五等分の花嫁 ~家庭教師の助手~   作:I-Ris

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『このトマトに見えるイチゴ、そしてイチゴに見えるトマトを食べてもらうことで、
美味しい と同時に 素晴らしい と驚いてくれる 


そうやってお客様を楽しませるのが、僕達のやるべきことだよ
来てくれた人に 心理戦を仕掛けてる
そんな揺れ動く感情をきっかけに お客様同士の会話が生まれるんだ
 

だって、ただ一切れのパンとトマトとイチゴを食べただけで500ドルも取られたら
みんな怒るでしょ?勿論、値段なりに美味しい自信はあるんだけどね。



お客様の感情を揺さぶり 何かを感じ取ってほしい
とても身近なものを 全く違うものに変えることで 新しい世界を見て欲しい


そんな願いを実現できれば とても嬉しい』


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今話は、日の出祭のアンコールライブについて自己解釈をしました。
原作13巻に一瞬だけ出てくる単語です。






77

 

 

「有坂。あの白鬼は出さないのか?」

「だってあれ林間学校の伝説になってるじゃん。もう出せないよ。

俺が持ってるから一応予備で準備はしておくけど。」

 

 

夏休みの最中。学校の音楽室でお面の準備をしていた。

面を被るのは俺だけではない。5人全員がつける。

 

「ナギっち!うちこれが良い!」

「視界はどうだい。」

「ちょっと狭いかもー!」

「わかった。加工しておこう。」

 

 

今回はお化け屋敷と違い、フレーバー要素的なお面だ。

視界の確保をして演奏のしやすさを優先する。

メンバーに関しては正体がバレても良い。

 

俺は歌うだけだし恥ずかしいのでちゃんと隠す。簡易的なダンスもするので

動いても外れないようにしっかりと細工を施す。

 

 

「有坂くん。ユニット名どうする?」

「ん?今までの名前で良いんじゃないの?」

「それでも良いけど・・・コレだよ?」

 

「・・・・随分と自虐的な名前を付けたんだね。」

「ふふ。伊達くん考案なんだよ?」

 

「俺達にはぴったりじゃないか!」

「そうそう。意外とうちも気に入ってたりー?」

「ああ。名は体を表す。」

 

 

 

 

 

「仮面付けるんだから、これをつけ足せばいいでしょ。」

「ふふ。そうだね。」

「よし、じゃあ仮面をつけて一度演奏してみよう。」

 

 

本番と同じ状態で一度通し演奏をする。

俺は歌わずに音に問題がないかチェック。

 

 

この間の演奏はほぼ完璧だった。つまり、間違った音を出した場合は、

今、装着している仮面に何かしらの問題がある。それを確認する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演奏の確認を終える。

俺もよく知っている曲なので、音がトチっている場所は素人なりにはわかった。

 

「屋代さん。やっぱやりづらいかい。」

「うーん。ちょっと横の視界がねー。広げられんの?」

「サイドね。了解。一応上下も広げるよ。片倉くんと川村さんは問題なさそうだけど。」

 

「ギターを弾く分には問題ない。手が覚えているからな。」

「私は一応広げて欲しいかな。マイクの位置を見失いそうで。」

「了解。伊達くんは。」

 

「仮面そのものを変えるぞ!こっちの方が格好良さそうだ!」

「伊達くんはビジュアル系だなぁ」

 

加工のリクエストを貰ったので、それに合わせて調整しておこう。

 

 

「有坂くん。じゃあ今度はキミも歌ってね。」

「あい。いつでもいいよ。高音を出せるようにしとかないとね。」

「待った。その前に。有坂。選曲はこの2つで良いと思うか?」

 

2つの曲名をこちらに見せてくる。

イギリス出身のロックバンド。前に言ったとおり、果てしなく有名。

 

 

「良いと思うよ。あの映画の終わりのシーンを意識してるんだろ?」

「そうだ。お前も見たか。」

「うん。1曲目で盛り上げて、2曲目でバシッと決めるんでしょ?流れを見てもピッタリだよ。」

 

「アンコールライブはどうするんだ!」

「アンコールライブ?」

 

なにそれ。知らんぞ。

 

 

 

「日の出祭で評判が良かったバンドは最終日にもう一度演奏できるんだ!」

「へー。」

「一応、選んでおこっか。」

「うちらが次に自信あるあれで良いんじゃない?」

「あれか。ボーカル専門がいるし良いだろう。」

「あれって?」

「コレだ。」

「……うーわ。マジか。」

 

アンコール用の曲名を見せてもらった。

・・・・アメリカのロックバンドのめちゃくちゃ有名な曲。

この4人今までこんなん歌ってたんか。

 

 

 

 

「4人してこんなん歌ってたの?凄いね。」

「正直喉が辛くてな。お前ならやれるんじゃないか。」

「念のために準備しておくよ。曲はもちろん知ってる。」

 

「ふふ。じゃあそっちも1回通そっか?」

「はーい。」

 

 

 

 

 

 

 

「ナギっちいいじゃーん。うちらとは迫力が違うよ。」

「絶対喉潰れるわこれ。ちゃんと訓練しとかないとだ。」

「ふふ。お願いね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「五月、ここが違うね。前提条件が崩れると全て終わってしまう。

基礎の部分をしっかり覚えておこう。」

 

「はい。わかりました。」

 

 

違う日の夏休み。

中野家アパートに来て家庭教師をしていた。

五月の勉強がメイン。統一模試の手応えがあまり良くなかったせいか必死になっている。

最近は5人の中でも五月につきっきりだ。

 

風太郎は受験勉強に打ち込んでいるだろう。

全国3位なんだからもうちょっと楽にして欲しい。

 

しかし上杉軍は勝って兜の緒を締める。常在戦場、常勝無敗。

上杉大先生パネェっす。毘沙門天もこれにはニッコリ。

 

 

「大丈夫でしょうか・・・・?」

「・・・進路かい?」

 

「はい・・・・・分相応ではない願いだったでしょうか・・・」

「・・・・願いとは、いつも分相応ではないものだよ。変なことを気にする必要はない。」

 

「ですが・・・つい、考えてしまうんです。」

 

「考えるなとは言わないさ。たっぷり考えると良い。

悩むのは良い事だ。考えれば考えるだけ、人の脳は発達するはずだ。

使わなければ腐ってしまう。

 

しかし・・・・今は、そんな時間があるなら勉強しよう。折角教師がいるからね。」

 

「はい!」

 

「俺と同じだ。時間があると、つい考えてしまう。

だから、頭の中を別のもので埋めてしまえばいい。授業を始めよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様・・・・」

「三玖、ありがとう。」

 

教師を一度中断し、休憩する。

三玖がジュースを注いでくれた。

 

「五月の勉強はどう・・・?」

「頑張ってるよ。きっと桜咲くさ。」

「ナギくん。ありがとうございます。」

 

「でも、頑張り過ぎも良くない。気分転換も必要。この間の遊園地みたいに。」

 

「そうだねぇ。」

「あれは・・・・確かに、良い効果でした。」

 

2年の3学期末の試験。

みんなだらけていたが、遊園地でリフレッシュした。

時にはアメも必要、というのが良い教師になるためのいろは らしいよ。

 

 

「だから、午後から二人で遊んできて。」

「うん?」

「はい?」

 

・・・・どうしてそんな流れになるんだい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「三玖さん?」

「なに。」

「別にみんなで行けばいいのでは?」

「そうです。折角なら姉妹みんなで。」

 

「今日勉強してるのは五月だけ。私達は別に頑張ってない。

気分転換しなくて大丈夫。それに一花が居なくて仲間はずれ。」

「いやまあそうかもしれないけどねぇ?

でもリフレッシュの効果を上げるためにも、やっぱり大勢で行った方が良いんじゃないかね。」

 

 

「・・・・うちは今お金ない。私もバイト代でお料理の本を買ったから厳しい。」

「そ、それなら私がみんなの分まで出します!」

 

 

「・・・・・・・・・・姉妹同士でお金の貸し借りはしたくない。ケンカの元になる。」

「じゃあ俺が出すから」

「ナギ、うるさい。早く行く。」

「三玖さん?」

 

いや、またこの流れかよ。

 

 

「・・・・・・二乃、四葉、一緒に二人を追い出して。」

「わかったわ!」

「りょーかいしましたー!」

 

「な・・・・キミらいつからそこにいたんだ。」

「お、押さないでくださぁい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「追い出されてしまったね・・・・」

「どうしましょう・・・」

 

五月と二人でアパートから叩き出されてしまった。

どうすりゃいいんだよ。

 

・・・・でも、やることはあるな。

 

「・・・・・・じゃあ。作ろうか。チーズケーキ。」

「あ!良いんですか!」

「うん。材料から買いに行くけど。手伝ってもらおうか。」

「もちろんです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「卵、薄力粉はある・・・それ以外か。」

「生クリームはこれで良いですか?」

 

 

五月とスーパーに買い物に来た。

折角だ。姉妹全員の分を作ろう。

家にある耐熱の型は20cmくらいの大きいものしかない。

 

結局1ホール分作ることになるし。

風太郎達の分も作ってやるか。

 

 

「こ、こんなに必要なんですか。」

「そうだよ。1ホール分だからね。・・・・前に言ったね。もう作らなくていいと。

これが理由だよ。あんなに甘くておいしいケーキだけど。こいつらの塊だからね。」

「・・・・これからはレビューの頻度を落とします・・・」

 

 

クリームチーズ300g、砂糖80g、バター65g。

1ホール分とはいえ、普段料理をやっていればとんでもない量だという事がわかる。

 

炒め物の前に、ブロック状に小さく切り分けられたバターをフライパンにひいたりするが、

あれが大体8g。その8倍。

 

悪魔の味。甘いものにやみつきになるとその身を滅ぼす。体に悪いよコレ。

ご利用は計画的に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、じゃあ手伝ってもらおう。

この中にさっき買ったビスケットを全部入れてくれるかい。」

 

こちらの自宅に帰ってきて、チーズケーキづくりを開始。

中野アパートはオーブンとかないかもしれなかったから。

 

こちらはまずお湯を沸かす。

五月には袋の中にビスケットを入れてもらう。

 

 

「いれました。」

「じゃあこれを全て砕ききってくれるかな。このビスケットがチーズケーキの下地。

この上にクリームを載せて、焼き上げるんだ。」

「市販のビスケットはこのためだったんですね。お任せください。」

 

 

五月にビスケットをクラッシャーしてもらう。

別にそこまで力仕事ではないのでいいだろう。

 

ボウルの中に買ったものをひたすらぶち込んでいって混ぜる。

クリームチーズ、砂糖、生クリーム。冷蔵庫にあった卵と薄力粉。

酸味が欲しければレモン汁も。俺は好きなので結構入れる。

 

 

「そのお湯は何に使うんですか?」

「バターの分離だよ。さっき買ったバターは安物で有塩。塩が入っている。

この塩を取り除く。」

 

付け合わせの飲み物のためにお湯を沸かしたのではない。

 

バターを小さいボウルの中に入れて、ボウルごと湯煎。

ボウル自体の温度を上げていく。すると中のバターが当然溶けて、液状になる。

溶かし切った状態で、冷蔵庫の中に入れて冷やす。

すると。

 

「あれ?これの白いのは・・・」

「そう。これが塩分。溶かしてから冷やすとこのように分かれてしまうんだ。

これが分離だね。今回のチーズケーキのレシピには塩が入っていないので、これはいらない。」

 

液体と化した有塩バターを冷やし、固体に戻す。そうすると塩分が分離する。

 

固まった白いなにがしを取り除く。これが塩。

有塩バターを無塩バターとして使用したい場合はこうしなくちゃいけない。

 

 

取り除いた後にもう一度湯煎してバターを液体に。これをビスケットの下地に投入。

 

「料理って・・・・科学なんですね。」

 

「そう。料理は科学。しかし、芸術でもある。深いよね。

・・・世界のどこかのレストランでは食べられる風船 なんてものもある。

一度行ってみたいよ。」

 

「そんな料理があるんですか・・・・」

 

 

ヘリウムガスを使い膨らませた、砂糖と飴細工の風船。

トマトに見えるイチゴ、イチゴに見えるトマト。

皿はなく、真新しいテーブルクロスを空間一杯に使ったアートのようなデザート。

 

果てには、料理を炙るために火をつける。薪に火を灯し、

その火を使って串に刺さった食材を炙る。

 

 

客は当然、食材をテーブルで炙るための火であると思い込む。

旅館なんかでは、すき焼きや鍋物を作るために小さいロウソクに火をつける。

あれと同じ目的なんだ。そう思い込んでしまう。

 

 

 

しかしコース料理が進み、火が自然と消えた時。

薪の中から、昆布にくるまれた鶏肉が出てくる。

食材を炙るための火は、薪の中に隠れていた食材を調理するためでもあったのだ。

 

 

客の目の前で調理が行われているというのに、

それに気づくことが出来ない。そしてそれを客に気づかせない。

 

そんなサプライズ、遊び心にあふれたレストランがある。

 

 

 

しかしこれは格式高いミシュランの3つ星レストランである。

ガチガチで厳格な雰囲気の店という訳ではないのだ。

3つ星=厳粛という俺のイメージが先行してしまっているかもしれないが。

 

でもこの前の五月が連れて行ってくれたあの店はね。ガチガチだったし。

あの店が星いくつかは知らないが。

 

 

 

 

 

 

「よし。ビスケットありがとう。

これを耐熱皿の下に敷いて・・・その上からクリームを流し込む。これをオーブンで焼くよ。」

「いよいよですね。楽しみです。初めて作りました。」

「よく頑張りました。」

 

 

オーブンに放り込んで焼き上げる。後は待つだけ。

 

 

 

「前はちょっと甘すぎたんだよね。少し砂糖を少なくして、レモン汁を多くしてる。」

「失敗から学ぶ ですね。」

「そうそう。失敗も成功の源さ。決して無駄ではない。」

 

 

 

待ち時間の間、お面の微調整をすることにした。

 

「ナギ君、何をしているのですか?」

「日の出祭の準備。お面を加工しているんだ。」

 

「お面・・・またオバケですか?」

「まあ、似たようなもんかな。楽しみにしててくれ。」

「もう肝試しはイヤです・・・・」

「ははは。大丈夫。今回のは怖くない。」

 

バイト先の工具を借りてある程度加工はしてあるんだが、

まだ顔に付けられる状態ではない。つけた時に人の顔に傷がついてしまわないように、

肌に当たる面を丸く仕上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

チーン

 

オーブンが焼きあがった。緊張の瞬間である。

 

 

「見てみようか。」

「はい・・・・」

 

木製のフライパン置きのような皿を出し、

その上に耐熱皿を置く。うん。良いだろう。

 

「良い感じだ。これを冷まそう。」

「・・・・・・・・・・」

「五月さん?まだ食べれませんよ?」

 

冷蔵庫の中に入れて待つ。

まだちょっと我慢してもらう。

 

「し、しつれいしました。」

「いや。嬉しいよ。そこまで夢中になってくれるなんて。」

 

 

「ナギくんは将来、料理人を目指したりはしないのですか?」

「・・・・昔はちょっと考えたけど、今は良いかな。

小学生の時の将来の夢は、コックだった。

好き嫌いが多くてね。一生好きなもん食って過ごしていきたいと思っていたから。」

「ふふふ。曲がった理由ですね。」

 

「まあ、今でも料理は好きだよ。自分で作ると不思議と美味いんだ。」

「わかります。飯ごう炊さんのカレー、ご飯がちょっと焦げてたけど、

とっても美味しかったんです。」

「そうそう、それと同じこと。あのカレー、上手く行ったんだね。良かった。」

 

 

料理を自分で作るメリットは、味付けや材料を自由自在に動かせること。

好き嫌いが激しい俺には大事なことだ。

 

 

 

 

 

 

「出来上がりでーす。」

「・・・美味しそうですね。」

「いただきますか。」

 

 

チーズケーキを切り分けて、一切れ渡す。

すぐに口に入れた。俺もそれに習う。

・・・・・うん。まだちょっと甘いが、前回よりかなりマシだろう。

 

「美味しいです!」

「それは良かった。もう少し甘さ控えめでもよかったかなと思ったけど。」

「私はこれくらいが好きですよ?」

 

M・A・Yさんのお眼鏡にはかなったので良いか。

自信もっていいらしい。

小さく細かく切り分けて、ブロック状にする。こっちは姉妹用。そっちは上杉家用。

 

「よし。じゃあこれは中野家用ね。持って帰ってみんなで食べてくれ。」

「こんなに貰っていいんですか?」

「俺は一切れ食べれば十分。こっちは風太郎に持っていくよ。

・・・ああ、今は夏だから、痛まないように送っていこう。」

 

 

 

 

自転車を引っ張り出して五月を後ろに乗せる。

チーズケーキはかごの中。保冷材もちゃんといれた。

 

「行くよ。バランスを崩さないようにね。」

「ええ。安全運転でお願いしますね。ナギ君。」

「段差はなるべく避けるよ。」

 

五月がこちらに手を回して密着してきた。

うむ。当然こうなる。別に狙ってはいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五月を中野アパートに送り届けて上杉家へ。

ピンポンを押す。

 

「あれ?ナギさんだ!こんにちわー!」

「おやらいはちゃん。今日もかわいいね。」

「ありがとーございまーす!」

 

 

らいはちゃんが出てきた。そっか。キミも夏休みだもんね。風太郎はいないらしい。

らいはちゃんは中学1年生。特にいつもと違いはないが。

 

 

「これ、どうぞ。」

「これなんですか?」

「・・・夏休みの自由研究かな。早めにめしあがれ。」

「食べ物ですか!いただきます!」

 

「そういや風太郎はどこに行ってるんだい?」

「誰かのお見舞いに病院に行くって言ってました!」

 

病院か。誰だろ。俺に連絡が来ないってことは親戚かな。

でも、らいはちゃんが知らないっぽいから違うか。

 

風太郎の独自の知り合いのようだ。そうかぁ。あいつにもちゃんと友達が出来たか。

ナギお兄ちゃん感激です。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、五月からメールが届いた。

『みんなで食べてます 好評ですよ』

チーズケーキ片手に談笑している一花、二乃、三玖、四葉の写真が添付されていた。

 

 

・・・・折角なので、風太郎にも画像を回した。

爆速で返信が帰ってきた。本文は無し。らいはちゃんの喜んでる画像が添付されていた。

うむ。良い事をしたな。

 

 






話に出てきた元ネタは アリニア という名のアメリカの三ツ星レストランです。
前書きはシェフ、グラント・アケッツ氏の言葉です。

発言をこちらの方で自己流で翻訳し、発言の一部を切り抜いて繋げたものです。
もしかすると翻訳に誤りがあるかもしれません。


アリニアの開店からわずか1年と1カ月で全米最高のレストランとなりました。
ステージ4bの舌ガンを患い、一時的に味覚を失ったにもかかわらず、今も活躍している方です。
長い年月をかけて、ガンは治療され、味覚は復活したようです。

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