鏡のファースト(完結)   作:プロトタイプ・ゼロ

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今回オリライダー登場します!!
そしてスペシャルゲストの出演だぜ!!


第五話「仮面ライダーラビスと時の守護者」

 

 

 

 茶髪で青い制服を着た少女――ラビスが鼻歌を歌いながら夜道を歩いている。手には野菜などが大量に入った袋が握られている。

 

「なに作りましょうかねぇ!! いやぁ、想像力が膨らむなぁ!!」

 

 気分上々。まさにこの言葉が似合うほどラビスは気分が高揚していた。そんなラビスの前に、赤い軍隊服を着た少年が立ち塞がる。

 

 その瞬間、ラビスの機嫌が大きく悪くなる。

 

「……なに?」

 

 低く苛ついた声。

 

「悪いが貴様には死んでもらう」

 

 どこからともなくザビーゼクターが少年の腕に装着される。

 

「武装」

 

『ヘンシン!』

 

 少年の全身に特殊装甲であるヒヒイロカネが纏われ、仮面ライダーザビー・マスクドフォームとなる。

 

 ザビーは首に手をやりゴキッと音を鳴らしたあと、ラビスに殴りかかる。

 

 だが、ラビスはそれらを全て紙一重で避けきると、買い物袋を安全そうな場所に置き、青いドライバーを取り出した。

 

――ラビスドライバー!!――

 

 制服のポケットから2つのボトルを取り出し、勢いよく振ると2つともラビスドライバーに装着する。

 

フェニックス!!

 

ギャラクシー!!

 

エボリューション!!

 

 ラビスドライバーにつけられたハンドルを回すとベートーベンの交響曲第9番のようなBGMが流れる。ハンドルから手を離し左手を顔の前で掲げる。

 

「……変身」

 

フェニックス・オブ・ザ・ギャラクシー!ギャラクシーフェニックス!

 

 ラビスの周囲に綺羅びやか星が現れ霧がかったようなハーフボディーを生成する。更にその周囲に天球儀を思わせる丸い特殊変換炉――ラビスリアクターが生成され、ハーフボディーがラビスの体を覆うと同時に胸に装着され、ハーフボディーにかかっていた霧のようなものを吹き飛ばした。

 

「ラビス……私の名は、仮面ライダー……ラビス」

 

 名乗りを入れながら瞬間移動のように移動して、右手に持った専用装備――グレートラビスブラスターを振るいザビーを攻撃する。

 

 マトモに防御もできずにザビーは装甲から火花を放ちながら吹き飛ばされる。

 

 たった一撃。たった一撃の斬撃で壁に打ち付けられたザビーは変身解除に追いやられ、ザビーゼクターが少年の手首から離れる。その瞬間、ラビスはグレートラビスブラスターを投げつけ、ザビーゼクターを破壊する。

 

「殲滅完了……本当にこの程度の雑魚どもに、エボルト様は敗北したというの……?」

 

 買い物袋を持って早く帰ろう……そう思って振り返ろうとした時、

 

「おわぁ!? なんだここ!?」

 

 黒いオーロラカーテンが出現し時の列車――デンライナーと桃をモチーフとした仮面ライダー電王・ソードフォームが現れた。電王は腰を打って痛そうにしている。

 

「あんにゃろう、クロスギーツのやつ……っ!! 今度見つけたらぜってぇぶっ倒してやる!!」

 

 どこかで嘲笑っているであろう黒狐に憤慨していた電王は、目の前にラビスがいるのを見つけると駆け寄ってくる。

 

「おっ! お前もここに連れこられたんか?」

 

「……」

 

「お、おい!? 無視するんじゃねぇ!!」

 

 肩を掴まれ勢いよく前後に揺さぶられる。

 

「面倒くさい……」

 

 ラビスは一目見たときから、自分が面倒事に巻き込まれたことを察した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

 アレから心は傷んだけど千束の静止を無視してミラーワールドに戻ってきた。そして、午前2時。いつものようにミラーワールドで野生のミラーモンスター狩りをしていた私は、司から聞いた話に唖然とした。

 

「は……? 電王ニキ(バカ)がこの世界に来てる……?」

 

「うん、そうみたい。さっき本人から聞いたからね」

 

「はぁ……なんでさ」

 

「それが……クロスギーツを追いかけていたらやつの挑発に乗ってしまったらしくてね」

 

 頭が痛くなってきた……。前からスレ内でバカだバカだと言ってきたけど、本当にバカだったとは思いもよらなかった。

 

 そのクロスギーツと言うやつに負けてこの世界に飛ばされただけならまだ許せる。だけど、飛ばされてきた本当の理由が、挑発に乗せられた……なんて私なら恥ずかしくて余裕で死ねる。

 

 これはもう……

 

「ドラゴンライダーキックの刑か? それともドラグクローファイアーの刑か?」

 

「せめて殺さないであげてね?」

 

 私から滲み出る殺意に、司がドン引きしたように後ろに下がる。お前にもやってやろうか!!

 

「はぁ……まぁ、そのうち合流すればいいでしょ。そん時にアンタが他の世界に送りなよ」

 

「はいはい、お姫様の仰せの通りに」

 

「……死にたい?」

 

「ごめん。俺が悪かった」

 

 締まらないなぁ……。

 

 

 

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?
良ければ感想をくれると嬉しいです!
それではまた次回、お会いしましょう!!
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