戦姫絶唱シンフォギアRAGEAR 作:白菜を身にまとった生命体
この力の創造者であるシェム・ハが、自身の復活の第二の手札として残していたレイジングドライバーが響の心と彼の身体に埋め込まれたシンフォギアの破片に反応してレギアドライバーに変化し、変身する姿。
7つのギアーズキーをベルトにセットすることで、それに応じた姿になる。
1話で変身した形態は仮面ライダーレギア ガングニールアーマーという形態であり、初期フォームである。
「…会場占拠か」
日本に隠れていたアダム派の錬金術師を捕まえて去ろうとしたとき、響は大型モニターに映る光景を見ながらそう呟く。
モニターには、米国で有名なセレナ・カデンツァヴナ・イヴがノイズを使い、会場を占拠していた。
「…フィーネか」
『懐かしい名前だな。確か、エンキの想い人だったか…』
「…大昔ってことか…」
『向かうか?』
『あぁ』
そう言った響は近くに止めていた黒と赤のバイクであるレイジングストライカーに乗ると現場まで走っていった。
ー
セレナ・カデンツァヴナ・イヴが占拠した会場では、風鳴翼と天羽奏がギアを纏い、アームドギアを構えていた。
そんな緊迫した状況の中、会場の屋根を突き破り仮面ライダーレギア ガングニールアーマーに変身した響が現れた。
「…さてと、来てみたのはいいが…」
「あなたは!?」
「仮面ライダーレギアか!」
「レ、レギア様!」
「「…様!?」」
翼の様付け呼びに2人が驚愕していると、シェム・ハが警告する。
『前を見ろ!馬鹿者!』
「油断してたわけじゃねぇよ!」
響はセレナが奮ってきた槍を右腕のドラゴニックジャッカーの衝撃で弾き返すと、左手を掌底にしてセレナを吹き飛ばした。
「今のを防ぎますか!」
「生憎、そういうのには慣れてるのでね!」
そう言ってアームドニールを出現させた響は取手を一回倒し、トリガーを引く。すると、アームドニールの矛先に螺旋状のエネルギー弾が現れた。
「ホライズン・ストライク!」
そうして放たれたエネルギー弾に対して、セレナはアームドギアである槍の矛先を展開して、そこからエネルギー弾を放ち、多少押されつつも相殺した。
【HORIZON†SPEAR】
そして、その爆風から響が現れてセレナに追撃をしようとした瞬間、鎌とヨーヨーが上から降って来た。響は即座に回避して体勢を整えると、目の前に更に2人の装者が現れた。
「大丈夫デスか!セレナ!」
「うん、大丈夫だよ。切歌ちゃん」
「仮面ライダーレギア…ッ!」
「私たちの知らないシンフォギア!?」
「あれは…鎌にヨーヨーか?」
「うーん…さてはイガリマとシュルシャガナか」
「ど、どうしてその名前を!?」
「知ってるからな」
そう言った響はアームドニールを構えると、翼と奏も構えた。
「手伝うぜ、レギア」
「ありがたい」
『…ほう、成る程な』
(どうした?)
『いや、気にするな。少し面白いものがわかっただけだ』
響はシェム・ハと話しながらも銀色の剣のような鍵をレギアドライバーに装填して回す。
【RAGEAR THE airget-lamh! SHINING OF ARMS!】
すると、響は蛇のような白銀の姿 仮面ライダーレギア アガートラームアーマーとなる。
「…アガートラーム…!どうして、あなたが!!?」
そして、それを見たセレナは驚愕の表情をしながら響に向かって突撃した。
ー
一方その頃
「サンジェルマンさん、紅茶を持って来ました」
「あぁ、ありがとう」
とある映像を見ていたサンジェルマンに紅茶を渡すマリアは、映像が気になりそちらに目を向ける。そこには、響と戦うセレナがいた。その映像を見たマリアは持っていた円状のトレイを落とし、頭を抱えた。
「大丈夫か!マリア!」
「頭が…痛い…ッ!!!」
サンジェルマンはマリアの横に来て支えると、マリアは気絶したのか倒れてしまう。そして、その瞬間
「や…めて…セレナ…みん…な」
そう呟いた。
次回 事変開幕:それでも私は戦う