五等分の花嫁 ~家庭教師の助手~   作:I-Ris

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自宅で珍しく受験勉強をしていたある日。

夏休みももう少しで終わろうかという所だったが、スマホに1本の電話が入った。

風太郎からだ。

 

 

「凪!聞いたか!」

「なにを。」

「一花が・・・学校を辞めるそうだ。」

「何?・・・聞いていないよ。」

 

風雲は、急を告げる。

 

 

 

あまりに急な知らせだった。

現実感がない。一花が学校を辞める?ここまでやってどうして。

もう1学期の試験を難なくクリアしている。何もなければ充分卒業可能だ。

 

 

「お前にも話していなかったのか・・・・いや、お前だからこそか?」

「風太郎はどうするんだい。」

 

「当然、阻止させてもらう。」

「そう・・・・」

 

「・・・・・・お前も来るだろ?」

「正直なところ、少し迷う。聞きたいことはあるが。」

 

「ク・・・馬鹿な。あいつを止められるのはお前だけだ!」

「一花はちゃんと周りを見て動ける。自分なりに考えた結果だと思うんだけどね。」

 

「・・・・ここまで5人揃ってやってきたんだぞ!今更投げ出させるわけにはいかん!」

「そう。そこは俺も気になる。どうしてこのタイミングなのか。そこが俺も聞きたい。」

 

 

今まで一花は今後に関して、真っ先に俺に相談をしてきた。

今回、俺に相談をしないという事は、俺に関する何かしらの理由があるはず。

 

 

心当たりは当然あの一件。

屋上に一花と五月を呼び出したあれだ。

 

あんなことを宣言した俺が、今更行っていいものかどうか。少しためらいがある。

今まではなんやかんやで友達を続けてはきたんだが。

 

 

 

「一花とは今までいろいろあった。

・・・・ちょっとまだ心の準備が出来てないな。風太郎。とりあえずキミに頼むよ。」

「・・・・わかった。俺は俺でやれることをやる。だがきっと、最後はお前が必要になるぞ。」

 

 

通話は切られた。

 

ちょっと色々考えたい。・・・・無責任なような気もするが。

 

一花の性格はよく知っている。

自分なりにちゃんと考えた上で結論を出しているはずだ。

 

 

 

 

 

とりあえずは友達を続けてきているが・・・・

俺のスタンスは姉妹たちとは恋人関係にはならない。そう喋っている。

 

そんな奴が、人生を左右するかもしれない重要な決断を止めに行く?

・・・・・都合がよすぎる気がしないか?

 

恋人にはならないという事。

それは今後において、人生を共にする気はない そういう事。

 

 

俺は、あの子のなんだというのだ。

・・・・放っておけば良いじゃないか。離れるというのならば。

何を追いかける必要がある。

 

 

ただ・・・・聞きたい。どうして今なのか。

やめるなら2年の終わりでキッパリやめることが出来たはずだ。

俺のあの発言を聞いた直後でもいい。

 

しかし今は3年の1学期が既に終了しているこのタイミング。

頭の中に何か別の心残りでもあったのか。

 

そんな考えに至り、少し自宅で頭を休めることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

風太郎から連絡が来ている。

メールに事情が書いてあった。

 

夏休み明け、9月からの長期ロケ。それを受けることにしたらしい。

そのための自主退学。平日、ほぼ全く出席できなくなるから。

 

今までも一花は仕事で学校を休むことが時々あったものの、

今回のロケを受ければ、もう卒業どころではなくなるとのこと。

 

 

 

しかし、風太郎は自分なりの調査を行い、道を見つけた。

 

休学制度。

 

一時的に期間を決めて学校を休む、この制度を利用していれば、

ある程度の出席日数があればOK。加えて、一定の学力も必要となる。

 

道がないわけではない。

このことを一花に伝えたそうだが・・・・断られたらしい。

女優1本で行く。そう言われたと。

 

それが彼女の決断なら、俺はもう止めない。

が・・・・理由は知りたい。どうしてここまで中途半端に引き延ばした。

腑に落ちない。

 

 

しかし、身勝手な話をした俺が、決断をした彼女に会う勇気もイマイチ無い。

どっちつかず。悶々としながら、日々を過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日の夜。

風太郎に呼び出された。メールが入っている。

『一花を止めに行く お前も来い あの芸能プロダクションだ』

 

・・・・・迷う。

・・・・・本当に俺が行っていいのか?

 

 

 

 

 

 

・・・・・いや。今更か。一花には散々人生相談をされ、それに答えてきた。

 

その時点で俺には結構な責任がある。・・・ここまで来たら、理由だけでも聞かせてもらおう。

今投げ出すのはそれこそ無責任だ。

 

少し考え込んでいたため、遅くなったが、向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織田芸能プロダクションに向かっている。

町中を自転車で駆けていた。

 

町の電光掲示板に・・・一花が映った。どうやら、テレビだったようだ。

自転車を一瞬止める。

 

『忘れられない夏に、してあげる』

 

「中野一花、いいよなー。クールで。」

「知的だよな。計算高くて頭良さそう。」

 

これは・・・CMだ。

 

ペットボトルの炭酸飲料を片手に、視聴者へウインクをしている。

見知らぬ通行人も思わず反応していた。

 

 

 

・・・・あの炭酸飲料、俺もよく飲む。・・・あれこそが、さわやかな刺激。

 

 

スクリーンの彼女は眩しく、いつもよりも輝いて見えた。

あの大学のロケの時と一緒だな。

 

女優が夢 嘘偽りはないだろう。この間言っていたCM。きっとこれの事だ。

ゴールデンタイムの主演CM・・・・・正真正銘の大女優。銀幕の主役。

 

 

 

 

 

少しこちらの決意が揺らいだが・・・・走るのはやめない。またペダルを踏みだした。

 

足を止めたら終わる気がする。何も考えるな。漕いでいけ。

 

 

・・・・進め。もういいだろ。人の心を引っ搔き回して嫌われようが。

前もあった。・・・・何回もな。今に始まったことじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには自分勝手にさせてもらおう。今はそういう気分だ。

キミたちのご機嫌を取るのはもう疲れた。こちらの聞きたいことを聞かせてもらうぞ。

タダでは終わらせない。こちとら途中は無給で家庭教師をしてるんだ。

 

 

そうだ。何が自分勝手だ。これは当然の権利。

俺はこれまで自分の時間を費やし、キミたちに・・・キミに付き合ってきたんだ。

例えキミがどう思っていようが・・・・・何も言わずに消えるな。説明責任がある。

 

 

 

 

 

 

画面越し、間接的に俺に笑いかけるんじゃない。腹が立つ。大女優だと?バカバカしい。

 

俺は・・・・俺は知っているぞ。まとったベールを一枚脱がせれば、

キミの散らかった部屋がいつも目に飛び込んでくる。

授業中、いつも眠たげなキミの顔が思い浮かぶ。

決して忘れられないあの眼が脳裏に蘇る。

 

キミは普通の人間だ。恐れ多い芸能人様なんかではない。

 

クール?知的?・・・・その仮面、俺が剥ぎ取ってやる。

逃がさないぞ。素顔のままに俺と向き合って見せろ。

 

 

でなければ、許さない。俺は今のキミを笑顔で送り出してなどやれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロダクションに到着。

途中からは俺の足もかなりスピードが上がっていたらしい。

想定よりも早く着いた。

 

中を見ると・・・・風太郎と三玖。社長と一花もいる。

ソファに腰かけて話をしているようだ。

 

廊下の陰。ここなら会話が聞ける。

少し盗聴させてもらおう。

 

 

 

 

「・・・・彼女が決めたことだ。僕はそれを尊重する。」

 

「わかった。諦める。」

え?諦めんの?風太郎さん?

 

 

 

先ほどまでキレ気味だったが、今ので俺の力が抜けた。

 

・・・・肩透かしだ。頭がゆだってた俺もすっかり冷静になった。

 

 

 

「・・・・・ビジネスの話をしよう。俺は自作映画を撮ることにした。

・・・・・・主演は家庭教師と生徒。カメラの前で、3時間ぶっ続けで勉強を教える。

監督と家庭教師は俺と凪。生徒は一花。」

「お金は・・・・ここにあります。」

 

「「・・・????」」

 

一花と社長は風太郎の提案を聞いて混乱している。

・・・本当に頭が回るな。そう来たか。

 

 

「フータロー君・・・・どうしてそこまで・・・」

 

「俺はな。・・・イラついてんだよ。勝手に降りんな。

5人揃って、笑顔で卒業。それが出来なきゃ俺もあいつも納得いかねぇんだよ。」

 

 

 

「フータローは、感謝してる。

あの時、二人を教師として雇いなおせたのは、一花の仕事のおかげ。

その恩返しがしたいんだって。」

 

「・・・・それを言うなよ・・・・・」

 

 

上杉先生、ツンデレ全開。二乃かな?

かわいいねぇ相棒は。

 

 

「フータロー君。教えて。そこまで勉強をして、学校に行く意味、理由は?・・・何?」

 

 

「・・・・言ってただろ。青春をエンジョイって。

 

この前・・・・凪やクラスの奴らと海に行った。

俺が今まで不必要だと、切り捨ててきたものだ。

 

・・・だが、あんなことが出来るのは、きっと今しかない。」

 

 

 

「今しかできないことを、お前たちとしたい。

その中には、当然お前もいる。

この金で・・・・凪と、俺に、雇われてくれ。」

 

 

・・・・風太郎。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は充分聞いた。そろそろ俺も出ていくか・・・・

 

「それに、お前の青春はまだ終わってないだろ?まだ告白も失恋もしてねぇ。」

 

「? 一花ちゃん。何の事なんだい?」

 

「な、なんのことかなー・・・・」

 

「凪の事は五月から聞いた。

打ち合わせ中だ。周りの連中にも協力を仰いでいる。どうにかできそうだ。」

 

「ほ、本当!?」

 

「ああ。目途が立った。」

 

「わたしも協力・・・・する。」

 

 

 

? ・・・・・・・・何の話をしている。

最近、五月が何か風太郎に相談しているとは感じていた。

修学旅行の辺りからだ。恐らくは、俺に関することだと思うが。

 

 

 

「だから、帰ってこい。あいつのことは2学期中に片付けることが出来る。」

 

「・・・・・う、うん。わかった。」

 

 

・・・・・残念。これ以上有用な情報はないな。

さあ、ここからは俺の舞台だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼。その封筒を見せてもらうよ。

・・・・・全然お金足りないけど・・・・」

 

「嘘だろ!?それでも多めに入れたのに!?」

 

「うちの看板女優を見くびらないでほしいね。」

 

 

社長が持ってきたお金を確認して呆れていた。

高校生のバイト代だもんな。CM主演を張るような女優を雇うのはまあ無理だろう。

 

しかし、今の俺には必殺の切り札がある。

ちょっとしたハプニングからの出来事だったが、今は感謝だな。

あまり理が通ってないかもしれないが、勢いと怒りで何とかしよう。

 

 

そう。今の俺は、怒れるゲームマスター。場の支配者。

 

 

 

 

 

 

 

「社長。お久しぶりですね。」

 

「有坂くん・・・?なるほど。ついにキミもプロダクションに入る決意を」

 

「んなわけないでしょ。俺も一花を引き止めに来ましたよ。」

 

 

「しかし社長。あなたにはガッカリです。マネージメントどうなってるんですか。

もう少しうまくやれる人だと思っていたのですが。

少なくとも、今回の一件で俺はあなたにプロデュースされたいとは思いません。」

 

 

 

「な、何の話かな。」

 

「長期ロケに決まってるじゃないですか。そんなに大事なロケなんですか?

残り少ない学校生活を投げ捨ててまで受けるものなんですか?

 

青い春もまた、貴重な経験だ。普通は一度逃すと二度と味わえませんよ。

言ってましたよね。向いていない役だろうが、今後の良い経験になると。

それが今の彼女の立場と何が違うんですか。」

 

 

「・・・・私は彼女の意志を尊重している。それだけに過ぎないよ。」

 

「一花がロケを受けて一番得をするのはプロダクションの社長であるあなたでしょう?

その言葉、本心だと信じたいですが、その立場ではちょっと説得力に欠けますね。

 

・・・・高校の3年、夏休みも終わり際、あと半年ですよ?

そこまで来たら高校生活を最後まで満喫させてあげてくださいよ。

親心ってもんがあるでしょ。普通止めるでしょ。

一体何を焦ってるんですか?まだ18歳にしてCMの頭を張れる女優ですよ?

どっしりと構えていれば良いじゃないですか。」

 

 

「ナ、ナギ君。わたしはほんとに」

「一花。キミもキミだ。どうして今なんだ。何故2年の終わりにスパッとやめなかった。

中途半端がすぎる。今ここで投げ出すのは申し訳ないが意味が分からない。

全くもって理解不能。

1学期の期末試験も難なくパスしたというのに。いったい何を考えているのか。」

 

 

 

 

 

「・・・・・先に言っておこう。俺は風太郎ほど優しくはない。

俺はね。今、結構怒っているんだよ?

 

キミたち5人には途中、金もとらずに授業をした。かなりの時間を費やした。

キミたち5人の人生を、今後を、未来を。よりよい物に出来るのであれば。

そう思ってやってきた。

 

・・・別に。キミに限らず、さ。気が変わったのなら良いんだよ。それはそれで。

そう言って、理由さえ教えてくれれば良い。俺もきっと、その選択を祝福したさ。

 

 

 

しかしその5人の内の一人が突然理由も知らされずに蒸発だと?・・・・ふざけんな。

随分と舐めた真似をしてくれるじゃないか?恩を仇で返すとはこのことだ。

 

俺だってご褒美が欲しくて頑張っていた訳じゃない。

無償の愛に見返りを求めてはいけない。それはわかっている。理解はする。

しかしそんな仕打ちをされて俺が黙って首を縦に振るかどうかは別の話だ。

納得なんざ一切していない。する訳がない。

 

 

果たして今までのこの授業は何だったんだ?茶番だったのか?

完全に時間の無駄じゃないか?俺は一体なんでこんな事に時間を浪費していた?

キミの事を信じていた俺は正真正銘のバカだったとでも言いたいのかい?

 

 

・・・・俺はそこで怒らないほど人間が出来ている訳じゃない。

この際、キミが俺の事をどう思っていようが知った事ではない。

俺は今、そこそこキレている。それだけだ。」

 

 

 

「ナ、ナギ…?」

 

「・・・・懐かしい。中学2年の時、こんな感じの荒さだったな。

決して暴力は振るわないが、スイッチが入ると誰にも止められん。」

 

 

それは俺が平山君と中二病をこじらせてたから・・・・おっと。

ちょっと暴走してしまったか?

まあいい。たまにはこれくらいやらせてもらおう。

冷静になったと思ってたんだが、喋り出すと止まらなかったようだ。

 

一度、深呼吸する。

 

 

 

 

 

 

「・・・・ふー。語気が荒くなった。失礼しました。

・・・・・・・織田社長。」

 

「は、はい。」

 

「この間のエキストラのギャラ、まだ貰ってませんよ。その封筒に追加しといてくださいね。」

 

「なんだって・・・あの程度の役、大した額には」

 

 

「高くつく。そう言ったはずですよ。相場は知りませんがね。

しかもあの時は緊急事態。特急料金を追加していただきましょう。

 

・・・ああ。エキストラと言いながらセリフもありました。

これも追加請求です。当初の契約と違いますから。

お見積り、あとで出しておきますからねー?」

 

 

「な・・・・し、しかし、請求ならあのテレビ局に」

 

 

「あの時はあなたに頼まれて俺が引き受けました。

あなたと俺との間で契約が結ばれています。

この時、あなたの雇い主であるテレビ局は関係ありません。

 

必要であればあなたの方から別途テレビ局には追加費用を請求すると良いでしょう。

あのドラマ、視聴率良かったんでしょ?ちょっと追加でおねだりしてくださいよ。

ただし黒字になるとは思わないことです。・・・・というか、ギャラ、もう貰ってるでしょ?

 

今まで俺に連絡もせずに自分のポケットに入れていた罰です。遅延料金追加。

利子も乗せます。きっちり耳をそろえてお支払いいただきましょう。」

 

 

 

 

 

 

「ぐ、ぐぐぐ・・・・・仕方ない・・・・未来の看板俳優の為の投資・・・・」

 

「・・・・ふふふ。社長。一本取られちゃいましたねー?」

 

 

まだ言ってるのかよ。やらねぇってばよ。

 

 

 

 

「良いですね。お願いしましたよ。・・・風太郎。金の面は解決だよ。」

 

「・・・・お前はやはり、敵に回したくないな。これからも頼むぞ。」

 

「何を改まっているんだい。お前のおかげで俺も助かったよ。

考える時間が出来た。自作映画、俺も参加させてもらうからな。」

 

「当然だ。」

 

 

風太郎とハイタッチを交わす。

一応、三玖ともやんわり。

 

「ナギ・・・名軍師だった。かんべー。」

「半兵衛じゃなくて官兵衛ね。ありがと。」

 

 

 

「ナギ君・・・・ごめんね。相談、しなくて。」

「いや。良いよ。相談できない理由があったんでしょ。

一花はその辺、ちゃんと考えて動けるって信頼してる。だから理由も聞かない。

さっきのは正真正銘、俺の本心だけどね。」

 

 

 

「ただ・・・・これからも授業には付き合ってもらうよ。」

「うん・・・お願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間後。

一花の宿泊先であるホテルを訪れ、勉強を教えていた。

結局、長期ロケはやることになった。しかし、一花は自主退学ではなく休学を選んだ。

 

 

「ナギ君。わたしね。決めたんだ。もう諦めないって。」

「何か、心境の変化があったようだね。」

 

「うん。希望がね、見えてきたの。」

「・・・・そう。」

 

 

 

 

希望ね。

結局、今回のこの騒動に至った理由を聞いていないが・・・・まあ、良いか。

風太郎のあの発言を聞けば、俺に関する事なのは間違いない。

 

 

【凪の事は五月からも聞いた。周りの連中にも協力を仰いでいる。どうにかできそうだ。】

【だから、帰ってこい。あいつのことは2学期中に片付けることが出来る。】

 

 

夏休みが終わり、2学期中に何を仕掛けてくるかな。種明かしは無粋だ。

 

そっちがそう来るのならば、楽しませてもらおうか。

 

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