ガチャの勇者の成り上がり 作:しゅうまい
来客室の豪華なベッドに座り、みんなそれぞれの武器をマジマジと見つめながら説明に目を向けている。
窓の方を見ると何時の間にか日がとっぷりと沈んでいる。
それだけ集中して説明を読んでいる訳だ。
取り敢えず鬼畜ゲーでクソゲーでパンナコッタなってることはわかった
色々いじくり回していて、あれ?これどうやってステータス伸ばすの?と思ったら『ステータスガチャが解放されました』(((^^;) また課金? えー嘘やん
でもこのガチャは銅貨50枚と良心的?だ
尚「なあ、これってゲームみたいだな」
俺「完全に俺だけソシャゲな件について。俺こんなソシャゲ聞いたことねーよ。」
尚「なんか、ごめん」
俺「いや別にいーよ」
北「っていうかゲームじゃね? 俺は知ってるぞ、こんな感じのゲーム」
「え?」 「というか有名なオンラインゲームじゃないか、知らないのか?」 「いや、俺も結構なオタクだけど知らないぞ?」 「お前しらねえのか? これはエメラルドオンラインってんだ」 「何だそのゲーム、聞いたことも無いぞ」 「お前本当にネトゲやったことあるのか? 有名タイトルじゃねえか」 「俺が知ってるのはオーディンオンラインとかファンタジームーンオンラインとかだよ、有名じゃないか!」 「なんだよそのゲーム、初耳だぞ」 「え?」 「え?」 「皆さん何を言っているんですか、この世界はネットゲームではなくコンシューマーゲームの世界ですよ」 「違うだろう。VRMMOだろ?」 「はぁ? 仮にネトゲの世界に入ったとしてもクリックかコントローラーで操作するゲームだろ?」 元康の問いに錬が首をかしげて会話に入ってくる。 「クリック? コントローラー? お前ら、何そんな骨董品のゲームを言ってるんだ? 今時ネットゲームと言ったらVRMMOだろ?」 「VRMMO? バーチャルリアリティMMOか? そんなSFの世界にしかないゲームは科学が追いついてねえって、寝ぼけてるのか?」 「はぁ!?」 錬が声高々に異を唱える。
「あの……皆さん、この世界はそれぞれなんて名前のゲームだと思っているのですか?」
樹が軽く手を上げて尋ねる。
「ブレイブスターオンライン」
「エメラルドオンライン」
「知らない。っていうかゲームの世界?」
俺「俺はゲームじゃなくて小説だな」
「あ、ちなみに自分はディメンションウェーブというコンシューマーゲームの世界だと思ってます」
「まてまて、情報を整理しよう」
元康が額に手を当てて俺達を宥める。
「錬、お前の言うVRMMOってのはそのまんまの意味で良いんだよな?」
「ああ」
「樹、尚文、修。お前も意味は分かるよな」
「SFのゲーム物にあった覚えがありますね」
「ライトノベルとかで読んだ覚えがある」
「そうだな。俺も似たようなもんだ。じゃあ錬、お前の、そのブレイブスターオンラインだっけ? それはVRMMOなのか?」
「ああ、俺がやりこんでいたVRMMOはブレイブスターオンラインと言う。この世界はそのシステムに非常に酷似した世界だ」
「それが本当なら、錬、お前のいる世界に俺達が言ったような古いオンラインゲームはあるか?」
錬は首を横に振る。
「これでもゲームの歴史には詳しい方だと思っているがお前達が言うようなゲームは聞いたことが無い。お前達の認識では有名なタイトルなんだろう?」
「じゃあ一般常識の問題だ。今の首相の名前は言えるよな」
「ああ」
みんな頷く。
「一斉に言うぞ」
ゴクリ……。
「湯田正人」
「谷和原剛太郎」
「小高縁一」
「壱富士茂野」
俺「岸田 文雄」
「どうやら、僕達は別々の日本から来たようですね」
「そのようだ。間違っても同じ日本から来たとは思えない」
「という事は異世界の日本も存在する訳か」
「時代がバラバラの可能性もあったが、幾らなんでもここまで符合しないとなるとそうなるな」
俺「俺はホントにどうしよう」
「このパターンだとみんな色々な理由で来てしまった気がするのだが」
「あんまり無駄話をするのは趣味じゃないが、情報の共有は必要か」
錬がなんとも鼻にかかる、俺はクールだぜと主張するように話し出す。
「俺は学校の下校途中に、巷を騒がす殺人事件に運悪く遭遇してな」
「ふむふむ」
「一緒に居た幼馴染を助け、犯人を取り押さえた所までは覚えているのだが」
「そんな感じで気が付いたらこの世界に居た」
「そうか、幼馴染を助けるなんてカッコいいシュチエーションだな」
「じゃあ次は俺だな」
軽い感じで元康が自分を指差して話し出す。
「俺はさ、ガールフレンドが多いんだよね」
「ああ、そうだろうよ」
「それでちょーっと」
「二股三股でもして刺されたか?」
錬が小ばかにするように尋ねる。
すると元康は目をパチクリさせて頷きやがった。
「いやぁ……女の子って怖いね」
「ガッデム!」
「次は僕ですね。僕は塾帰りに横断歩道を渡っていた所……突然ダンプカーが全力でカーブを曲がってきまして、その後は……」
「「「……」」」
「俺は外で漫画読んでたら暴走車に…」
「「「「……」」」」
「あー……この世界に来た時のエピソードって絶対話さなきゃダメか?」
「そりゃあ、みんな話しているし」
「そうだよな。うん、みんなごめんな。俺は図書館で不意に見覚えの無い本を読んでいて気が付いたらって感じだ」
「「「……」」」
俺「まあ良いやんどんな方法でも」
「でも……あの人……盾だし……」
「やっぱ……所もそう?」
「ああ……」
「な、なあ。これからこの世界で戦うために色々教えてくれないか? 俺の世界には似たゲームは無かったんだよ」
「よし、元康お兄さんがある程度、常識の範囲で教えてあげよう」
「こちらに俺のスマホがあるのでそれで小説の内容教えるね」
「まずな、俺の知るエメラルドオンラインでの話なのだが、シールダー……盾がメインの職業な」
「うん」
「最初の方は防御力が高くて良いのだけど、後半に行くに従って受けるダメージが馬鹿にならなくなってな」
「うん……」
「高Lvは全然居ない負け組の職業だ」
「ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
「俺の世界だと苦労してたけど主人公だったぞ」
「「「まじ?」」」
「そのまじだよ。話あまり変わらんようにこれ以上は言わんけど。因みに海のなかのほうがレベル上がりやすいよ」
「「「「そうなんだ…」」」」
「勇者様、お食事の用意が出来ました」
お? どうやら晩飯が食べられるみたいだ。
「ああ」
「皆様、好きな食べ物をお召し上がりください」
「なんだ。騎士団の連中と同じ食事をするのか」
「いいえ」
案内の人は首を振る。
ん?
「こちらにご用意した料理は勇者様が食べ終わってからの案内となっております」
お腹がすいていた僕はすごい勢いで食べてすぐに寝てしまった
あまり話す内容が無くてほとんど原作通りになってしまった
この後の展開どうしよう?
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一人で行け
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尚文に付いていく
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元康に付いていく
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樹に付いていく
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練に付いていく
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パーティ作る
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2位の選択肢にする