?」
「いえ、他にお客さんもいないので大丈夫ですよ?」
少女が悩み続けているとパン屋で働いている店員さんが話しかけてきた、どうやら女性が悩み続けているのが見てられず声をかけたようだ
「熱心に悩んでいらしたので、迷惑かも知れませんが声かけさせていただきました。
よろしければ選べぶのをお手伝いしましょうか?」
「ホント?それは助かるよ。
どれも美味しそうで、決められそうになかったんだよね。」
「本当ですか!そう言ってもらえるとこのお店をやっていて良かったなと思います。」
「あー、あのさ。」
「はい?」
「怖くないの?」
「へ?何がですか?」
「いや、その...普通はこんな仮面つけてる奴に声かける人なんていないからさ、自分で言うのもなんだけど仮面つけて魔女帽子被ってはしゃいでる奴なんて不審者以外何者でもないよ?」
「別に怖くないですよ?
私は別に人を見た目で判断しません。
それに亡くなった父が言ってたんです「パン好きに悪いやつはいない」って。」
「え?なんで私がパン好きな事わかったの!?」
「なんで気づかれてないと思ったんですか!?あんなに悩んでたら誰でも気づきますよ!」
「あ、それもそっか。」
仮面の女性がそう言うと2人は耐えられなくなり笑い合った、そして数分後2人の笑いがようやく落ち着いた頃店の奥からもう1人の女性が姿を現した。
「随分と騒がしいけど何かあったの?」
「あ、ごめんね、お母さん。
うるさかった?」
「すいません、騒がしくしてしまって。」
どうやら店員の母親らしく、流石の2人もうるさくしすぎたと思い謝罪する
「いえいえ、大丈夫ですよー。
他のお客さんもいませんし、何より娘の話し相手になってくれて嬉しいです、この子学校に通ってるにも関わらず友達が1人しかいないもんですから。」
「もー、お母さん!」
「事実じゃないの。」
「そ、そうだけどさ、初めて会った人にそうゆう事言うのやめてよー。」
「随分と仲が良いんだね。」
「え、そうかな普通だと思うけど。」
「いやいや君みたいな年頃の子は普通反抗期とか来てもおかしくないからね?」
「年頃の子ってアナタ、仮面つけててわかりづらいけどうちの子とそこまで離れてないように見えるけど、今幾つなの?」
仮面の魔女が答えようとすると、店のベルがなり良いみなりのした男が入ってきた