とある宿
リディアは突如お腹の辺りに衝撃が走り痛みで目が覚めた
「うっ...いった、なんなの?」
自分のお腹の所を見てみるとソフィアが抱きつくというよりしがみつきながら寝ている
「...はあ〜、なんで私の所に来るのさ、ベットの方が寝やすいでしょうに。」
そう言いながらリディアはソフィアの抱っこしてベットまで運び毛布をかけるともう一つのベットに寝ている謎の少女ミレーヌをみる
「この国が終わるって言われてもねえ、そんな感じは一切しないけど本当かな...いやここで考えてても仕方ないし明日考えよう。」
そう言い聞かせて再び寝ようとすると何かの気配を感じとるとリディアは戦闘体制を取ろうとする
(おそらく5人以上、外からの気配はなしか)
そう考えると外にいる連中に気づかれないようにソフィアと少女を起こす
「ちょっとソフィア起きて、ミレーヌちゃんも早く!」
「ん、う〜ん、どうしたのじゃリディア?まだ夜じゃぞ。」
「ふぁ〜、どうしたんですかリディアさん?」
「話はあと!早くここから逃げる準備をして!」
リディアにそう言われるとソフィアは準備に取り掛かりミレーヌは困惑しながらも準備を進めた
「準備はいい?」
「いつでも大丈夫じゃ。」
「は、はい!私も出来ました。」
「よし、ミレーヌちゃん、ごめんね?」
リディアは謝るととミレーヌをお姫様抱っこをした
「リ...リディアさん、あ、あのこれは一体?」
「こっちの方が逃げやすいから我慢して、ソフィア窓から逃げるよ。」
「うああ!言いたい事が色々あるが後じゃ!」
リディアがミレーヌをお姫様抱っこして狼狽ながらも宿の窓から一気に飛び出て、屋根の上を飛びながら逃げる
「あ、あのリディアさん!どこに向かうおつもりですか?」
「今は喋らないで舌噛むよ、どうソフィア追ってきてる?」
「ばっちり追ってきておるのじゃ。」
「ここら辺なら多少暴れても大丈夫かな、ソフィア下に降りるよ。」
「わかったのじゃ。」
そして3人は広場に降りると続いて追ってきていた集団も降りてきた
「ようやく観念したか、てこずらせおって。
今すぐその女だけ置いていけ、そうすれば命だけは見逃してやろう。」
そう言われるとミレーヌはリディアの袖をキュッと握った、リディアはそれを感じ取り右の腰にかけてあった銃を抜く
「ミレーヌちゃんはあんたらの所なんかに行きたくないってさ。」
「とっとと倒して二度寝じゃー!」
「ふん!馬鹿な奴らだ、我々に勝てるとでも思っているのか?」
そういうと戦いが始まりミレーヌは両手を合わせ2人が勝つように祈る事しかできなかった