「ふう〜、ここまで来れば大丈夫かな。」
ある店から逃げるように出てきた仮面の女は市街地を歩き回っていた
「うーん、ここら辺からあいつの魔力を感じるんだけど、何処にいるんだろ...てか何で私が探さなきゃ行けない訳?しかも今動けない状態じゃん!何で!?」
女は1人歩きながら嘆いていると人だかりを見つけそこに行くと探していた人物を見つけた
「うわ...やっぱり。」
ため息を吐いてそう言うと倒れている人が気づいた
「おお!リディアよ!やっと来てくれたか!
いや〜すまんの〜見ての通り魔力が切れじゃ。」
「あの...すいません、この子何か粗相でもしました?」
リディアと呼ばれた仮面の女はそう聞くと何が起こったのか事情を聞く
「なるほど...いや、ほんとすいません。」
「良いんだよ、お嬢ちゃんが倒した奴らロクでもない連中だったから。」
「はあ...なら良かったのかな?ほらソフィア行くよ、もう立てるでしょ。」
リディアがそう言うがソフィアは一向に起き上がる気配がない
「ソフィア?」
そう言いソフィアを覗き込むとソフィアが腕を広げて何かを待っていた
「あぁ〜これは立てんのお、とてもじゃないが立てる気がせん。
いや〜これは熱い口付けでもしてくれんと魔力が回復する気がしないのじゃ〜。」
そう言いながらチラチラとリディアを見ながらキスを待っているとリディアは大きなため息を吐いた
「あっそう、なら一生ここにいろ。
皆さん、コイツの事は煮るなり焼くなりゴミ箱に捨てるなり好きにして下さい、じゃあ私は行くんで。」
「じょ、冗談じゃよ!裏若きかわゆいソフィアちゃんジョークではないか!」
「なら立て、早く。」
リディアはそういうとソフィアの手を取り立たせる
「じゃあ私達は行くんで、ソフィアがほんとすいませんでした。」
「あ、ああお気をつけて。」
そうしてリディアとソフィアは市街地の人達に挨拶をしてこの市街地を去っていき2人の会話になる
「いやー危なかった、危うく死にかけたのじゃ。いつも助かるのリディアよ。」
「そう言うなら着いた瞬間走って何処か行かないで来れる?探すこっちの身になって欲しいんだけど。」
「そうは言っても、人間の暮らしを見るのが楽しいんじゃよ。ずーっと魔族領におったし。それに人間が作るご飯は美味しいからの、魔族にも人気なんじゃぞ?」
「人気かどうかは知らないけどさ、ソフィアはもうちょい食い意地抑えてね、お金も無限にある訳じゃないからさ。」
「並べく善処する。」
「その言葉もう10回以上聞いてるんだけど...もういいや、パン食べる?結構買ったんだけど。」
「食べる!」
2人はパンを食べながら歩いていく