今回オリライダー登場します!!
そしてスペシャルゲストの出演だぜ!!
茶髪で青い制服を着た少女――ラビスが鼻歌を歌いながら夜道を歩いている。手には野菜などが大量に入った袋が握られている。
「なに作りましょうかねぇ!! いやぁ、想像力が膨らむなぁ!!」
気分上々。まさにこの言葉が似合うほどラビスは気分が高揚していた。そんなラビスの前に、赤い軍隊服を着た少年が立ち塞がる。
その瞬間、ラビスの機嫌が大きく悪くなる。
「……なに?」
低く苛ついた声。
「悪いが貴様には死んでもらう」
どこからともなくザビーゼクターが少年の腕に装着される。
「武装」
『ヘンシン!』
少年の全身に特殊装甲であるヒヒイロカネが纏われ、仮面ライダーザビー・マスクドフォームとなる。
ザビーは首に手をやりゴキッと音を鳴らしたあと、ラビスに殴りかかる。
だが、ラビスはそれらを全て紙一重で避けきると、買い物袋を安全そうな場所に置き、青いドライバーを取り出した。
――ラビスドライバー!!――
制服のポケットから2つのボトルを取り出し、勢いよく振ると2つともラビスドライバーに装着する。
フェニックス!!
ギャラクシー!!
エボリューション!!
ラビスドライバーにつけられたハンドルを回すとベートーベンの交響曲第9番のようなBGMが流れる。ハンドルから手を離し左手を顔の前で掲げる。
「……変身」
フェニックス・オブ・ザ・ギャラクシー!ギャラクシーフェニックス!
ラビスの周囲に綺羅びやか星が現れ霧がかったようなハーフボディーを生成する。更にその周囲に天球儀を思わせる丸い特殊変換炉――ラビスリアクターが生成され、ハーフボディーがラビスの体を覆うと同時に胸に装着され、ハーフボディーにかかっていた霧のようなものを吹き飛ばした。
「ラビス……私の名は、仮面ライダー……ラビス」
名乗りを入れながら瞬間移動のように移動して、右手に持った専用装備――グレートラビスブラスターを振るいザビーを攻撃する。
マトモに防御もできずにザビーは装甲から火花を放ちながら吹き飛ばされる。
たった一撃。たった一撃の斬撃で壁に打ち付けられたザビーは変身解除に追いやられ、ザビーゼクターが少年の手首から離れる。その瞬間、ラビスはグレートラビスブラスターを投げつけ、ザビーゼクターを破壊する。
「殲滅完了……本当にこの程度の雑魚どもに、エボルト様は敗北したというの……?」
買い物袋を持って早く帰ろう……そう思って振り返ろうとした時、
「おわぁ!? なんだここ!?」
黒いオーロラカーテンが出現し時の列車――デンライナーと桃をモチーフとした仮面ライダー電王・ソードフォームが現れた。電王は腰を打って痛そうにしている。
「あんにゃろう、クロスギーツのやつ……っ!! 今度見つけたらぜってぇぶっ倒してやる!!」
どこかで嘲笑っているであろう黒狐に憤慨していた電王は、目の前にラビスがいるのを見つけると駆け寄ってくる。
「おっ! お前もここに連れこられたんか?」
「……」
「お、おい!? 無視するんじゃねぇ!!」
肩を掴まれ勢いよく前後に揺さぶられる。
「面倒くさい……」
ラビスは一目見たときから、自分が面倒事に巻き込まれたことを察した。
〜〜〜〜
アレから心は傷んだけど千束の静止を無視してミラーワールドに戻ってきた。そして、午前2時。いつものようにミラーワールドで野生のミラーモンスター狩りをしていた私は、司から聞いた話に唖然とした。
「は……?
「うん、そうみたい。さっき本人から聞いたからね」
「はぁ……なんでさ」
「それが……クロスギーツを追いかけていたらやつの挑発に乗ってしまったらしくてね」
頭が痛くなってきた……。前からスレ内でバカだバカだと言ってきたけど、本当にバカだったとは思いもよらなかった。
そのクロスギーツと言うやつに負けてこの世界に飛ばされただけならまだ許せる。だけど、飛ばされてきた本当の理由が、挑発に乗せられた……なんて私なら恥ずかしくて余裕で死ねる。
これはもう……
「ドラゴンライダーキックの刑か? それともドラグクローファイアーの刑か?」
「せめて殺さないであげてね?」
私から滲み出る殺意に、司がドン引きしたように後ろに下がる。お前にもやってやろうか!!
「はぁ……まぁ、そのうち合流すればいいでしょ。そん時にアンタが他の世界に送りなよ」
「はいはい、お姫様の仰せの通りに」
「……死にたい?」
「ごめん。俺が悪かった」
締まらないなぁ……。
どうだったでしょうか?
良ければ感想をくれると嬉しいです!
それではまた次回、お会いしましょう!!